全国各地の灯台をロマンスの聖地として、新たに10カ所認定 『恋する灯台プロジェクト』2017年6月1日始動 恋するふたりよ、今年も灯台のもとに集え!
一般社団法人日本ロマンチスト協会(本部:長崎県雲仙市愛野町)は、全国各地の団体と協働し海へのムーブメントをつくりだす日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として、昨年に引き続き『恋する灯台プロジェクト』を2017年6月1日から実施します。「恋する灯台プロジェクト」とは、灯台を「ふたりの未来を見つめる場所」として、灯台をロマンスの聖地として再価値化するプロジェクトで、地域の観光資源としての灯台の価値を見直し、灯台に訪れる老若男女が増えることで海への関心を高めていくことを目的とします。
未来を照らす灯台が、ふたりの道標になる。
どこまでも広がる青い空と海に、気高く存在し続ける白亜の塔。
晴れの日も、荒れ狂う嵐の日も、大海原を照らし続けてきた灯台の光は、人生の道標のようであり、未来に進む勇気を与えてくれるような気がする。
恋に悩み、夢に迷ったとき、灯台に行こう。愛し合うふたりが、未来を誓い合うとき、灯台に行こう。そんな、夢見るチカラ、恋するチカラを与えてくれる灯台を、恋する灯台と呼んでみる。
プロジェクト概要
埋もれていた「灯台」の文化や歴史的価値を可視化し、各地域の強力な観光資源とするために、灯台を『恋する灯台』というロマンスの聖地として認定し再価値化する『恋する灯台』というキーワードを軸に、地域が主体となって盛り上げていく機運を高め、灯台への集客アップを図ります。灯台を訪れることで、海へ関心をもつ人が増加することを最終目的として活動します。
1.昨年認定された21の灯台に引き続き、今年新たに10の灯台を2017年「恋する灯台」として認定(2017年5月現在)
2.認定された灯台のあるまちを「恋する灯台のまち」とし、市町村の首長に表敬訪問を実施(2017年6月~7月を予定)
3.「恋する灯台」ワークショップを開催(2017年6月~8月頃を予定)
4.恋する灯台サミットを実施(2017年11月1日を予定)
主催:一般社団法人日本ロマンチスト協会 日本財団「海と日本プロジェクト」
1,新たに10の灯台を2017年「恋する灯台」として認定
日本ロマンチスト協会 協会員(2017年5月現在、約1,600名)の中から選抜したロマンス宣教師を中心に有識者によって構成させる選考委員会にて、以下に定めた審査基準に則り、今年度は10の灯台を『恋する灯台』として認定しました。
審査基準
【P】PLACE(場所)…日常を忘れさせて、ふたりの“恋する気持ち”を刺激するロケーションか【非日常感】
【H】HISTORY(歴史)…心揺さぶられる感動的な逸話、後世に語り継ぐべき歴史を有するか【物語感】
【A】ACCESS(道のり…辿り着く道のりが、ふたりの心を近づけ、恋心の高まりを感じられるか【到達感】
【R】ROMANTIC(ロマンティック)…心が開かれていく自由さと、夢見る気持ちに広がりを感じられるか【創造感】
【O】OCEAN VIEW(景観)…空と海の青が広がり、世界の果てを感じさせる壮大さを感じられるか【最果て感】
S】SHAPE(形)…魅力的なフォルムと、屹立するさまに孤高の美を感じさせるか【造形美感
以上6つの要素の頭文字は「PHAROS(ファロス)」。ファロスとは紀元前3世紀頃にエジプトのファロス島に伝説の「アレクサンドリアの大灯台」が建造されたことから、フランス語やスペイン語で「灯台」の語源となった言葉である。
2017年度認定灯台
( 1)神威岬灯台(北海道)
( 2)岩崎ノ鼻灯台(富山県)
( 3)禄剛埼灯台(石川県)
( 4)越前岬灯台(福井県)
( 5)爪木埼灯台(静岡県)
( 6)出雲日御碕灯台(島根県)
( 7)佐木島灯台(広島県)
( 8)足摺岬灯台(高知県)
( 9)釣島灯台(愛媛県)
(10)細島灯台(宮崎県)
2016年度認定灯台
( 1)湯沸岬灯台(北海道)
( 2)尻屋埼灯台(青森)
( 3)碁石埼灯台(岩手)
( 4)入道埼灯台(秋田)
( 5)鼠ヶ関灯台(山形)
( 6)安房埼灯台・城ヶ島灯台(神奈川)
( 7)能生港灯台(新潟)
( 8)立石岬灯台(福井)
( 9)余部埼灯台(兵庫)
(10)友ヶ島灯台(和歌山)
(11)六島灯台(岡山)
(12)大久野島灯台(広島)
(13)角島灯台(山口)
(14)蒲生田岬灯台(徳島)
(15)高松港玉藻防波堤灯台(香川)
(16)佐田岬灯台(愛媛)
(17)伊王島灯台(長崎)
(18)湯島灯台(熊本)
(19)鶴御埼灯台(大分)
(20)平久保埼灯台(沖縄)
2「恋する灯台のまち」市町村の首長に表敬訪問を実施
新たに「恋する灯台」に認定された10エリアの「恋する灯台のまち」市町村に認定証を授与する表敬訪問を実施。「恋する灯台」を地域の観光資源として活用いただき、まちづくりに役立てていただくためのきっかけづくりとする。2017年6月~7月頃を予定。
3「恋する灯台」ワークショップを開催
新たに「恋する灯台」に認定された10エリアの「恋する灯台のまち」への表敬訪問後、自治体が主体となったワークショップを開催。観光資源としての灯台の価値をワークショップを通じて具現化し、地元発信の体験型観光フライヤーを作成。2017年6月~8月頃を予定。
4,恋する灯台サミットを開催
2016年度に認定された20エリアに、今年度認定された10エリアを加え、計30エリアの「恋する灯台のまち」が一堂に会する、「恋する灯台」サミットを開催。認定自治体同士が広域で連携する機運を高める。
「恋する灯台」の地域資源としての活用手法として、デートなど恋愛的視点に、「歴史・文化」「絶景」「アート」などのエッセンスを加え、「海洋観光」の一環として、灯台訪問を旅の目的とする「灯台ツーリズム」が確立し、灯台旅行を楽しむ人が増えていくことを期待して、旅行業界関係者へのプレゼンテーションの場ともする。2017年11月1日を予定。
日本財団「海と日本プロジェクト」とは
日本財団「海と日本プロジェクト」とは、2015年に「海の日」20回目を記念し、日本財団の主導で推進しているプロジェクトです。次世代を担う子どもたちを中心として多くの方々に「海の日」の意義について認識を深めてもらうとともに、海への好奇心を持ってもらい、行動を起こすムーブメントを作り出すことを目指しています。
日本ロマンチスト協会とは
「地球環境や世界平和も大事ですが、ロマンチストという“大切な人を世界で一番幸せにできる人”が増えると、夫婦環境や恋人環境ばかりか、社会全体が豊かになるかもしれない」、ということに気がついたトキメク大人たちがはじめた秘密結社。長崎県雲仙市愛野町を「ロマンチストの聖地」として本部を設置し、2008年5月より活動を開始。2008年6月19日に「ロマンスの日」を制定。「ジャガイモ畑の中心でロマンスを叫ぶ」、「愛の聖地復興プロジェクト」など、数々の話題を巻き起こし、活動を拡大中。現在、クリエイターやアナウンサー、タレント等の放送文化人、経営者などの財界人を中心に約1,600名(2017年5月現在)の会員組織として活動中の一般社団法人。