【界 霧島】~職人、生産者と行うご当地文化体験「手業(てわざ)のひととき」・冬~「杜氏から教わる本格焼酎と醸造蔵見学」開催|期間:2022年2月3日~3月24日
桜島を見渡す壮大な自然に包まれた温泉旅館「界 霧島」では、2022年2月3日から3月24日までの間、「杜氏から教わる本格焼酎と醸造蔵見学」を開催します。宿泊初日、界 霧島で「本格焼酎の飲みくらべ」を行い、翌日の見学への期待を高めます。翌日、「有限会社 中村酒造場」の杜氏を務める中村 慎弥(なかむら しんや)氏から、手仕事で行われる焼酎づくりの工程や仕込みの方法を伺います。鹿児島県でも数少ない石造りの焼酎蔵で行われる焼酎づくりを見学した後は、蔵人のみがたのしめる「贅沢な前割り」という飲み方で本格焼酎の奥深さを感じます。
「手業のひととき」とは
「手業のひととき」とは、地域の文化を継承する職人や作家、生産者の方々に出会い、宿泊者がその希少な技を間近で見たり、舞台裏を知ったりできるご当地文化体験です。「界」では、ブランド発足十年来、「その地域、その季節ならではのおもてなし」を提供しています。地域の文化を継承する職人や作家、生産者の方々から文化のルーツを詳しく学び、丁寧な手業を間近で見学させていただく機会が多く、その度に発見があり、その地域に一層愛着を感じるという経験を重ねてきました。その経験を元に、宿泊者にもぜひ、地域の文化を継承する職人や作家、生産者とその手業に触れ、より深く地域の魅力を感じて欲しいという思いで「手業のひととき」を春夏秋冬、各季節 4 施設ずつ実施しています。
詳細URL:https://www.hoshinoresorts.com/sp/tewaza/
「手業のひととき」を担当する「有限会社 中村酒造場」について
鹿児島県霧島市にて1888年創業。県内に130軒以上ある焼酎蔵の中でも3軒のみの石造り蔵の1つで、純手造で全銘柄を仕込んでいる焼酎蔵。昔ながらの「人の手」「人の技」に重きを置き、焼酎醸造を行っています。
「有限会社 中村酒造場」杜氏 中村 慎弥(しんや)氏
<プロフィール>
鹿児島県焼酎酒蔵の家に生まれる。東京農業大学醸造科学科卒業後、2008年から2年間、山形県酒田市にある東北銘醸株式会社にて酒造りで最も大事とされる麹づくりを学ぶ。その後、2010年から2年間大阪にて酒販流通として働く。2012年以降、「有限会社 中村酒造場」の六代目杜氏として焼酎造りに励む。
<コメント>
皆様は「焼酎」という言葉からどのようなお酒を連想されるでしょうか。九州の地酒、強いお酒、という印象が多いかと思います。しかし実際は、自然豊かな農業が背景にあり、「醸造」また「蒸留」という2つの手業が重なり合うことで生まれる世界でも稀有なお酒であることを体感していただけたらと思います。
体験1 中村酒造場にて本格焼酎の作られる過程を知る
鹿児島県でも数少ない石造りの焼酎蔵で行われる焼酎づくりには、洗米、米蒸、製麴(せいぎく)、一次もろみ、二次もろみ、蒸留、熟成など様々な工程があります。中村酒造場では、それらすべての工程において機械を一切使わず、手仕事で行います。中村氏から焼酎造りのこだわりを聞きながら、丁寧に作られていく過程を知ることができる体験です。
体験2 蔵人が普段味わっている「贅沢な前割り」を味わう
鹿児島県では、焼酎たのしむ方法のひとつとして、あらかじめ好みの濃度に割り水をしておく「前割り」があります。焼酎と水を合わせ、数日間寝かせることで、焼酎と水がなじみ、割りたての焼酎と比べて味がまろやかな甘みのある味わいをたのしむことができる飲み方です。今回特別に、中村酒造場で焼酎をつくる過程で使用する霧島連峰の伏流水を汲み上げた地下水を「割り水」として使用した「前割り」を味わいます。中村氏は普段からこの伏流水を汲み上げた地下水とその水で作られた焼酎との「贅沢な前割り」をたのしんでおり、蔵人のみぞ知る味わいを体験できます。
