ICT(情報通信技術)を活用した「なら近大農法」を用いてメロンといちごの栽培を始めます

2023-09-20 15:00

市民生活協同組合ならコープは、地球環境保全と耕作放棄地の有効活用および地産地消の推進、障がい者雇用および地域雇用の促進などを目的に2022年から農業へ参入し、今夏にはホワイトコーン、じゃがいも、小玉すいか、青肉メロンを出荷しました。

このたび産官学連携事業の一環として、2023年9月から近畿大学農学部農業生産科学科教授(アグリ技術革新研究所兼務)野々村照雄の指導の下、ICT(情報通信技術)を利用した「なら近大農法」を用いてメロンといちごの栽培を行うこととなりました。
「なら近大農法」とは、農作物の栽培に必要な温度調整など管理機能にICTを導入することによって農作業の自動化を実現し、農業初心者でも容易に栽培管理が可能となる農法です。作業の省力化、収穫量の増加、品質の安定化に繋がることが期待され、今回全国の生協ではじめて、なら近大農法(ICT農法)を用いた農作物の持続可能な栽培に取り組むこととなりました。

【市民生活協同組合ならコープ 概要】
理事長 :吉田由香
創立  :1974年7月25日
所在地 :奈良市恋の窪一丁目2番2号
供給高 :343億6,605万円(2023年3月31日時点)
組合員数:279,017人(2023年3月31日時点)

【関連リンク】
農学部 農業生産科学科 教授 野々村照雄(ノノムラテルオ)
https://www.kindai.ac.jp/meikan/162-nonomura-teruo.html

農学部
https://www.kindai.ac.jp/agriculture/

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