【界 アンジン】~界で地元の美酒を再発見する「マイクロ酒(シュ)ーリズム」第7弾~「青い目のビール職人に学ぶおこもり工場見学」実施|提供期間:2021年4月1日~7月16日
英国人航海士・三浦按針ゆかりの地、静岡県伊東市の宿「界 アンジン」は、2021年4月1日より、国際的な背景を持つ県内のブルワリー「ベアード・ブルーイング(以下、ベアード社)」の協力のもと「青い目のビール職人に学ぶおこもり工場見学」を実施します。この取り組みはWithコロナ期における旅のあり方として、あえて近距離圏内を訪れ、その地域の良さを知る「マイクロツーリズム」の一環で行っています。全国に展開する界が、各地域の酒蔵やワイナリーと連携し、地酒の良さを伝える「マイクロ酒(シュ)ーリズム」プロジェクトの第7弾となります。
背景
Withコロナ期における旅のあり方として、星野リゾートでは近隣をめぐる小さな旅「マイクロツーリズム」を推進し、さまざまな取り組みを展開しています。その一環として、「界」では「地酒」に注目し、これまで界の各施設では「マイクロ酒ーリズム」と題して、動画を使用した酒蔵学、地酒の飲み比べ、会席料理とのペアリングコースを提案してきました。今回、その第7弾として、界 アンジンも企画を進める中、「伊豆・修善寺でクラフトビール会社を営むアメリカ人のクラフトビールへのこだわりを知ってほしい」そんな声がスタッフから上がりました。青い目のサムライと呼ばれた伊豆にゆかり深いウィリアム・アダムスとも重なって見える、ブライアン氏。彼らの目から見たこの地の魅力に思いを馳せつつ、ビールを味わうプログラムを実施します。
時代と国境を越えて、伊豆を舞台に輝き愛された二人のロマン
16世紀末に日本に漂着した英国人・ウィリアム・アダムス(後の三浦按針)は、徳川家康の命により、伊東の地で日本初の西洋式帆船「サン・ブエナ・ベントゥーラ号」を造船しました。当時、まだ造船技術が発達していない日本で、最適な造船法や土地を模索しながら諦めず挑戦し続けた彼の功績は、今も日本のゆかりのある土地で語り継がれています。
一方、ベアード社の創業者ベアード・ブライアン氏は、20世紀に来日し、まだ認知されていなかったエールビールの本来の楽しみ方を日本に広めた立役者です。ブライアン氏自ら、一人一人にビールの魅力を伝え、夢であった農園型ブルワリーを設立することに成功しました。その背景には、地域の人々にエールビールの良さを理解してもらうための根気強さや情熱が不可欠でした。
界 アンジンの名前の由来となった三浦按針とブライアン氏の二人には、一意専心な姿勢やこの地に掛けた希望等、共通して「侍」を思わせる魂を感じ、今回の企画に至りました。二人のロマンに思いを馳せながら、こだわり貫かれたベアード社のエールビールの製法や味、本来の楽しみ方を知っていただけるプログラムを用意します。
客室で動画を見ながらベアード社の世界に浸る
客室で、スマートフォンやタブレットで専用のQRコードを読み取ると、界 アンジンのスタッフがベアード社を取材、撮影、編集した3種類の動画(インタビュー動画、工場見学動画、ビール3種飲み比べ動画)を見ることができます。
動画1 インタビュー動画
界 アンジンのスタッフが「ブライアン氏から見たビールと伊豆」に焦点を当ててインタビューした動画を視聴できます。ブライアン氏がビールについてまっすぐに答えるその姿から、彼のビールに対する愛の深さを知ることができ、客室に居ながらも自然とベアード社の世界に引き込まれます。彼から見える、伊豆というエリアの魅力についても知ることができ、近すぎて見えていなかった地元のポテンシャルにはっとするような、再発見も隠れています。
動画2 ホールフラワーホップの利き香り体験付き 工場見学動画
「リアルな工場見学」をテーマに制作した動画で、実際にベアード社で実施されていた「ブルワリーツアー」をもとに作成されています。コロナウイルス感染防止のため2020年春から中止している同社のツアーですが、界 アンジンのために特別に動画撮影に協力していただきました。動画の中では、ビールの製造過程だけでなくベアード社がこだわる原材料についても紹介されます。ビール特有の苦みやアロマの由来となるホップを実際に手の平で擦り込み、香りを味わう体験が組み込まれているため、客室に居ながらも臨場感のある工場見学を体験できます。
