ピッチイベント「U-25 kansai pitch contest vol.4」が オンライン配信にて開催! 最優秀賞は中小企業向けエッジAIを手掛ける 若手起業家「フツパー」に決定!
株式会社MJE(本社:大阪市中央区、代表取締役:大知 昌幸)は、関西2府4県の若手起業家を対象としたピッチイベント「U-25 kansai pitch contest vol.4」を開催し、2020年8月17日にオンラインにて配信を行いました。書類選考を通過した起業家8名が登壇し、ベンチャーキャピタルや事業会社の担当者ら審査員の採点により、「株式会社フツパー 大西 洋氏」が最優秀賞に選ばれました。
U25 kansai pitch contest vol.4 入賞者一覧
最優秀賞 : フツパー 大西 洋
優秀賞 : Resolver 副田 渓
伊藤忠商事賞 : マイユニ 江藤 天音
コクヨ賞 : MAKERS LAB 西田 裕哉
りそなグループ賞: CLOTO 立花 慶人
※敬称略
最優秀賞は「株式会社フツパー 大西 洋氏」
株式会社フツパー 代表取締役 大西 洋氏は、製造業向け画像認識エッジAIサービスを展開し、中小製造業のお客様を中心にこれまでハードルが高かったAI導入を身近で手軽なものにしていくことを目指しています。受賞後には、「会社を立ち上げてからというもの地味な作業も多く、チーム3人で必死に頑張ってきたが、外部の方に評価していただいて励みになった。改めてチーム全員でさらにモチベーションを上げて頑張っていきたい」と語りました。
審査員コメント
これまでありそうでなかったサービスで、とても分野がいいと思った。中小製造工場というと関西や中部地方の印象があるが、関西圏に拠点を構え、既にお客さんとキックオフしているところもすばらしい。そして何よりも応援したくなる大西さんの人柄がよく、お客さんの懐に入り込んで良いサービスを創られるのではないかと期待できた。(CyberAgent Capital 北尾 崇氏)
やろうとしている事業は日本の国力につながる事業で、その大きな課題を解決できるポテンシャルがあると思った。この先の10年間で製造業においてもDXは進んでいくと思われるが、そこに対してエッジAIというこれから期待されているテクノロジーを使って解決していこうとするチャレンジ精神が評価できた。ぜひ今後も応援させていただきたい。(KVP 萩谷 聡氏)
株式会社フツパー https://hutzper.com/
登壇起業家一覧※敬称略
植松 風登(ユニビー 代表)
コロナ禍でキャンパスライフを奪われた大学生たちにオンラインで友達づくりやサークル探しができる場を提供するため、SNSアプリ「ユニビー」を開発。就活に革命を起こし、すべての若者が自ら選択できるようにすることを目指している。
江藤 天音(株式会社マイユニ 代表取締役)
高校生のときに自らがトランスジェンダーであると自認。思春期に多くの悩みを抱え、同じ悩みを抱える人を少しでも減らしたいという想いから株式会社マイユニを設立。当事者・非当事者双方向に向けた事業を通して、LGBTQ当事者を含めすべての人が過ごしやすい社会の実現を目指す。
大西 洋(株式会社フツパー 代表取締役)
2020年4月にフツパーを設立、製造業向け画像認識エッジAIサービスを展開中。工場での検品・検査業務の自働化に用いることで、中小製造業のお客様を中心にこれまでハードルが高かったAI導入を身近で手軽なものにしていくことを目指す。
副田 渓(Resolver 代表)
大学院での研究を通して、健康管理アプリ「前立腺ガンResolver(リゾルバー)」を考案。毎日の食事を記録し健康を管理する基本的な機能に加え、前立腺ガンの発見・検査に特化した機能を持つ。前立腺ガンは早期発見、早期治療が重要な病気であり、このアプリによってその手助けを行う。
園山 竜也(aroma’s 共同代表)
ブランド「aroma’s(アロマズ)」は、物語の世界観とアロマの香りで心を豊かにするヘルスケアブランド。アプリでの質問の回答をもとに今の気分に合わせた香りを提案。“楽しさ”や“気軽さ”の中で日常的な心のサポートを行うことができる。
高山 眞太郎(株式会社Suq 代表)
古着に特化したCtoCマーケットプレイス「Suq(スーク)」を考案。利用者が自分の服やコーディネートをクローゼットのようにアプリ内に投稿。その服を欲しい人や自分の服と交換したい人が自由にやり取りして服をシェアできるサービス。
立花 慶人(CLOTO 代表)
チュートリアル学習が終わった駆け出しエンジニアが独自性を保ったまま、共通の目標を持つ仲間たちと出会い、交流しながら共創ができる。プログラミング学習に最適なプラットフォーム「Virtual自習室 CLOTO(クロート)」の提供を目指す。
西田 裕哉(MAKERS LAB 代表)
大学卒業後に新しい形の新卒採用サービス「ABABA(アババ)」を立ち上げる。就職活動の頑張りが報われるようにすることをミッションに掲げ、最終面接で落ちた学生が他社に推薦してもらえるサービスを手掛けている。
U-25 kansai pitch contest vol.4 アーカイブ
イベント総括として、伊藤忠商事株式会社 調査・情報部 関西開発調査室 室長補佐 脊板 道雄氏は「私自身、10年ほど前にベンチャー投資に特化した業務に携わっていたが、10年前と比べて、こんなに若い人たちがベンチャーでの起業を志していることに驚いた。少しでも早く社会に出てビジネスで貢献したいという熱意を実感することができた」とコメント。イークラウド株式会社 代表取締役 波多江 直彦氏は「この中から1社でも2社でも大きくなる企業が出てきて、関西を代表するような会社になってくれば、次の世代に対して大きなエコシステムを創っていける。今後皆様のご活躍を陰ながら見守らせていただきたい。中にはご一緒していく方もいると思いますので、次の未来を一緒に作っていけると嬉しい」とコメントしました。
今後の展開
U-25 kansai pitch contestは規模拡大を続けており、関西でのスタートアップの盛り上がりを感じます。今後は地方自治体やベンチャーキャピタルが実施する支援プログラムや事業と連係して、事業アイディアのブラッシュアップや事業計画の作成サポートといった支援にも力を入れていく予定です。また次回以降はオフラインとオンラインを融合したピッチイベント開催も目指します。(次回vol.5大会は2021年2月開催予定)
株式会社MJEについて
本社所在地: 大阪市中央区久太郎町4-1-3 大阪センタービル6F
代表 : 代表取締役 大知 昌幸
設立 : 2006年12月
URL : https://mjeinc.co.jp/