コロナ禍の就職活動はどうなる⁉不安な学生へ個別サポート

3年生692名をオンラインで 「全員面談」実施

2020-07-07 13:00

麗澤大学(千葉県柏市/学長:徳永澄憲)では、就職活動を開始する時期にある3年生692名全員を対象に「全員面談」を実施しています。3年生が就職活動に対して抱える不安を払拭するため、また、就職活動の早期スタートのきっかけにしてほしいという思いから2017年よりスタートした取り組みです。また早期に面談を開始することで、1人1人の進路の方向性や人柄を把握でき、より個々に手厚いサポートができることからキャリアセンターにおいて重点的に取り組んでいます。

本来であれば期初のガイダンスにおいて一律に就職指導を行い、そのうえで全員面談を対面方式で実施しています。しかし、今年度は新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のためキャンパス内への立ち入りを禁止しており、ガイダンスも中止としました。

そこで、従来の全員面談をZoomによる「オンライン全員面談」へ変更し、不安を抱える学生に個別に対応していくことで「早期に活動することの重要性」などを伝えています。

2020年6月末現在、すでに254人が予約を完了しており、181名と面談を実施しました。実際に面談に参加した学生からは「コロナで就職活動がどうなるか不安だったが安心できた」「就職活動なんてまだ先だと思っていたけれど、早めに活動しないといけないと思った。早速インターンシップに参加したい」などという声も多数寄せられています。

就職活動において何が必要で、どのタイミングでどう動いていけばよいかを知ってもらい、今後の就活環境が不透明な中、早めの就職活動の準備を始めてもらえる事を期待しています。今後キャンパス内への立ち入り禁止が解除された際には、より手厚く学生の就職支援を行うため「対面での面談」「WEBでの面談」を上手く掛け合わせた「ハイブリッド運営」などの実施も考えています。

【Zoomによるオンライン全員面談】

実施日程:6/15~
内  容:Zoomによるオンライン面談
実施形態:1枠最大4名、1枠45分程度

▲面談の様子

【麗澤大学について】

麗澤大学は昭和10年、創立者の廣池千九郎(法学博士)が「道徳科学専攻塾」を現在のキャンパス(千葉県柏市光ヶ丘)に開塾したことから始まります。心豊かな人間性を養い、国際社会に貢献できる人材の育成をめざし、今では大学・高校・中学・幼稚園を開設しています。また留学生の受け入れも積極的に行っており、キャンパスには世界約30の国・地域から留学生が集まり、さまざまな言語が飛び交っています。

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