10/29(水)~11/11(火)近畿大学農学部の学生が育てたアグリビジネス実習農作物を大丸京都店にて販売

2014-10-31 09:10

近畿大学農学部(奈良県奈良市)は、アグリビジネス※1実習で生産したサトイモ・サツマイモ(安納芋・紅はるか・金時)を大丸京都店にて、平成26年(2014年)10月29日(水)から販売いたします。また、11月5日(水)には、学生が店頭に立ち、手塩にかけて育てた農産物を販売します。

※1.アグリビジネス:農業に関連する経済活動関連産業の総称

【本件のポイント】
● 近畿大学農学部の学生が、自ら生産したサトイモ・サツマイモを大丸京都店の店頭に立ち販売します。
● 農作物の生産から流通の過程を座学だけでなく、現場で学ぶことで、より専門的・実学的な知識を習得し、アグリビジネス(農業関連産業)のプロを養成します。

【本件の概要】
近畿大学農学部農業生産科学科では、「アグリビジネスマイスター※2」認定制度を開設しており、その一環として3年生を対象に「アグリビジネス実習」を行っています。この実習では、奈良県生駒郡平群町の耕作放棄地を再生した圃場において、農作物の作付けから栽培管理収穫、そして加工や販売までを一貫して学んでいます。アグリビジネス実習で収穫された農作物は、通常、平群町の道の駅・大和路へぐりくまがしステーションで販売されておりますが、今回、(株)大丸松坂屋百貨店大丸より本学に販売の打診があり、大丸京都店にて販売することとなりました。

アグリビジネス実習農作物販売概要

■販売期間:平成26年(2014年)10月29日(水)~11月11日(火)※売り切れ次第終了
        ※学生が販売するのは11月5日(水)の12:00~17:00のみです。
■会  場:大丸京都店 地階 野菜・フルーツ売場
       (京都市下京区四条通高倉西入立売西町79番地、阪急京都線「烏丸」駅から徒歩約1分、
        京都市営地下鉄烏丸線四条駅から徒歩約2分)
■対  象:一般の方
■申込方法:申込不要(数量限定のため、売り切れ次第終了となります。ご了承ください)
■お問合せ:農学部 農業生産科学科 講師 大石卓史

※2 【アグリビジネスマイスター認定制度】
時代の流れとともにアグリビジネス(農業関連産業)の形態も大きく変わってきました。 作物を作って終わりなのではなく、「いかに売れるものを作っていくか」「いかに付加価値を高めていくか」への発想の転換が、農業にも求められてきています。
そんな社会のニーズに応える人材の育成を目的に、近畿大学農学部農業生産科学科は、「アグリビジネスマイスター」認定制度を開設しました。生物現象の知識とともに、農産物の生産から加工、販売までをトータルに学習し、課程修了後にマイスターの称号が近畿大学農学部から認定されます。平成23年度(2011年度)入学生(現在4年生)より認定を開始しており、今年の3年生は第2期生となります。昨年は、28人の学生が認定されています。
ビジネスモデルの構想能力や地域産業とのコーディネート能力を基礎的なところから磨くとともに、農業の6次産業化(農業などの1次産業が生産から加工、販売までを手がけること)の先進事例について学ぶため、農業法人での実習も実施します。現場に足を運び、業務の実際を肌で感じることで、構想企画能力なども養います。

実習圃場での苗植えの様子と収穫されたサツマイモ
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