子どもの認知行動療法シリーズセミナー2021

シリーズ全体で、すでに250名以上の方が申し込みされています!(※2020年5月20日現在、見逃し配信含む)

 公認心理師のための職能団体として活動している「日本公認心理師ネットワーク」では、2021年度のオンラインセミナーとして、子どものためのCBT(認知行動療法)をシリーズとして企画しています。

第1回『CBTは子どもやティーンエイジャーのためにどう役立つか』長野newman弘子先生(米国ワシントン州認定心理士)

 認知行動療法は、不安症、強迫症、うつ病、PTSD等に対する科学的根拠が実証されており、心理職として必須の知識と言えます。子どもへの適用も行われており、スクールカウンセラーはもちろんのこと、子どもの心理的支援に携わる者なら知っておくべき技法です。
 この研修では、「それぞれの症状に応じたマニュアルやワークシートが販売されているが、CBTの理論的な背景を知らないと、ただ技法を当てはめるだけになってしまう」、「CBTの概要と、それぞれの症状に特化したものを知りたい」という声をもとに、子どもを対象としたCBTの概論を長野newman弘子先生に、ご講演いただきます。

・最新の調査データから、CBTの効果と課題
・子どもに適用するにあたり、成人に実施する場合と比較してどのような点に注意すべきか
・個人に対するアプローチだけではなく、一次予防・心理教育としての学級集団に対するアプローチ

等の内容を、このオンライン研修では含んでおります。

ライブ配信日時:2021年5月22日12時~14時
※見逃し配信もあります。

第1回「CBTは子どもやティーンエイジャーにどう役立つか」
第1回「CBTは子どもやティーンエイジャーにどう役立つか」

第2回『ティーンエイジャーのためのCBT』岡村優希先生(京都CBTセンター)

 思春期の輪に入れない、人に合わせ過ぎてしんどい、不登校、自傷行為、人になじめないなどのティーンエイジャーの困りごとに対して、どのようにアプローチをするのか、このセミナーでは、京都CBTセンターの岡村優希先生から学んでいきたいと思います。
 学校現場で、CBTを導入するための準備、アプローチ方法、本人へのインフォームドコンセント、学校の先生・保護者の方への説明など、分かりやすい例を踏まえて学んでいきましょう。

ライブ配信日時:2021年6月5日10時~12時
※見逃し配信もあります。

第2回「ティーンエイジャーのためのCBT」
第2回「ティーンエイジャーのためのCBT」

第3回『子どもの不安症、強迫症のCBT』石川信一先生(同志社大学心理学部心理学科博士後期課程教授)

 認知行動療法は、子どもの不安症・強迫症への効果も確認されており、子どもの心理的支援に関わる専門職としては、知っておくべき知識・技法と言えます。
 第3回は、特に不安症・強迫症を持つ子どもへの実践・研究に焦点を当て、石川信一先生(同志社大学心理学部心理学科後期課程教授)にご講演いただきます。

・石川先生が運営されている「いっちゃが教室(子ども向けの不安改善プログラム)」での実践、研究、
・子ども向け不安改善プログラムの実践家養成について
・子どもの認知行動療法についてのランダム化比較試験
・様々な子どもの認知行動療法についてのツール

などの内容を、このオンライン研修では含んでおります。

ライブ配信日時:2021年7月17日10時~12時
※見逃し配信もあります。

第3回「子どもの不安症、強迫症へのCBT」
第3回「子どもの不安症、強迫症へのCBT」

第4回の詳細は、後日、公開いたします。


第5回 『ASDに気づいてケアするCBT』 大島郁葉先生(千葉大学 子どものこころの発達教育研究センター講師)

 認知行動療法は、自閉スペクトラム症の子どもたちへの心理療法としても注目されています。
ASDに気づいてケアするプログラム(Aware and Care for my AS Traits;ACAT)は、児童思春期の高機能自閉スペクトラム症のある方および家族に対する認知行動療法を用いた心理教育プログラムです。

・ASD診断を得て、始まるもの
・ASDの診断を受けることが意味すること
・親と本人の治療スティグマについて
・ASDの特性を外在化し、CBTで問題解決を行うこと
・ASDに気づいてケアするCBT(ACAT)とは
・ACATワークシートについて

などの内容を、このオンラインセミナーでは含んでおります。

ライブ配信日時:2021年9月04日10時~12時
※見逃し配信もあります。

第5回「ASDに気づいてケアするCBT」
第5回「ASDに気づいてケアするCBT」

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