【名城大学】外国語学部の西尾ゼミ生がオンラインで英語絵本の読み聞かせ

ナゴヤドーム前キャンパスと刈谷市総合文化センター、各家庭を結んで

英語絵本を読み聞かせるゼミ生

外国語学部の西尾由里教授と西尾ゼミの3年生10人が12月11日、愛知県刈谷市の子どもたちとその親を対象にオンラインで「親子で楽しむ英語絵本読み聞かせ講座」を開催しました。本学ナゴヤドーム前キャンパスと刈谷市総合文化センター、各家庭をオンラインで結び、英語絵本の魅力を伝えました。

この講座は、本学と刈谷市教育委員会との協定に基づく地域連携事業として、今年で13年目となる大学連携公開講座の一環で企画されました。新型コロナウイルスの感染拡大に対応して、2020年2月に初めて、名城大学、刈谷市総合文化センター、各家庭の3つをZoomで結ぶオンラインでの英語絵本読み聞かせ会を実施しました。昨年もオンラインで実施して好評を博したことから、今年もオンラインによる双方向での読み聞かせ会としました。  

親子11組の27人が参加 「Dear Santa」「Christmas Mice」を楽しむ

「Dear Santa」の読み聞かせ

この日は11組の親子計27人が参加し、刈谷市総合文化センターには9組21人が来場。ナゴヤドーム前キャンパスでは、サンタの帽子などをかぶってクリスマスムードを演出した学生たちが交代でパソコンのカメラの前に座り、「Dear Santa」と「Christmas Mice」の2冊の絵本を英語で情感たっぷりに読み聞かせたり、絵本にちなんでイラストを画面に映して「Which is a car ?」などと聞くクイズも出題したりして、子どもたちを楽しませていました。

西尾教授による「英語絵本の読み聞かせのコツ」と題した親向けのミニ講義もあり、絵本における言葉と文字がどのように獲得されるかについて、わかりやすく説明しました。西尾教授は「一緒に読んだり、『よく読めたね』とほめたりすれば、子どもたちは言葉も習得でき、また英語絵本が好きになります」などとアドバイスしました。その間、子どもたちは、刈谷総合文化センターで参加していたゼミ生2人とともに、ゲームをしたりして楽しく過ごしていました。

読み聞かせをした森川真名さんは「ゼミの時間、また家でも練習しました。本番では子どもたちの顔が見えて、身を乗り出すような反応をしてくれたので、とても楽しかったです」と充実した表情を見せました。西尾教授は「学生たちが練習を頑張った成果が出て、すごく良かったです。社会連携センター、情報センターの皆様のご協力を得て、試行錯誤を重ねながら経験値を増やしていき、今回は非常に順調に進みました」と感謝していました。  

英語でのクイズや西尾教授の親向けのミニ講義も

子どもたちと一緒にクイズも楽しむ
身振り手振りで子どもたちに伝える
オンラインの利点を活用
英語絵本の読み聞かせのコツを伝える西尾教授
司会進行も学生が英語で
配信を担当した社会連携センターの職員(左)
終了後に記念撮影
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