ユニバーサルツーリズム対応の宿 南阿蘇で看護師がつくる新たな民泊 「多機能民泊 ことりのめ」オープン迫る!
クラウドファンディング(2023年1月終了)での支援を受け8月半ばに開業予定 連携している福祉タクシーも同時開業見込み
看護師がつくる新たな民泊「多機能民泊 ことりのめ」(所在地:熊本県阿蘇郡高森町)が8月半ばにオープン予定です。この挑戦はリフォームおよび設備導入の資金援助を「Good Morning」サイトを通じたクラウドファンディングで募り、約110万・84人から支援を受けて実現に近づきました。
「Good Morning」クラウドファンディングサイト
https://camp-fire.jp/projects/view/634032
※実施期間:2022年12月23日~2023年1月31日
開発背景
ユニバーサルツーリズムが国の施策やNPO活動などを通して広まる中で、病棟看護師経験者として「お泊まり」に感じた重みから始まった試みです。これまでの様々な学びや経験を宿のホスト側として活かすことで、看護師だからこそできる、新たな形の民泊に挑戦しています。
特徴
*設備環境(ハード面)と人的環境(ソフト面)を備えた「多機能」な宿
バリアフリーやユニバーサルデザインを意識した設備と、総合病院の病棟勤務でキャリアを積んだ看護師がお一人お一人の好みや事情に対応できる意識でつくる、ハード・ソフトの両面を備えた宿です(「多機能民泊」は造語です)。特に入浴設備にこだわりがあり、座位保持が可能であればベッドサイドで移乗して浴槽入浴までそのまま出来る手動式入浴リフトを導入しました。
*福祉タクシーを開業し、周辺観光や地域住民への足にも
客層の多様さをイメージし観光地として魅力溢れる南阿蘇を存分に楽しんでいただくために、福祉タクシーもほぼ同時に開業予定で連携していきます。空港や新幹線駅など主要ポイントへタクシー送迎が可能です。地域(高森町・南阿蘇村)に他に福祉タクシーの営業所は無く、旅行者だけでなく住民の方々の足としての役割も担い、地域のより良い生活、QOLの向上を目指しています。
*制限を設けず、個別性を大切にする宿
病棟看護師として脳卒中や神経難病、高齢者医療やお看取りなどの経験を重ねてきました。事前に確認を行うことで、可能な限り旅をためらう理由を和らげ寄り添うことが目標の一つです。介護のショートステイと異なりご家族と一緒の宿泊が可能であり、旅行目的以外のご利用も歓迎です。
*魅力的な観光地に祖父母が遺してくれた昭和の懐かしさを感じる一軒家
世界最大級のカルデラを保有しジオパーク認定された阿蘇。その南側の広大なカルデラを東西に走る南阿蘇鉄道は熊本地震からの復興を遂げ7月15日に全線開通しました。終点の駅である高森駅から徒歩圏内に遺された一軒家。風呂やトイレは新しい一方で内装には祖父母のものをなるべく使うなど、お部屋は懐かしい昭和の香りを色濃く残しつつリフォームしました。
*理想を描いた宿への挑戦と様々なお楽しみで寛げる宿へ
病院勤務時に同僚の協力で院内コンサートを開きながら描いていた、「お一人お一人にも音楽の力をお届けすること」をこの宿で実現したいと思っています。更に保育士資格取得、ケアマネジャー試験合格、認定心理士や手話の勉強など多様な客層に対応できる宿を目指して様々な挑戦を続けています。また、和装や約3,000冊の本・マンガなど、楽しみながら寛げる宿を目指しています。
さまざまな宿泊ができる、「多機能民泊」のご利用例
・病気や車いすなどの身体的事情に関わらず、リーズナブルで気楽な一人旅
・帰省したお孫さんと3、4世代で一緒に
・病院や施設からの在宅介護に慣れるためのワンクッションに。在宅介護の指導経験でお手伝い
・日常から気分を変えて、介護の色々は宿のサービスに預けて家族の時間をゆったりと
・音楽療法、昭和時代の資料やマンガ読み放題など充実したサービスを楽しみながら
※医療行為の代理は出来ません
クラウドファンディング挑戦について(終了)
クラウドファンディング内で本取り組みへの経緯などを伝えております。
プロジェクト名: バリアフリー重視で阿蘇の一軒家を改築し、
元病棟看護師の経験で様々なひとを迎えたい
URL : https://camp-fire.jp/projects/view/634032
施設概要
商号 : 多機能民泊 ことりのめ
代表者 : 林 由布子
所在地 : 〒869-1602 熊本県阿蘇郡高森町高森1335-8
事業内容 : 住宅宿泊事業
ホームページ: http://kotorinome.html.xdomain.jp/
本件に関するお客様からのお問い合わせ先
多機能民泊 ことりのめ
TEL:070-9075-4545
お問い合せフォーム: kotorinome.minamiaso@gmail.com