アジアの企業として初めての受賞!トイメディカル株式会社が欧州フードテックイベントにて「Foodtech Innovation Awards2025」を受賞
味を変えない減塩「塩分オフセット技術」がヨーロッパの食と健康の未来に新たな可能性を示す
塩分の過剰摂取問題の課題解決に取り組むトイメディカル株式会社(本社:熊本県熊本市、代表取締役社長:竹下英徳)は、2025年5月13日から3日間、スペイン・ビルバオで開催された欧州最大級の食品技術展示会「Food 4 Future - Expo FoodTech 2025」に初出展し、併催の「Foodtech Innovation Awards2025」健康食品部門において、同社独自の塩分オフセット技術やその応用商品が高く評価され、栄えある受賞を果たしました。

今回の受賞したのは、海藻由来の食物繊維であるアルギン酸類を用いた「塩分オフセット」技術。同イベントの参加は今回が初であり、2025年2月に行われた日本でのフードテックビジネスコンテストの最優秀賞受賞にともない副賞として参加が決定しました。

塩分オフセット技術とは?
塩分オフセット技術とは、塩分量を減らさず、アルギン酸類が食事の塩分を吸着し、塩分つまりナトリウムを吸収されにくい形へと変換する技術です。当社はこの技術を応用したサプリメントや調味料などを販売しています。

この塩分オフセット技術は従来の減塩方法の課題である「美味しくない」、「味の調整が難しい」、「カリウム制限がある場合にカリウムによる代替塩が使用できない」点を解決します。

WHOは1日あたりの食塩摂取量を5g未満を目標としていますが、いずれも塩の過剰摂取問題は日本国外でも問題視されています。
今回の展示会の開催地であるスペインでも、国民の平均食塩摂取量は9.4g(※)であり、約70〜75%は、加工食品や外食などの「隠れた塩」から来ています。
ブースに訪れた現地の食品業界の関係者からは、
「この仕組みを用いた減塩方法は見たことがなく、大変興味深い」
「早くスペインでもこの技術を使用した商品を身近に買えるようにしてほしい」
などといったポジティブな意見が多数寄せられ、ブースには連日多くの来場者が訪れました。


今回の展示会出展および受賞をきっかけに、同社では今後、欧州市場を視野に入れた業務提携や製品展開を加速させる予定です。
※:スペイン保健省調査より(2010)
展示会概要

●開催期間:2025年5月13日(火)~5月15日(木)
●会場:スペイン・ビルバオ Bilbao Exhibition Centre Hall2 (Azkue Kalea, 1,48902 Barakaldo, Bizkaia)
●ブース:ジャパンブース内
●公式サイト:https://www.expofoodtech.com/f4f-show/
会社概要

社名:トイメディカル株式会社
代表者:代表取締役社長 竹下 英徳
設立:2013年10月9日
資本金:1億円
本社所在地:〒861-4163熊本県熊本市南区富合町志々水48-1
電話番号:096-342-6477
メール:info@toymedical.jp