【セレクトラ独自アンケート】お金の専門家200名が選んだ自動車保険ランキング

【セレクトラ独自アンケート】お金の専門家200名が選んだ自動車保険ランキング

セレクトラ・ジャパン株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役 グザビエ・ピノン)は、自動車保険専門メディア「セレクトラ 自動車保険」にて、ファイナンシャルプランナー、証券外務員、税理士、公認会計士など、お金に関する高度な資格を所有している男女200名を対象に任意保険(自動車保険)に関するアンケート調査の結果を発表しました。

調査背景

自動車保険の満足度ランキングは利用者からの口コミや評価を基に作成されることが多いです。しかし、保険やお金の専門家がどの自動車保険に加入しているのか、マネーのプロの視点から見た自動車保険の評価はほとんどありません。
そこで、セレクトラではファイナンシャルプランナーや証券外務員、税理士、公認会計士など、お金に関する高度な資格を所有している男女200名を対象にお金の専門家が加入している任意保険(自動車保険)のアンケート調査を実施しました。
この調査結果から、マネーのプロの視点で見た自動車保険の特徴を理解し、これから自動車保険を加入を検討している方々にとって参考になると考えています。

アンケート調査概要

調査結果URL:https://selectra.jp/car-insurance/ranking/money-experts
調査期間:2023年10月5日~2023年10月10日
調査対象:金融業界勤務で金融関連の資格を保有している200名(男性100名・女性100名)
調査方法:インターネット調査
調査機関:アイブリッジ株式会社
設問内容:

  1. 現在加入している任意保険(自動車保険)の保険会社名をご回答ください。
    ※複数台所有している方は主に使用している自動車の保険会社名をご回答ください。
  2. 現在の保険会社に加入を決めた理由を、重要度の高い順にご回答ください。
  3. 現在、加入している保険会社の他に比較・検討した保険会社があればご回答ください。
  4. 現在加入している自動車保険の、継続意向についてご回答ください。
  5. 現在加入している自動車保険で満足している点・不満な点があれば具体的にお願いします。

アンケート回答者の保有資格

金融業界で働いていて、ファイナンシャルプランナー、アクチュアリー、税理士、中小企業診断士などの難関資格を保有している回答者男女200人に対して、個人契約で加入している任意保険(自動車保険)の保険会社をヒアリングしました。

アンケート回答者の保有資格の内訳

専門家が加入している任意自動車保険は?

専門家が加入している任意自動車保険ランキング

ネット型損保と大手損保
ネット販売型はインターネットで保険会社と直接契約できる保険会社です。代理店販売型とは、カーディーラーや修理工場、ほけんの窓口などの保険代理店を通して契約できる保険会社です。この2タイプはビジネス構造が違うため、ランキングは各販売型別に発表します。

保険会社名の表記について:本文では()内の略称で表記しています。
・ソニー損害保険株式会社(ソニー損保)
・セゾン自動車火災保険株式会社(セゾン自動車火災保険)
・SBI損害保険株式会社(SBI損保)
・アクサ損害保険株式会社(アクサダイレクト)
・三井ダイレクト損害保険株式会社(三井ダイレクト損保)
・東京海上日動火災保険株式会社(東京海上日動)
・損害保険ジャパン株式会社(損保ジャパン)
・三井住友海上火災保険株式会社(三井住友海上)
・あいおいニッセイ同和損害保険株式会社(あいおいニッセイ同和)

ネット型損保編

🥇1位 ソニー損保

ネット契約型保険会社の1位はソニー損保です。ソニーグループの保険会社でネット型保険会社の中では売上1位を長年キープしています。
無料でセコム事故現場駆けつけサービスがついてくるため、保険料が最安値でなくてもコスパが良いと感じる契約者が多いようです。
大手損保に加入している回答者の中でも、「比較検討したことのある保険会社」で多数の回答があった注目の保険会社です。

ソニー損保を選んだ理由

ソニー損保を選んだ理由

ソニー損保に加入している回答者15名に、ソニー損保を選んだ理由として重要な理由を1位から3位までランキングしていただきました。1位の理由を3点、2位を2点、3位を1点として得点の高い理由順に紹介しています。

