AMEDに採択の大規模医療VR事業、初のオンラインセミナー開催!本事業に参加したい医療施設の追加募集も開始
〜11月22日(月)第49回日本救急医学会総会・学術集会にて〜
この度、株式会社ジョリーグッド(東京都中央区、代表取締役:上路健介、以下 ジョリーグッド)は、11月22日(月)「第49回日本救急医学会総会・学術集会」にて、学会共催の大規模VR医療セミナーを実施します。また本セミナーの様子は、オンライン配信にてご覧いただけます。
本セミナーは、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)の令和2年度医療研究開発革新基盤創成事業(CiCLE)に採択された「外傷診療におけるVR遠隔臨床学習プラットフォームの構築に関する研究」(以下、本事業)の初の実証報告となります。さらに、3ヵ年の期間内で本事業に参加したい医療施設の追加募集を行います。
■オンラインセミナー概要
テーマ:『経験知を集合知へ!学びを共有するVR遠隔臨床学修プラットフォームの現状と未来』
概要:本事業で制作した外傷治療やECMOカーのVRコンテンツなど、最新VR教育のデモンストレーションを行い、その様子をオンライン配信します。
日時:11月22日(月)17:45〜18:45
受講方法:オンライン受講(Zoomによるウェビナー)第49回日本救急医学会総会・学術集会内
登壇者:座長 横堀將司(日本医科大学大学院 救急医学分野 教授)
増野智彦(日本医科大学大学院 救急医学分野 講師)
久城正紀(日本医科大学千葉北総病院 救命救急センター 助教)
細木 豪(株式会社ジョリーグッド ビジネスプロデュース局 営業戦略部 部長)
<本事業の背景>
コロナ禍の医療教育は、医学生や看護学生、研修医など若手医療人材が臨床実習を行えない状況が続いています。また平時の実習の際でも、緊迫する救急現場では、患者救命優先のため若手医師は患者に近寄ることもできず、複数の医師や看護師がどのようなチーム医療で救命処置をしているのかを詳細に把握することは困難でした。本事業は、全国の医師がいつでもどこでも効率の良いVR臨床実習が可能になることで、日本の外傷診療における医療水準の向上と、外傷死亡の低減にも貢献することが期待されています。
<本事業の概要>
本事業は、3ヵ年10億円をかけた事業で、ジョリーグッドが代表機関となり、各種制度や指針の環境構築の監修に日本医科大学付属病院を始め、日本救急医学会、日本外傷学会、日本外傷診療研究機構の3学会と提携し、全国から専門医など42名をむかえ、「VR遠隔臨床学習プラットフォーム」の完成を目指しています。導入施設は全国を対象としており、高精細360度VR撮影配信機材やVR体験機材を導入しコンテンツの撮影・体験を行い、その運用や導入における課題や倫理指標・運用フローなどを検証、構築しております。本事業による「VR遠隔臨床学習プラットフォーム」構築後、全国の医療教育にVRでの臨床学習を標準化し、全国の外傷診療系の医療機関1,500施設への導入を目指します。
採択事業について(参考:AMEDホームページ) https://www.amed.go.jp/koubo/07/01/0701C_00007.html
AMED「医療研究開発革新基盤創成事業(CiCLE)」についてhttps://www.amed.go.jp/program/list/index07.html
<出展:第49回日本救急医学会総会・学術集会会場内>
出展エリアでは、オペクラウドVR「VRハンズオン」のデモ体験や、セミナーでも紹介する本事業制作のVRコンテンツを体験展示します。
会期:11月21日(日)〜23日(火)
(21日(日):8:30〜17:30/22日(月)9:00〜17:00/23日(火)8:30〜15:00)
会場:ベルサール八重洲2階 ブース番号:Y16
第49回日本救急医学会総会・学術集会HP:https://site2.convention.co.jp/jaam49/
■オペクラウドVR〜VR臨床教育プラットフォーム(https://jollygood.co.jp/opecloud)
オペクラウドVRは、医療施設に高精細360度カメラとサーバーを常設してあらゆる症例を簡単に高精度VR化し、術者目線の技を360度視点で体験学習できるVR臨床教育プラットフォームです。
本サービスは、コロナ重症患者で需要が増した人工心肺ECMOのトレーニングや、臨床実習ツールとして医科大学をはじめとする教育機関や研究センターへの導入の他、医療機器メーカーの安全教育など、全国各地の医療機関で豊富な導入実績を誇っています。
■株式会社ジョリーグッドについて(https://jollygood.co.jp/)
ジョリーグッドは、高精度なVRソリューションと、VR空間のユーザー行動を解析するAIによる医療福祉向けサービスを開発するメディカルテクノロジーカンパニーです。VRやAIなどのテクノロジーにより、医療教育、障害者支援、精神疾患治療など、人の成長や社会復帰を加速し、医療の進化や人の生きがいを支えるサービスを様々な研究機関や企業の皆様と共に展開しています。