動画3 ビール3種の飲み比べ動画
「タップルームでブルワーと一緒にビールを味わうひととき」をコンセプトに制作した、ユーモア溢れる動画です。12種類あるベアード社の定番商品より、界 アンジンのテーマ「船旅」にも通ずるIPAや湯上がりにぴったりなヘレスラガー等、温泉旅館での滞在を一層楽しめるビールを3種厳選し、紹介動画を用意しました。いずれのビールも素材本来の味わいやホップのスパイシーでフルーティーな香り等、ベアード社の「万人受けしなくても構わない」というこだわりの風味を堪能できます。各ビールのユニークなネーミングと、ラベルの特徴的なデザインもベアード社のビールを楽しむポイントです。
■飲み比べ動画で紹介されているビール3種
界 アンジンのスタッフとベアード社で、滞在に合うおすすめの3種を共同で選定
・「帝国IPA」
英国の大航海時代に由来する、伝統的な醸造法を基に作られたIPA。
・「修善寺ヘリテッジヘレス」
湯上がりの相性もよい、喉の渇きを潤す飲みやすさが印象的なヘレスラガー。
・「ウィートキングウィット」
オーシャンビューと共に飲みたくなる爽やかでフルーティーなベルギースタイルエール。
ベアード夫妻(ベアード社)より今回の企画についてコメント
「この企画を通じて、江戸時代を生き抜いた三浦按針と令和の現代を生きるブライアンの姿が重なり、時代が移り変わっても、職人魂やサムライ魂といったものは不変であると感じました。革新や変革がいずれ伝統になる。そして本物だけが受け継がれる。いつの時代でも自分の想いを貫き、情熱や魂を吹き込んだものだけが、次の世代に残っていくのだと思います。ベアードビールを通して、職人の情熱や想い、伊豆の自然の素晴らしさを感じ、少しでも豊かな気持ちになっていただけたら幸いです。」
「青い目のビール職人に学ぶおこもり工場見学」概要
内容:動画視聴専用QRコード、利き香り用ホールフラワーホップ、ビール3種
金額:2,750円(サービス料込・税込)/1室につき1組(1~4名分)
受付:当日フロントにて申し込み
時間:15時~22時
<最高水準のコロナ対策宣言>
【1】衛生管理
星野リゾートでは、コロナ対策の一環として、お客様の健康と公衆衛生を考慮し、以下の対応を行っております。
・チェックイン時の検温実施
・通常の客室清掃に加え、ホテル館内のアルカリ電解水による清掃と拭き上げ
・館内各所に除菌用アルコールを設置
・全客室に手指消毒用アルコールを設置
・食事処入店時に全てのお客様へ手指のアルコール消毒を実施
・食器類(お皿、グラス)やカトラリーの高温洗浄(80度以上)、食事用トレイの除菌洗浄
・フロントにパネルやビニルシートなどのパーテーションを設置
・館内での接客業務の際にマスクを着用
・スタッフの健康と衛生面の管理徹底(出社前の検温と記録確認)
・湿度40%以上を保つ加湿器を全客室に設置(星のや東京、沖縄県内の施設を除く)
・レストランにおけるメニューのQRコード化(界ブランド全施設)
【2】3密回避
密閉、密集、密接の3つの「密」を回避する滞在を作るべく、以下の対応を行っております。
・大浴場の混雑度がスマートフォンで分かる3密の見える化および混雑予測サービス実施(一部)
・滞在中、混雑が確認された場所での、入所・入店規制
・半個室での食事処にて夕朝食の提供(界 *一部施設を除く)
・食事処の混雑状況を管理し、入店時間の分散化
・チェックアウトのフロント精算時に、入列規制を適宜実施
・客室でのチェックイン対応(星のや・界)
・パブリックスペースへのCO2(二酸化炭素)濃度測定器の配備
・自然換気、機械換気など、建物の設計にあわせた換気の徹底
関連資料:【星野リゾート】コロナ対策まとめ
星野リゾート 界 アンジン
英国人航海士・三浦按針ゆかりの地、静岡県伊東市に位置する全室オーシャンビューの宿。館内随所に海や船旅をテーマにしたデザインが配されたモダンな空間が特徴です。船の甲板をイメージした湯上がり処「サンブエナデッキ」では海風を感じられます。
静岡県伊東市渚町 5-12/客室数45 室
https://kai-ryokan.jp/anjin/