台湾淡江大学と国際建築ワークショップ 国際社会を踏まえた21世紀型リゾートの可能性を探る

近畿大学建築学部(大阪府東大阪市)は、平成30年(2018年)10月26日(金)~11月2日(金)に、学術交流協定校・淡江大学(台湾)の建築学科と連携し、和歌山県白浜町で、国際建築ワークショップ「ポスト・リゾート in 白浜」を開催します。

【本件のポイント】
●台湾の大学生と共同で白浜の活性化を促進
●現地調査や成果報告書作成を組み込んだ、アクティブラーニングの推進
●学生は海外の大学生と交流することで、国際的な感覚や視点を身に付ける

【本件の概要】
近畿大学は、平成27年(2015年)に台湾の淡江大学と学術交流協定を締結し、平成29年(2017年)には、白浜町と包括連携協定を締結しています。
今回のワークショップは、近畿大学建築学部学生11人と台湾の淡江大学建築学科学生17人が、近畿大学水産研究所や近畿大学セミナーハウスのある和歌山県白浜町に約1週間滞在し、白浜町の観光資源を体験しながら、隠された建築的な魅力と特徴をまとめ「白浜未来ガイドマップ」の作成に取り組みます。この取り組みは大学の枠を超えて、地域や海外の大学と連携して、地域社会の魅力発見、可能性提案、課題解決に取り組むフィールド型デザイン教育です。日本において白浜町を含む多くの観光地が、台湾からの観光客誘致に力を入れている現状をふまえ、日本型リゾートと台湾型リゾートが交錯した先に見える新しいリゾートの姿や白浜の未来を考えます。

【スケジュール】
10月26日(金)近畿大学でキックオフ・ディスカッション
10月27日(土)~10月30日(火)白浜での合宿フィールドワーク
10月29日(月)9:00 白浜町長訪問
10月30日(火)~11月1日(木)白浜町公民館で制作
11月1日(木)13:30-15:30 白浜中学校での成果発表
11月2日(金)15:00-18:00 近畿大学で報告会・特別講演会

【キックオフ・ディスカッション】
日 時:平成30年(2018年)10月26日(金)16:00-19:00
場 所:近畿大学東大阪キャンパス アカデミックシアター1階 ラーニングコモンズ
    (大阪府東大阪市小若江3-4-1、近鉄大阪線「長瀬駅」から徒歩約10分)
内 容:趣旨説明、学生発表(近畿大学、淡江大学)、グループに分かれてディスカッション
参加者:プロジェクト学生28人、教員5人

【成果発表】
日 時:平成30年(2018年)11月1日(木)13:30-15:30
場 所:白浜町立白浜中学校・体育館(和歌山県西牟婁郡白浜町大浦2601)
内 容:近畿大学・淡江大学建築学生が体験的に記述した「白浜の魅力」、白浜中学校3年生による
    白浜未来計画のプレゼンテーション。
参加者:プロジェクト学生28人、教員6人、ゲスト建築家2人(森田一弥氏、畑友洋氏)、
    白浜町中学校2・3年生80人、教員5人、白浜町副町長他役場の方々、白浜町民

【ワークショップ報告会&建築家 Chiaju Lin氏特別講演会】
日 時:平成30年(2018年)11月2日(金)15:00-18:00
場 所:近畿大学東大阪キャンパス 33号館3階 第1製図室
    (大阪府東大阪市小若江3-4-1、近鉄大阪線「長瀬駅」から徒歩約10分)
内 容:白浜ワークショップの報告・建築家 Chiaju Lin氏特別講演会
    Chiaju Lin氏:世界的な建築設計事務所「OMA」の台北代表として「台北パフォーミング
           アーツセンター」の現場総指揮を担う建築家
参加者:プロジェクト学生28人、教員5人

【淡江大学】
淡江大学は台湾国内初の私立大学として創立され、淡水、台北、蘭陽、サイバーキャンパスの4つのキャンパスに、8学部、約27,000名の学生を有する総合大学です。高等教育機関として国内屈指の規模と設備を誇っています。雑誌『Cheers』が行った「台湾大企業2,000社が選ぶ学生」ランキングにおいても私立大学で17年連続トップにランクインされています。
近畿大学では、国際学部東アジア専攻中国語コースの学生23人が語学留学をしています。
(平成30年度(2018年度):11人 平成29年度(2017年度):7人 平成28年度(2016年度):5人)

ワークショップ打ち合わせの様子
ワークショップ打ち合わせの様子

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