【名城大学】プロ野球ドラフト会議 松本投手はDeNA、岩井投手はソフトバンクからそろって2位指名

そろって2位指名を受けた松本投手(右)と岩井投手

プロ野球ドラフト会議が10月26日、東京都内で行われ、本学硬式野球部の松本凌人投手(法学部4年)が横浜DeNAベイスターズから、岩井俊介投手(法学部4年)が福岡ソフトバンクホークスから、そろって2位で指名を受けました。天白キャンパス本部棟で記者会見に臨んだ松本投手は「新人王を目指したい」、岩井投手も「1日も早く1軍でプレーしたい」と意気込みを語りました。

松本投手「新人王を目指したい」 岩井投手「1日も早く1軍でプレーしたい」

指名直後、山内コーチと抱き合う岩井投手

松本、岩井両投手は天白キャンパスの会議室で、渋井康弘部長(経済学部教授)、安江均監督、山内壮馬コーチ、4年生の部員17人とともにテレビで会議の模様を見守りました。松本投手が指名されると、両投手や部員らは一斉に立ち上がり、歓喜の声が爆発。さらに、直後に岩井投手の名前が呼ばれ、興奮は最高潮に。両投手と安江監督や部員らが抱き合ったり、握手したりして、喜びを分かち合いました。
会見場には2人そろって登場し、松本投手は「本当に目指していた場所なので、ホッとしています」、岩井投手も「呼ばれるまでドキドキしていて、ホッとしています」と声をそろえました。プロ入り後の目標について、松本投手は「サイドスローが自分の個性。この長所をプロでも生かしていきたい」と見据え、岩井投手は「(米大リーグ・メッツの)千賀投手のようにほれぼれする投球をしたい」と力を込めました。
名城大学で4年間プレーしたことを問われると、両投手とも「監督やコーチの指導のおかげで人間的にも成長できました」と感謝しました。安江監督は「2人とも日々精進を重ね、よく頑張ってきました。これからも謙虚にやり抜く姿勢を忘れず、末永く愛される選手になってほしい」と激励。プロの先輩の山内コーチも「プレッシャーがかかる世界ですが、その重さを感じつつも、のびのびやってほしい」とエールを送りました。

「末永く愛される選手になってほしい」と安江監督

両投手にエールを送る安江監督

会見終了後、日進総合グランドに向かった両投手は、待ち構えていたチームメイトに指名を報告し、胴上げで祝福されました。伊藤雄紀主将(法学部4年)は「うれしい気持ちでいっぱいで、泣きそうになった」と語り掛けながらも、「(明治神宮野球大会優勝まで)まだ6試合あるので、力を貸してください」と、悲願の全国優勝に向けて本学硬式野球部が誇る「Wエース」に期待しました。
本学硬式野球部からドラフトの支配下枠で2人が同時に指名されるのは初めてです。ドラフト指名された選手は最近では、2020年に社会人のトヨタ自動車を経て広島に1位指名された栗林良吏投手、2014年に育成枠で中日に指名された近藤弘基選手、2010年に中日に4位指名された森越祐人選手(前コーチ)がいます。

伊藤主将らから花束を受け取る両投手
チームメイトに祝福される
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