竹を使ってそうめん&白玉デザート流し 学生企画イベントで、東大阪市指定文化財の旧河澄家をPR
近畿大学(大阪府東大阪市)経営学部キャリア・マネジメント学科教授の峰滝和典(みねたきかずのり)ゼミで、コミュニケーション論を学ぶ学生らが、平成30年(2018年)8月19日(日)、東大阪市指定文化財の旧河澄家PRイベントとして、「竹を使ってそうめん&白玉デザート流し」を開催します。
【本件のポイント】
●旧河澄家で夏を楽しむイベントを行い、日本の伝統文化継承と東大阪の文化財PRに貢献
●東大阪市指定文化財に足を運んで頂き、地元の財産への理解と関心を深めるイベント
●イベントの準備・実施を担当することで、学生は実践的な企画・運営能力を習得する
【本件の概要】
経営学部峰滝ゼミの学生は、東大阪市指定文化財「旧河澄家」の指定管理者である株式会社アスウェルと共に、旧河澄家のPRを平成27年(2015年)度から続けています。
旧河澄家への関心をより深めてもらうため、今回は地域住民の中でも特に子ども達に「旧河澄家」を知ってもらうことを目的とし、夏の風物詩である「流しそうめん」と食後も楽しんでもらうため「白玉デザート流し」を開催します。子ども達と白玉作り、流しそうめんを楽しんだ後、白玉も流してデザートとして楽しむ企画で、日本の伝統文化継承と東大阪の文化財PRに貢献します。
■日 時:平成30年(2018年)8月19日(日)
午前の部 10:00~12:00 午後の部 13:00~15:00
■場 所:旧河澄家(東大阪市指定文化財)
(東大阪市日下町7丁目6番39号、近鉄奈良線「石切駅」または「新石切駅」から、どちらも徒歩約20分)お車でのご来場はお控えください。
■対 象:3歳以上(参加無料、未就学児は保護者同伴)
■定 員:午前、午後ともに各40人
■申込み:平成30年(2018年)8月1日(水)9:30から、下記電話にて受付
旧河澄家 TEL(072)984-1640
■主 催:旧河澄家指定管理者 株式会社アスウェル
■共 催:近畿大学経営学部 峰滝ゼミ
【本件の背景】
経営学部峰滝ゼミの学生は、地元の再認識と文化の発信をコンセプトに旧河澄家指定管理者である株式会社アスウェルと協力し、旧河澄家をPRするプロジェクトに取り組んでいます。旧河澄家PRイベントは、平成27年(2015年)4月から計22回行われており、男女問わず様々な世代の方から好評を得ています。
【旧河澄家について】
旧河澄家は江戸時代の旧家で、明治初期には第19代当主の河澄雄次郎が私財を投じて小学校を設立するなど、地域の発展に貢献しました。住宅は増改築を繰り返しながらも江戸時代初期の様相を残した主屋があり、その西側に数奇屋風書院造りの棲鶴楼(せいかくろう)と呼ばれる奥座敷があります。棲鶴楼は、寛政10年(1798年)に「雨月物語」の作者で知られる上田秋成が訪れた史跡であり、近郷文人たちの文芸サロンとなっていました。
【参加学生のコメント】
経営学部 商学科 3年生 平山奈央さん
私たちは東大阪市指定文化財「旧河澄家」を盛り上げる活動を行っています。今年度のコンセプトは「旧河澄家×きんだい(近大と近代)」、テーマは「SNSを利用して旧河澄家を発信する」とし、これまでの活動とは違う観点での企画を考えるべく、旧河澄家を「非日常空間」と定義しました。
今年もたくさんの方に「非日常空間」を楽しんでいただけるような活動を行っていきます。
【関連リンク】
経営学部キャリア・マネジメント学科 教授 峰滝 和典(ミネタキ カズノリ)
https://www.kindai.ac.jp/meikan/105-minetaki-kazunori.html