ソニー損保に対する専門家のコメント

・安全運転にキャッシュバックがある。(東京都、50代男性、証券外務員二種/証券アナリスト)
・事故対応がスムーズ(東京都、30代女性、証券外務員二種/FP技能士2級)
・とにかく無難。(京都府、55歳男性、 FP技能士2級)
・ロードサービスもすごく早く対応してもらった。(静岡県、20代女性、簿記1級/FP技能士1級)

ソニー損保回答者の継続予定は67%*

ソニー損保回答者の継続意向

🥈2位 セゾン自動車火災保険

ネット型保険会社の2位は「おとなの自動車保険」を販売している、セゾン自動車火災保険です。代理店販売型損保「損保ジャパン」とは同じSOMPOホールディングスのグループ会社です。
広告などで40代~50代の保険料が安くなる点をアピールしていますが、セレクトラの調査結果でも50代で特約(弁護士費用・ファミリーバイク特約)を付けると他の保険会社より安くなる傾向がみられました。
また、無料でALSOK事故現場駆けつけサービスがついてきますので、補償の充実感につながっているようです。

セゾン自動車火災保険を選んだ理由

セゾン自動車火災保険を選んだ理由

セゾン自動車火災保険に加入している回答者11名に、セゾン自動車火災保険を選んだ理由として重要な理由を1位から3位までランキングしていただきました。1位の理由を3点、2位を2点、3位を1点として得点の高い理由順に紹介しています。

セゾン自動車火災保険に対する専門家のコメント

・ネット保険にも関わらずオペレーターのフォローが良かった。(東京都、50代男性、FP技能士2級)
・価格が一番安いというわけではないが、補償と価格のバランスが良いと思う。特に不満はない。(神奈川県、60代男性、FP技能士2級)
・保険料は少しでも安いに越した事はない。 カスタマーサービスは適切な対応で問題なかったです。(埼玉県、50代男性、 FP技能士2級)
・保険料が安くて、補償が充実していた。(大阪府、50代男性、FP技能士2級)

セゾン自動車火災保険回答者の継続予定は72%*

セゾン自動車火災保険回答者の継続意向

🥉3位 SBI損保

ネット契約型保険会社の3位はSBIグループのSBI損保です。
圧倒的な保険料の安さで支持されているSBI損保。セレクトラの保険料調査ではSBI損保の保険料は全年代、各等級で安くなる傾向がみられました。
保険料が安いからといって、補償で他社に劣るということはありません。ロードサービスは3年目からグレードアップしますので、継続すればより充実したプレミアムロードサービスをうけられます。

SBI損保を選んだ理由

SBI損保を選んだ理由

SBI損保に加入している回答者10名に、SBI損保を選んだ理由として重要な理由を1位から3位までランキングしていただきました。1位の理由を3点、2位を2点、3位を1点として得点の高い理由順に紹介しています。

SBI損保に対する専門家のコメント

・補償内容に対して保険料が安い点が満足。但し、車両保険で中古部品特約があれば尚良い。(山形県、40代男性、簿記1級/FP技能士1級)
・今のままでよい。(京都府、30代男性、証券外務員二種/FP技能士1級)

SBI損保回答者の継続予定は50%*

SBI損保回答者の継続意向

4位 アクサダイレクト

ネット契約型保険会社の4位はアクサグループのアクサダイレクトです。
ライフスタイルに合わせた合理的な保険料を提供していて、子育て応援割引などが特徴的です。
さらに新規インターネット割引が無事故割引と合わせて最大22,000円とネット型損保では一番大きい割引があります。そのため新規の保険料は割安になります。
補償については、通常の補償に加えて「地震・津波」による損害がカバーされる特約も選ぶことができます。

アクサダイレクトを選んだ理由

アクサダイレクトを選んだ理由

アクサダイレクトに加入している回答者9名に、アクサダイレクトを選んだ理由として重要な理由を1位から3位までランキングしていただきました。1位の理由を3点、2位を2点、3位を1点として得点の高い理由順に紹介しています。

アクサダイレクトに対する専門家のコメント

・保険料は他社比安い。総合的に満足している(広島県、30代男性、証券外務員二種)
・丁寧だった(愛知県、30代女性、証券外務員二種/ FP技能士2級)
・手続きが分かりやすく保険料も納得している。(福岡県、40代女性、FP技能士1級)

