KPMGコンサルティング、湘南ベルマーレファンの観戦体験向上及び チームのデジタル化促進の取組みを実施

KPMGコンサルティング株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長兼CEO: 宮原 正弘、以下、KPMGコンサルティング)は、実証実験や体験イベントを通して湘南ベルマーレファンの観戦体験やデジタルリテラシーの向上、及びチームのデジタル化促進を図るための取組みを企画・実施します。

昨今の新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、ファンとチームとのオンラインでの繋がりはスポーツチームにとって今後より重要になると考えられ、実際にコロナ禍の中、様々なスポーツチームや選手がオンライン上でファンと交流を持つ機会やイベントを実施しています。また、ファンとのコミュニケーションがオフラインからオンラインへの移行が増加することにより、ファンの購買行動やイベント参加履歴がデータとして蓄積・可視化され、ファン一人ひとりに合ったマーケティングを実施することが可能となり、データ活用の観点からもスポーツチームにとってデジタル化の促進は喫緊の課題です。

KPMGコンサルティングは、日本プロサッカーリーグに加盟するJ1プロサッカークラブ「湘南ベルマーレ」(所在地:神奈川県平塚市、代表取締役会長:眞壁 潔、代表取締役社長:水谷 尚人)と2020年1月にオフィシャルクラブパートナー契約を締結し、「デジタルイノベーションパートナー」としてデジタル変革の戦略策定から施策推進までを支援しています。この度、その一環としてスマートフォンからスタジアムグルメを事前に注文・決済可能な飲食モバイルオーダーシステム「売り子ール」の実証実験の実施、また明治安田生命J1リーグホーム最終戦である2020年12月16日(水)に「KPMGコンサルティング スペシャルデー」と題して、試合観戦前に最新のテクノロジーを体験できる取組みを実施します。実証実験や本イベントでの体験を通じて、ファンの観戦体験やデジタルリテラシーの向上、及びチームのデジタル化を促進していきます。さらに、本イベントや体験への参加者データをファンクラブのデータと連携し、取得・分析を行い参加者の見える化を図り、湘南ベルマーレの潜在ファンの裾野拡大、今後のイベント実施におけるターゲティングの適正化などに活用する予定です。

実施予定の実証実験

>飲食モバイルオーダーシステム「売り子ール」実証実験
試合前のスタジアムグルメでの行列緩和やコロナ禍における接触機会の低減を目的としてスタジアム向けIoTソリューションを展開する株式会社ウフルが開発した飲食モバイルオーダーシステム「売り子ール」を導入し、スマートフォンからスタジアムグルメを事前に注文・決済可能なテイクアウトサービスの実証実験を行います。本システムの特徴としてアプリインストールやユーザー登録が不要のためユーザビリティが非常に高く、注文から決済までを非接触で完結することが可能です。今回の実証実験により、サービスのさらなる利便性の向上・高度化を図るとともに、今後は、ファンの飲食履歴を分析し、ファン一人ひとりの行動に応じた「One to Oneサービス」への活用を目指します。
実証実験は、2020年12月6日(日)明治安田生命J1リーグ第31節 ガンバ大阪戦と、2020年12月16日(水)明治安田生命J1リーグ第33節 大分トリニータ戦で予定しています。

>ドローン操作体験の実施
ドローンの操縦体験を通し湘南ベルマーレファンのデジタルリテラシーを向上するとともに、観戦経験が少ないファンの来場を促進し、ファン・エンゲージメントの向上を目指します。参加者は最新のドローンを実際に操縦し、スタジアム内にて自身の空撮写真を撮影可能です。本体験は、2020年12月6日(日)明治安田生命J1リーグ第31節 ガンバ大阪戦にて実施予定です。

「KPMGコンサルティング スペシャルデー」実施予定の取組み

>親子によるeスポーツ体験
KPMGコンサルティング監修のもと、湘南ベルマーレはeスポーツの健全性向上やゲームを通した成長を実現するための手引き書を作成しました。本手引き書では、子供がゲームを遊ぶ際の家庭内におけるルールの作成を湘南ベルマーレ「“eスポーツ”のたのしめてるか。」として推奨しています。子供と一緒に会話をしながらルールを考えることで、親子の絆を深めると共に、子供の思考力といった学びに繋がると考えています。eスポーツ体験ブースでは、湘南ベルマーレ「“eスポーツ”のたのしめてるか。」の理解を深め、家庭内で実践するための同手引き書の体験コーナー(要事前申し込み)や親子で一緒に楽しめるゲームの体験コーナーを用意します。

>ロボット操縦によるサッカー体験
湘南ベルマーレのホームタウン企業であるロボットゆうえんち(株式会社MANOI企画)の協力の下、子供でも操作可能なロボットを操縦し、ロボットによるサッカーゲームの体験ができます。

>案内ロボットの設置
日本サード・パーティ株式会社の協力の下、音声認識やタブレット操作によりファンとの会話ができるロボット「NAO」が、スタジアム内の施設や開催イベントを案内します。大きさ約60cmで親しみやすい見た目が特徴の小型ロボットで、会話やダンスパフォーマンスなどが可能なほか、プログラミングツールとして教育の場など様々な分野で活躍しているロボットです。

>VRによるキーパー体験
株式会社ププルインターナショナル提供によるVR機器を活用し、ヘッドセットを装着・専用のコントローラーを操作し、キーパー目線でシュートを止める体験ができます。選手と同じ目線、空間を疑似体験することで、ファンのエンゲージメントを高めます。

今後は、湘南ベルマーレにおけるデータ活用によるファン一人ひとりに合ったマーケティング活動の実施・高度化のために、来場・飲食・イベント・ファンクラブなどのデータ収集・分析及びデータ統合の基盤構築を予定しています。KPMGコンサルティングは、湘南ベルマーレのファン・エンゲージメントの向上、潜在ファンの取り込みに向け、イノベーションパートナーとして、湘南ベルマーレのさらなるデジタル化を支援していきます。

KPMGコンサルティングについて

KPMGコンサルティングは、KPMGインターナショナルのメンバーファームとして、ビジネストランスフォーメーション(事業変革)、テクノロジー、リスク&コンプライアンスの3分野でサービスを提供するコンサルティングファームです。戦略、BPR、人事・組織、PMO、アウトソーシング、ガバナンス・リスク・コンプライアンス、ITなどの専門知識と豊富な経験を持つコンサルタントが在籍し、金融、保険、製造、自動車、製薬・ヘルスケア、エネルギー、情報通信・メディア、サービス、パブリックセクター等のインダストリーに対し、幅広いコンサルティングサービスを提供しています。

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