宿泊学習で訪れる吉野の一目千本の桜を守りたい！　近畿大学附属小学校2・3年生が「桜募金運動」を実施

近畿大学附属小学校（奈良県奈良市）では、毎年、吉野の自然を守るため「吉野の桜募金運動」を実施しています。今年度は、令和4年（2022年）4月19日（火）から22日（金）の4日間、2・3年生が小学校正門前で募金活動を実施します。集まった募金は、2・3年生が参加する宿泊学習「吉野学舎」の際に、児童代表から「吉野の桜を守る会」に贈呈する予定です。

【本件のポイント】
●吉野の桜を守る社会活動に、児童が募金活動を通じて貢献
●集まった募金は、宿泊学習「吉野学舎」で「吉野の桜を守る会」に贈呈
●児童は募金活動を通して、協力し合うことの重要性やお金の大切さ、人の心の温かさを学ぶ

【本件の内容】
本校が宿泊学習「吉野学舎」を実施する吉野山では、近年、ウメノキゴケやナラタケ菌類の繁殖などの影響で、一部で桜の生育不良が問題になっています。そこで、桜の保護・育成を図るため、地元団体「保勝会」などが中心となって、平成20年（2008年）に「吉野の桜を守る会」が設立されました。
本校では、素晴らしい学習の機会を与えてくれる吉野町への感謝の気持ちを込めて、美しい一目千本の桜を守るため、毎年「吉野の桜募金運動」を実施しており、今年で13回目となります。募金活動を通して、勢力が衰えつつある吉野山の桜の実情を多くの方に知ってもらい、保護・育成につなげるとともに、児童が協力し合うことの重要性やお金の大切さ、人の心の温かさを学ぶ機会とします。

【募金実施概要】
日　　時：令和4年（2022年）4月19日（火）～22日（金）8：00～8：20
場　　所：近畿大学附属小学校　正門前（奈良市あやめ池北1-33-3）
　　　　　（近鉄奈良線「菖蒲池（近畿大学附属小学校・幼稚園前）」
　　　　　　駅下車すぐ）
参加者　：小学2・3年生児童　4～8人程度
昨年実績：募金額　116,745円

【宿泊学習「吉野学舎」】
本校では、教育活動の一つとして、昭和31年（1956年）から奈良県吉野町で宿泊学習「吉野学舎」を実施しています。大自然の中で歴史を学び、集団生活を通して食事作法や規律正しい生活習慣を身につけ、保護者への感謝の気持ちを育むことを目的としています。
今年度は、紙すきや吉野の木材を使った箸づくりの体験を行い、児童が伝統文化に関心を持ち、その技や心に触れる機会とします。また、「吉野の桜募金運動」で集めた募金を、児童が「吉野の桜を守る会」に贈呈します。

日　　程：3年生　令和4年（2022年）5月11日（水）～13日（金）
　　　　　2年生　令和4年（2022年）5月25日（水）～27日（金）
宿　　泊：旅館「竹林院群芳園」（奈良県吉野郡吉野町大字吉野山2142）
参加者　：3年生　100人、2年生　100人
募金贈呈：3年生　5月12日(木)　19：00頃（予定）
　　　　　2年生　5月26日(木)　19：00頃（予定）

【関連リンク】
近畿大学附属小学校
https://www.fes-kinder.kindai.ac.jp/fes/