2019年ウィンブルドンジュニア男子シングルス優勝 プロテニスプレーヤー望月慎太郎との用具使用契約を締結 ラケット「EZONE」、ストリング「POLYTOUR STRIKE」を使用開始

2021-12-15 17:00
望月慎太郎選手

ヨネックス株式会社(代表取締役社長:林田草樹)は、2019年ウィンブルドンジュニア男子シングルスで優勝を果たしたプロテニスプレーヤーの望月慎太郎との用具使用契約を締結いたしました。ラケットは「EZONE」、ストリングは「POLYTOUR STRIKE」の使用を開始いたします。

契約内容は当社テニスラケットをはじめとするテニス用品の使用、製品に対する開発面でのアドバイス、宣伝・販促活動への協力などです。選手の要望に対して国内自社工場の高い技術で応えられることや、遠征中のサポート体制にも評価を得て、この度の契約に至りました。

望月は3歳でテニスを始め、12歳の時に有望な若手選手を支援する「盛田正明テニス・ファンド」の奨学生となり、米フロリダ州のIMGアカデミーで腕を磨きました。

2019年のウィンブルドンジュニア男子シングルスでは、日本人男子として初優勝の快挙を成し遂げ、日本人男子初のジュニア世界ランキング1位に輝きました。この度、「盛田正明テニス・ファンド」の門下生としては錦織圭、西岡良仁らに続くプロテニスプレーヤーとなり、今後の活躍が期待されます。

弊社は望月の要望から、世界で戦っていくための“振り抜き”と“パワー”を両立するラケットを追求し、数十種類もの試作で試打を重ねました。こうして作り上げたラケットは、望月が得意なバックハンドではさらにショットが伸びる、相手の意表を突くパワーをプラスし、サーブの威力も向上。望月から「目指すプレースタイルに合ったラケット」と満足いただいています。

弊社といたしましては、今後もトップ選手の要望に応える製品の開発に努め、契約選手への全面的なバックアップを行ってまいります。

プロフィール 

契約内容

使用ラケット・ストリング 

ヨネックス株式会社 代表取締役社長 林田草樹 コメント

望月選手がプロとして選手人生を新たに歩み始めるこの時に、弊社ラケット、ストリングと共にスタートを切っていただけることを大変嬉しく思っております。望月選手は、数々の日本人男子初の記録を作ってきた選手です。これからますます活躍し、日本だけでなく世界のテニス界をリードしてくれると思いますし、私も本当に期待をしております。

私どもはおかげさまで今年2021年で創業75周年を迎えました。経営理念「独創の技術と最高の製品で世界に貢献する」のもと、感動していただけるものづくりに邁進し、トップを目指す選手たちをサポートしていきたいと考えます。そして、望月選手のプレーの進化に応えられる製品作りに取り組み、共に世界に挑戦して行きたいと思います。

公益財団法人盛田正明テニス・ファンド 盛田会長 コメント

望月選手と初めての出会いは、盛田ファンドの採用選考会にやってきた小学校5年生の時で、満場一致で採用が決まりました。盛田ファンドの選手として毎年大変厳しい目標が与えられ、それを6年間達成し続け、見事今回卒業となりました。プロになるまで所属できたのは、錦織圭、福田創楽、西岡良仁、そして中川直樹に続いて5人目です。

日頃はとてもシャイですが、大舞台に強く、見る人を楽しませたいという度胸やエンターテイナー気質を備えているところなど、プロとして魅力にあふれる選手です。プロになったここからが重要です。望月選手が世界の頂点に向かって挑戦していくのを本当に楽しみにしています。

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