アクサダイレクト回答者の継続率は78%*

アクサダイレクト回答者の継続意向

5位 三井ダイレクト損保

ネット型保険会社の5位は三井ダイレクト損保です。「MS&ADインシュランスグループ」で、大手損保の三井住友海上・あいおいニッセイ同和とはグループ会社になります。
セレクトラの調査によると、三井ダイレクト損保は特に20等級の契約者は保険料が安くなる傾向がありました。
ネット型で唯一ドライブレコーダーが貸し出される特約があるため、運転に不安がある場合はより充実したサービスを受けることができます。

三井ダイレクト損保を選んだ理由

三井ダイレクト損保を選んだ理由

三井ダイレクト損保に加入している回答者5名に、三井ダイレクト損保を選んだ理由として重要な理由を1位から3位までランキングしていただきました。1位の理由を3点、2位を2点、3位を1点として得点の高い理由順に紹介しています。

三井ダイレクト損保に対する専門家のコメント

・対応が早い。(兵庫県、30代女性、証券外務員二種)
・価格が手頃。(滋賀県、40代男性、アクチュアリー準会員)
・具体的な指摘事項はない。継続予定(愛媛県、40代男性、中小企業診断士、税理士)

三井ダイレクト損保回答者の継続予定は80%*

三井ダイレクト損保回答者の継続意向

代理店販売型の大手損害保険会社編

🥇1位 東京海上日動

日本国内の損害保険会社の最大手、東京海上日動が安定の1位です。
自動車保険料はネット型損保に比べて割高です。ただし交通事故でのケガの出費をカバーする特約が基本契約に付いているなどの補償の厚さと、保険会社への安心感が選ばれている理由につながっているようです。

東京海上日動を選んだ理由

東京海上日動を選んだ理由

東京海上日動に加入している回答者37名に、東京海上日動を選んだ理由として重要な理由を1位から3位までランキングしていただきました。1位の理由を3点、2位を2点、3位を1点として得点の高い理由順に紹介しています。

東京海上日動に対する専門家のコメント

・保険料は高いが信頼できる会社である。(大阪府、30代女性、証券外務員二種/FP技能士2級)
・ドラレコがいい。(福岡県、40代男性、FP技能士2級)
・定期的に面談してくれる(神奈川県、40代男性、証券外務員二種/FP技能士2級)
・補償内容などは満足だが、保険料が高い。ネット保険で十分だと思うので乗り換える予定。(埼玉県、40代女性、FP技能士2級)

東京海上日動回答者の継続予定は84%

東京海上日動回答者の継続意向

🥈2位 損保ジャパン

2位は損保ジャパンです。ビッグモーターの事件で会社への信頼が揺らいでいるといったコメントもみられましたが、 家族や友人に勧められての契約が加入理由のトップでした。
自動車保険会社で唯一、自分の車の故障を修理する費用がカバーできる特約があります。対応については代理店に満足感があるという評価がありました。

損保ジャパンを選んだ理由

損保ジャパンを選んだ理由

損保ジャパンに加入している回答者29名に、損保ジャパンを選んだ理由として重要な理由を1位から3位までランキングしていただきました。1位の理由を3点、2位を2点、3位を1点として得点の高い理由順に紹介しています。

損保ジャパンに対する専門家のコメント

・保険料はそれ程高くない。補償内容は十分だと思う。顧客対応も良好でした。事故対応もスピーディーで丁寧でした(茨城県、50代男性、宅地建物取引士)
・保険料は他と変わらないが、事故対応が早かった(神奈川県、50代男性、FP技能士2級)
・保険料には特に不満がない。 基本的な補償がなされているので満足。 (兵庫県、50代女性、FP技能士1級/CFP)
・保険料が安い点は満足しているが、昨今の不祥事より会社に対する信頼度は低下している。 (大阪府、30代女性、FP技能士2級)

損保ジャパン回答者の継続予定は79%*

損保ジャパン回答者の継続意向

🥉3位 三井住友海上

3位はMS&ADインシュグループの三井住友海上です。あいおいニッセイ同和と横並びの3位でした。
保険会社の安心感や補償については、さらに保険料についても他大手損保と同水準といえます。
特徴の一つに「プレミアムドラレコ」特約があり、1つのカメラで365度撮影できる高性能のドラレコが貸し出されて、ドラレコの使用年数で割引を受けることもできます。

