精密ノズルメーカー・テクダイヤ、新ブランド「bai」をローンチ。

テクダイヤ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:小山真吾、以下当社)は、2024年11月14日、新ブランド「bai(バイ)」をローンチした。コンセプトは、『常識を捨て、「非常識」に挑む。』。既存技術や製品の枠を超えた製品開発で、市場や顧客の期待に応え、未来の先端技術に欠かせない精密ノズルを提供する。

製品ラインアップ

狭小部塗布専用精密ノズル「bai1」

SUS303材使用。最小外径0.14mm・先端長さ2mmの極細設計で、狭小部への微細塗布に特化した精密ノズル。ノズル内外径差0.04mmの超薄肉加工技術で、高集積化が進む半導体や、カメラモジュールのピンポイント塗布に最適。高粘度材料やフィラー入り材料などにも対応でき、微細塗布を実現。

PTFE精密ノズル「bai2」

テクダイヤから、金属以外の精密ノズルが初登場。その加工精度は、従来業界で困難とされていた公差0.03mmを実現するほど高精度。最小内径0.1mmで、微細塗布を可能にする。PTFEは耐熱性や耐薬品性、撥水性などの特長を持ち、当社の高い加工技術で製造したPTFE精密ノズルは、自動車産業、食品産業、医薬品製造、半導体製造など、幅広い業界で使用可能。

標準スペック以外のカスタマイズ製作や、精密ノズル以外の製作も対応可能。また、製品ラインアップは今後さらに拡充し、新製品を続々リリース予定。

ブランドコンセプト

常識を捨て、「非常識」に挑む。

高度な精密機械加工技術と、高品質な精密ノズルで、業界の常識を覆してきたテクダイヤ。新ブランド「bai」では、従来の技術限界を超えたノズルや、当社初となる樹脂製ノズル、3Dプリンティングなど先端技術を支えるノズルなど、精密機械加工技術の「非常識」に挑む製品開発で、市場や顧客の期待に応える。
ブランド名「bai」は、テクダイヤがグローバル展開するデザインセンターのうち、フィリピン・セブで開発・製造された製品であることから、現地のセブ語(ビサヤ語)で「友情」「友だち」など親しみを込めた意味を持つ。また音感からは、「従来技術限界との別れ」や「より倍の需要と期待に応える」などの意味が込められている。

会社概要

1976年創業。東京都港区に本社、アメリカ・中国・台湾など世界各地に営業所、フィリピン・セブに自社工場を持ち、精密機械加工技術・セラミック応用技術・ダイヤモンド加工技術を活かした電子部品の製造・販売を行う。
主力製品の精密ノズル(ディスペンサーノズル)は、大手スマートフォンメーカーで使用されるなど、世界的な信頼とシェアを獲得。この技術を応用し開発した3Dプリンター用精密ノズル“kaika”は、ホビーユースのみならず、バイオマテリアルプリンティングや自動車産業など産業用3Dプリンティングでも性能を発揮している。
老舗メーカーでありながら「TEAM非常識」という行動指針を掲げ、常識にない発想とチームパワーで世界を驚かせるべく、近年は東南アジア進出や、フィリピン食品を使った食品開発など新規事業にも積極的に挑戦している。

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