【OMO7大阪】篠原ともえ氏デザインのユニフォームを採用 ~普遍的なデザインでジェンダーフリー・持続可能性にも配慮~

2022年4月22日に開業する、大阪を楽しみ尽くす都市観光ホテル「OMO7(おもせぶん)大阪 by 星野リゾート」(以下、OMO7大阪)は、先進的な視点でデザイナー・アーティストとして活躍する、篠原ともえ氏がデザインしたユニフォームを採用します。OMOが提供する、街を丸ごと楽しむためのサービスの概念を紐解き、街での新たな発見を表現したユニフォームです。着る人の世代や性別を選ぶことのないよう、パンツスタイルや普遍的な模様であるドット柄と掛け合わせた「ピンドット」のデザインを取り入れました。製作過程においては、サイズ展開を少なくすることで過剰生産を回避するといった持続可能な取り組みにもこだわっています。

背景

新規開業施設であるOMO7大阪では、「大阪を楽しみ尽くす都市観光ホテル」としてのサービスを模索する過程において、これまでOMOのスタッフが着用していたものとは異なるユニフォームの製作プロジェクトを開始。デザイナーを探す中で、先進的な視点でデザイナー・アーティストとして活躍する篠原氏と出会いました。篠原氏のOMOへの理解は深く、街での新しい発見を表すピンドットのデザインには、街を丸ごと楽しむというテーマが楽しく的確に表現されています。親しみやすくもファッショナブルなデザインは、OMOにとって新鮮であり、ユニフォームのデザインを依頼するに至りました。

OMO7大阪で採用したユニフォームのポイント

1 街を丸ごと楽しむサービスを表現したピンドットのデザイン

ホテルから徒歩圏内の「街」を知り、新たな発見や出会いを通して街に溶け込むことをサポートするサービス「Go-KINJO(ごーきんじょ)」を提供するOMO。篠原氏が今回考案したユニフォームには、地図上に訪れたい場所やお気に入りの場所を示す印をイメージしたピンドットがデザインされています。これは、当施設での体験を通して、大阪の街を丸ごと楽しみながら、街の人たちとの出会いや風景、今まで知らなかった大阪の魅力を発見してほしいという思いが込められています。

2 世代や性別を問わない、ジェンダーレスで機能的なスタイル

誠実な印象を持つネイビーを主色とし、ジャケット、シャツ、パンツで構成されたジェンダーレスなユニフォームです。動きやすいゴムのパンツ、可動に適したストレッチ素材のジャケットなど、働くスタッフにとって優しい機能性が考慮されています。また、普遍的な模様であるドット柄と掛け合わせたピンドットのデザインは着る人の世代や性別を選ばず、帽子やバッグといった小物類でスタッフそれぞれの個性を演出することも可能です。さらに、施設の住所が記載された吹き出し型のマグネットバッジ(全3色)はOMO7大阪を象徴するアイコンで、ジャケットだけではなく小物類にも付け替えられます。

3 ユニフォームに込められた持続可能性への配慮

パターン制作にも精通した縫製工場とタッグを組み、働くスタッフの意見を取り入れながら、型出しや素材選びを行いました。長く着回せ、家庭洗濯にも対応できるようメンテナンス性を重視し、スポーツウェアに使用されるような素材を取り入れました。取り扱い・着用の両面で、ユーザーフレンドリーなアイテムに仕上げています。伸縮性の高い素材を使っているため、サイズ展開を男女合わせて4サイズと減らすことができ、過剰生産を回避しました。マーキング(*)では極力残布が出ないような工夫を施し、製作過程においても、持続可能性を配慮しています。
*型を生地に配置する工程を示すファッション用語