体験3 翌日への期待を高める「本格焼酎の飲みくらべ」
宿泊初日に「本格焼酎の飲みくらべ」を行います。中村酒造場の本格焼酎3種を味わいながら、中村氏が解説する動画をスマホで視聴します。味わう3種はソーダ割り、水割りなどそれぞれに対して中村氏がすすめる割り材と配合で提供。まろやかさや爽やかさなど味の違いを感じ、翌日の「杜氏から教わる本格焼酎と醸造蔵見学」への期待値を高めます。
モデルスケジュール
<1日目>
15:00 チェックイン
16:00 客室で「本格焼酎の飲みくらべ」体験
18:00 夕食
<2日目>
13:00 手業のひととき「杜氏から教わる本格焼酎と醸造蔵見学」
14:30 終了
「杜氏から教わる本格焼酎と醸造蔵見学」概要
■日程:2022年2月3、8、9、15、17、24日、3月1、2、3、9、10、16、17、23、24日の全15回
■時間:宿泊翌日13:00~14:30
■場所:「有限会社 中村酒造場」(現地集合解散)
■料金:1名4,000円(税込、宿泊費別)
■定員:1日1名~5名
■受付:公式サイトにて7日前まで受付
「界」とは
「界」は星野リゾートが全国に展開する温泉旅館ブランドです。「王道なのに、あたらしい。」をテーマに、季節の移ろいや和の趣、伝統を生かしながら現代のニーズに合わせたおもてなしを追求しています。また、その地域の伝統文化や工芸を体験する「ご当地楽(とうちがく)」や、地域の文化に触れる客室「ご当地部屋」が特徴です。現在、全国各地に展開しており、2021年7月に18施設目となる「界 別府」が大分県・別府温泉に開業しました。
URL:https://hoshinoresorts.com/ja/brands/kai/
<最高水準のコロナ対策宣言>
【1】衛生管理
星野リゾートでは、コロナ対策の一環として、お客様の健康と公衆衛生を考慮し、以下の対応を行っております。
・チェックイン時の検温実施
・通常の客室清掃に加え、ホテル館内のアルカリ電解水による清掃と拭き上げ
・館内各所に除菌用アルコールを設置
・全客室に手指消毒用アルコールを設置
・食事処入店時に全てのお客様へ手指のアルコール消毒を実施
・食器類(お皿、グラス)やカトラリーの高温洗浄(80度以上)、食事用トレイの除菌洗浄
・フロントにパネルやビニルシートなどのパーテーションを設置
・館内での接客業務の際にマスクを着用
・スタッフの健康と衛生面の管理徹底(出社前の検温と記録確認)
・湿度40%以上を保つ加湿器を全客室に設置(星のや東京、沖縄県内の施設を除く)
・レストランにおけるメニューのQRコード化(界ブランド全施設)
【2】3密回避
密閉、密集、密接の3つの「密」を回避する滞在を作るべく、以下の対応を行っております。
・大浴場の混雑度がスマートフォンで分かる3密の見える化および混雑予測サービス実施(一部)
・滞在中、混雑が確認された場所での、入所・入店規制
・半個室での食事処にて夕朝食の提供(界 *一部施設を除く)
・食事処の混雑状況を管理し、入店時間の分散化
・チェックアウトのフロント精算時に、入列規制を適宜実施
・客室でのチェックイン対応(星のや・界)
・パブリックスペースへのCO2(二酸化炭素)濃度測定器の配備
・自然換気、機械換気など、建物の設計にあわせた換気の徹底
関連資料:【星野リゾート】コロナ対策まとめ
界 霧島(鹿児島県・霧島温泉)
神話が息づく高千穂峰の中腹に建ち、全ての客室から桜島を見下ろす開放的なビューが広がります。スロープカーで下りた草原には湯浴み小屋が佇み、霧島高原を見晴らす景観を眺めながら、心身ともに開放される温泉旅館です。
〒899-4201鹿児島県霧島市霧島田口字霧島山2583-21/客室数 全49室
https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/kaikirishima/