「BIOSTYLE経営」の推進に向け、 当社初となるグリーンローンによる資金調達を行います

 京阪ホールディングス株式会社(本社:大阪市中央区、社長:石丸昌宏、以下「当社」)は、環境の持続可能性に貢献する事業の資金調達手段として、三井住友信託銀行株式会社(本社:東京都千代田区、社長:大山一也)とシンジケーション方式による当社初の「グリーンローン」の融資契約を組成いたしましたのでお知らせいたします。
 当社グループは、グリーンローンによる資金調達を通じ、長期経営戦略で掲げる「BIOSTYLE経営」を推進し、将来にわたって持続的に成長する企業グループとしての基盤を築くことを目指します。
 「BIOSTYLE(ビオスタイル)」とは、“京阪版SDGs”として「人々の暮らしの価値を高めると同時に、社会課題解決に資する商品・サービス・事業」を創出する当社グループの取り組みです。当社グループでは、これを深化させ、経営や事業活動の軸に据え、社会的価値と経済的価値を両輪で創造していく経営を「BIOSTYLE経営」として掲げております。

  1. シンジケートローンの概要
シンジケートローンの概要
  1. フレームワークの策定および外部評価(セカンドオピニオン)の取得
    本件取り組みにあたり、ローン・マーケット・アソシエーション(LMA)等が定めるグリーンローン原則等に基づき、①調達資金の使途、②プロジェクトの評価と選定のプロセス、③調達資金の管理、④レポーティング等の方針を記載したサステナビリティファイナンス・フレームワークを策定しています。また、本フレームワークについて、株式会社格付投資情報センター(R&I)より、グリーンローン原則等の原則との適合性に対する外部評価(セカンドオピニオン)を取得しています。

■サステナビリティファイナンス・フレームワーク
(URL:https://www.keihan-holdings.co.jp/ir/library/sustainability-bond/bond02/framework2023.pdf)
■グリーンローン原則等の原則との適合性に対する外部評価
(URL:https://www.keihan-holdings.co.jp/ir/library/sustainability-bond/bond02/second_opinion2023.pdf)

  1. 調達資金の使途
    本グリーンローンにて調達した資金は、以下のプロジェクトに充当する予定です。

■ステーションヒル枚方(枚方市駅周辺地区第一種市街地再開発事業)

ステーションヒル枚方

 当社グループは枚方市駅周辺地区第一種市街地再開発事業に参画しており、2024年5月31日に、区分所有する第 3 工区において、駅と一体となる大型商業施設、オフィス、ホテル、賃貸タワーレジデンス、行政等の機能を備えた複合施設「ステーションヒル枚方」が竣工を迎えました。オフィス・住宅は6月から入居開始しており、カンデオホテルズ大阪枚方は6月30日(日)に開業します。また、商業エリアは9月上旬に開業を予定しています。
 なお、当該施設においては、DBJ Green Building認証(※)を取得予定です。持続可能な社会の実現へ向けて、魅力的なまちの核となる拠点を形成していきます。
※「DBJ Green Building認証」とは、日本政策投資銀行による、「環境・社会への配慮」がなされた不動産とその不動産を所有・運営する事業者を支援する取り組みとして2011年に創設された認証制度です。

■SDGsを実現するライフスタイルを提案する 京阪グループの「BIOSTYLE PROJECT」について

健康的で美しく、クオリティの高い生活を実現しながら、SDGsの達成にも貢献していく。京阪グループでは、そんな循環型社会に寄与するライフスタイルを「BIOSTYLE(ビオスタイル)」として展開し、お客さまにご提案しています。
規制や我慢だけから生まれる活動ではなく、“人にも地球にもいいものごとを、毎日の生活の中に、楽しく、無理なく、取り入れていくことができる明るい循環型社会の実現”に貢献するため、京阪グループにできうる様々な活動を推進していきます。
▶ 「BIOSTYLE PROJECT」について詳しくはこちら
https://www.keihan-holdings.co.jp/business/biostyle/

                                       以 上

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