学生がレモネードスタンドで募金活動 がんと闘う子供たちに売上金を全額寄付

2017-10-11 15:30

近畿大学(大阪府東大阪市)の学友会連合会と赤十字奉仕団の学生は、平成29年(2017年)10月17日(火)・18日(水)に、がん患者・経験者の支援を目的に、東大阪キャンパスにてレモネードを販売します。売上金は認定NPO法人キャンサーネットジャパンに全額寄付されます。

【本件のポイント】
●学生32人が学内でレモネードを販売し、小児がん支援活動の輪を広げる初めての催し
●小児がん患者および経験者の支援のために売上金を全額寄付
●学生は募金活動を通して社会性を培う

【本件の概要】
近畿大学学友会連合会と赤十字奉仕団の学生が東大阪キャンパスでレモネードを販売し、売上金を小児がん・AYA世代※のがん経験者を啓発・支援・研究推進する認定NPO法人キャンサーネットジャパンに全額寄付します。
「レモネードスタンド」とは、レモネードを販売した売上金で小児がん患者を支援する活動です。アメリカでがんと闘う少女が「病気の子どもたちを助けたい」という思いから自宅の庭でレモネードを販売し、その活動が全米に知られるようになりました。今回は本学学生がこの活動に賛同し、初めて実施されることになりました。
日本での小児がんの治療環境の整備は十分ではなく、治療法や薬の臨床研究は他の病気に比べて遅れている状況です。特にAYA世代※のがん患者は、就学、就職、恋愛、結婚、出産など、高齢のがん患者とは異なる問題があると言われており、がんを克服した後も様々な悩みを抱えています。今回の売上金は小児がん患者の支援のために使用されます。
※AYA世代(Adolescent and young Adultの略。15歳~29歳の世代)

■日  時:平成29年(2017年)10月17日(火)・18日(水)
      両日とも11:00~17:00(雨天決行)
■販売場所:近畿大学東大阪キャンパス 西門前の特設テント
      (大阪府東大阪市小若江3-4-1、近鉄大阪線「長瀬駅」から徒歩約10分)
■内  容:レモネード1杯(200ml)を100円で販売 ※両日とも限定100杯

■赤十字奉仕団
学内外における「献血推進運動」、子どもたちとの交流を図る「児童養護施設・児童福祉施設への訪問」、団内や団体・一般学生向けの「救急法講習の開催」、近大生のマナーアップ向上を目的とする「近大クリーンアッププロジェクトの開催」等を行っています。
その他にも、多岐に渡り幅広い活動を行っています。普通に大学生活を過ごしているだけでは経験することのない出会いや繋がりを大切にし、「関わる人すべての笑顔のために」をモットーに活動を行っています。

■学友会連合会
近畿大学生全員が充実した学生生活をおくれること目標とし、学術文化・体育文化の発展、福利厚生の強化を目的として活動しています。日常の活動として、情報宣伝活動の管理、物品借用、ホームページ運営や学生のためにグラウンド開放、食堂の改善・喫煙マナーの向上など、学生の域に留まらずに、近畿大学全体に関わる様々な問題に取り組んでいます。

■認定NPO法人 キャンサーネットジャパン
がん体験者・家族・遺族・その支援者・医療者と共に、日本のがん医療を変え、がんになっても生きがいのある社会を実現するために支援活動をしている認定NPO法人です。がん患者が本人の意思に基づき、がん治療に臨むことができるよう、患者擁護の立場から、科学的根拠に基づくあらゆる情報発信を行っています。2013年より、レモネードスタンド事務局を開設し、小児がん支援にも力を入れています。

【所在地 】東京都文京区湯島1-10-2 御茶ノ水K&Kビル2F
【理事長 】岩瀬哲 東京大学医科学研究所附属病院緩和医療科 特任講師
【主な活動】(1)がん医療セミナーの開催
      (2)がん体験者スピーカー、乳がん体験者コーディネーター等の養成講座
      (3)レモネードスタンド事務局の運営

「レモネードスタンドジャパン」のロゴ
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