篠原氏のコメント「ユニフォームデザインに込めた想い」

今回お話をいただいたのは、コロナ禍で日本中が少し元気を失っている、まさにそんな時でした。初のユニフォームデザインということで不安もありましたが、そんな私の挑戦に真摯に向き合い、そして、最終的にこのデザインを選んでくださいました星野リゾート様へは感謝の気持ちでいっぱいです。デザインのキーとなるピンドットは、OMOが掲げる独自のサービスを可視化したもので、普遍的な模様のドット柄と掛け合わせることで、着用されるスタッフのかたはもちろん、お客様へも安心感を与えられるものになればと願いを込めました。また今回、ユニフォームを通してOMO7大阪のさらなる魅力を発信できればと、グラフィックも制作いたしました。ユニフォームデザイン・グラフィックともに、2020年に立ち上げたデザイン会社「STUDEO(ストゥディオ)」で取り組ませていただけたことも、私にとって大きな意味を持ちました。このユニフォームがOMO7大阪というホテルのインナーモチベーションを上げ、それが確かなサービスとしてお客様へご提供されていくことを期待しています。

デザイナー・アーティスト 篠原ともえ氏

1995年歌手デビュー。文化女子大学(現・文化学園)短期大学部服装学科デザイン専攻卒。映画、ドラマ、舞台など歌手・女優活動を経て、現在はイラストやテキスタイルデザインなどでさまざまな企業ブランドとコラボレーションするほか、衣装デザイナーとしてもアーティストのステージ・ジャケット衣装を多数手がける。2020年、夫であるアートディレクター・池澤樹氏と共にクリエイティブスタジオ「STUDEO」を設立。同年7月に開催した「SHIKAKU -シカクい生地と絵から生まれた服たち-」では、サステナビリティと向き合い廃棄となる余剰の生地を余すことなく使い切る衣装作品などを発表。2021年、日本タンナーズ協会と協働してデザイン・ディレクションを手掛けた革アクセサリーが、世界で最も歴史ある国際的な広告賞であるニューヨークADC賞「The ADC Annual Awards」にて、ファッションカテゴリーにおけるトラディショナル・アクセサリー、イノベーションの2部門でメリット賞を受賞。

OMO7大阪について

当施設は、「ほれてまうわ、なにわ」をコンセプトとし、2022年4月22日に大阪市浪速区に開業するホテルです。大阪の風情を色濃く残す新世界エリアに隣接し、大阪の観光名所からアクセスの良い新今宮駅の目の前に位置する、都市観光に適した立地です。ホテル棟の目の前には約7600平米のガーデンエリア「みやぐりん」が広がり、人々は芝生広場に腰掛けたり、テラス席でくつろいだり、思い思いに過ごす場所として活用できます。その他にも、カフェやレストランが併設されるパブリックエリア「OMOベース」は、宿泊の方に限らず、日帰りの方も利用可能です。

施設名 :OMO7大阪 by 星野リゾート
所在地 :〒556-0003 大阪府大阪市浪速区恵美須西3丁目16-30
延床面積:37,253.18平米
宿泊料金:1泊24,000円~(1室あたり・税込・食事別)
施設構成:地上1~14階
客室、OMOベース(フロント、ライブラリーラウンジ、ショップ、
カフェテリア「OMOカフェ&バル」、レストラン「OMOダイニング」)、
みやぐりん(ガーデンエリア)、湯屋(温浴棟)
客室数 :436室
交通  :新今宮駅(JR・南海電鉄)目の前、
動物園前駅(Osaka Metro御堂筋線・堺筋線)・新今宮駅前駅(阪堺電気軌道)から徒歩3分
開業日 :2022年4月22日
電話  :0570-073-099(OMO予約センター)
URL  :https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/omo7osaka/

「OMO」とは?

「OMO」は星野リゾートが全国に展開する都市観光ホテルブランドです。ブランドコンセプトは「寝るだけでは終わらせない、旅のテンションを上げる都市観光ホテル」。地域と一体となって街を楽しみ尽くす旅を追求しています。全てのOMOで、街歩きをサポートするGo-KINJOサービスを展開。全国各地の11施設から「都市観光」の楽しさを発信していきます。

▼OMOをもっと詳しく知りたいなら▼

https://www.hoshinoresorts.com/brand/omo/

数字でわかる、サービスの幅

施設名のOMOのうしろにある数字は、サービスの幅を表しています。この数字があることで、旅の目的や過ごし方に合わせて最適なホテル選びが可能です。お客様のさまざまなニーズに合わせ、都市観光の旅をOMOがサポートしていきます。


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