三井住友海上を選んだ理由

三井住友海上を選んだ理由

三井住友海上に加入している回答者24名に、三井住友海上を選んだ理由として重要な理由を1位から3位までランキングしていただきました。1位の理由を3点、2位を2点、3位を1点として得点の高い理由順に紹介しています。

三井住友海上に対する専門家のコメント

・全体的に満足しています。 (栃木県、50代女性、簿記1級)
・保険料は高めですが、その他は満足 (沖縄県、50代男性、FP技能士2級)
・担当者やカスタマーサービスの事故対応が早くてとても信頼出来た。 補償内容も良かったが、保険料が高いので他社への切り替えを考えている。(北海道、50代女性、簿記1級)

三井住友海上回答者の継続予定は79%*

三井住友海上回答者の継続意向

🥉3位 あいおいニッセイ同和

三井住友海上と並ぶ3位はあいおいニッセイ同和です。三井住友海上と同じ「MS&ADインシュアランスグループ」です。
特にトヨタグループとパートナー関係にあり、あいおいニッセイ同和が販売している保険の中でも、 特に自動車保険に強みがあります。

あいおいニッセイ同和を選んだ理由

あいおいニッセイ同和を選んだ理由

あいおいニッセイ同和に加入している回答者23名に、あいおいニッセイ同和を選んだ理由として重要な理由を1位から3位までランキングしていただきました。1位の理由を3点、2位を2点、3位を1点として得点の高い理由順に紹介しています。

あいおいニッセイ同和に対する専門家のコメント

・契約している代理店窓口の対応が非常に良い。 事故時も代理店へ連絡するが、いつでも迅速かつ適切に対応してくれて、とても助かっている。(新潟県、40代男性、証券外務員二種/FP2級)
・保険料には満足している 補償内容は分かりやすく不安不満無し カスタマーセンターがしっかりしているので不安は無い(千葉県、40代女性、FP技能士1級/証券アナリスト)
・フロントガラスが飛び石により何度か割れてしまったが、保険料の請求が簡単で迅速に対応していただけたので簡単でよかった。(静岡県、30代女性、証券外務員二種)

あいおいニッセイ同和回答者の継続率は75%*

あいおいニッセイ同和回答者の継続意向

番外編:他に比較した保険会社

今回のアンケートでは、加入先の保険会社アンケートに加えて、現在加入している保険会社の他に検討した保険会社があれば3つまで教えてくださいというアンケートで取得しました。
代理店販売型保険会社の加入者は同カテゴリの別保険会社、ネット販売型損保加入者は同じくネット型の別保険会社を挙げている回答者が多い傾向がありました。一方で、どちらの加入者も「ソニー損保」を比較対象として挙げており、ソニー損保の注目の高さがうかがえます。

🥇1位:ソニー損保
🥈2位:損保ジャパン
🥉3位:東京海上日動

まとめ:任意保険の選択基準「保険料が安かった」とは?

いかがでしたでしょうか。マネーのプロ200名へのアンケートでしたが、どの保険会社でも加入の決め手で保険料が安かったからという理由が加入理由の上位に入っていました。
「安い」という感覚は「どの保険会社と比較したのか。」「自分の基準に比べて安かった。」といったように回答者によって基準が違います。 セレクトラ編集部では、近い補償条件で純粋に保険料の比較調査をしており、本当に安い保険会社を確認できる情報も紹介しています。

※本プレスリリースの内容を引用される際は、以下のご対応をお願いいたします。
・引用元が「セレクトラ・ジャパン株式会社による調査」である旨の記載
・アンケートの掲載ページのリンクと設置
アンケート調査リンク:https://selectra.jp/car-insurance/ranking/money-experts

セレクトラ・ジャパン株式会社/Selectra Japan K.K.について

セレクトラは、自動車保険の情報の他に、電気・都市ガス・LPガス・インターネットなどの生活インフラサービスに関わる幅広い情報を家庭および法人を対象に提供するフランス発のウェブマーケティング企業です。(※2023年11月現在、計17ヵ国でサービスを展開)
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