子犬のしつけは何から始めればいいの?しつけの順番について
子犬を我が家に迎え入れて、お家に慣れてきた頃にはしつけを必ずしないとけませんが、「子犬のしつけの順番はどれから?」とお悩みの方が多いかと思います。しつけには決まった順番はありませんが、教えやすい順番があります。今回は子犬のしつけについて、教えやすい順番をご紹介いたします。是非参考にしてください!
まずはお家の環境に慣れさせよう!
迎え入れてからすぐにケージから出してしつけを始めると、ストレスとなり体調を崩してしまう事もあります。まずはお家の環境に慣れてもらうためにケージの中で数日過ごしてもらいます。
ニューオーナーシンドロームについて
子犬をお家に連れて帰ると家族で子犬を囲み「かわいい」と声をかけたり抱っこしたりしてしまいがちなのですが、今までいた場所から離れ知らない人間と一緒に居るという事は、それだけでも大きなストレスとなります。
その結果下痢、嘔吐、食欲不振などの体調不良をおこし、この事を【ニューオーナーシンドローム】といいます。特に初日は、移動などで子犬も疲れているのでお家についてすぐにケージに入れてあげて、そっとしておいてあげましょう。
しつけの順番について
では早速、子犬のしつけの順番を見ていきましょう!
しつけの順番その①トイレのしつけ
子犬をお家に迎え入れてから一番初めに始めるしつけは「トイレ」のしつけからです。しつけは環境に慣れてからと言いましたが、トイレのしつけはケージ内でも行えるため、迎え入れたその日から始める事ができます。
環境に慣れてもらう期間はケージ内に設置したトイレの場所できちんと排泄ができたら優しく褒めてあげましょう。トイレのしつけは時間がかかるので他のしつけと同時進行でも大丈夫です。完璧にできるまで根気強く続けましょう!
しつけの順番その②おすわり
環境に慣れ始めてから初めに行うしつけは覚えやすい「おすわり」から始めましょう!おすわりと声をかけながらドッグフードを見せて、犬が自然におすわりの体勢になれるように、ドッグフードを頭上に持っていき、おすわりの体勢ができたらすぐにほめてドッグフードを与えましょう。
注意点
生後3ヶ月~4ヶ月はフードをふやかして与える期間です。この期間中はご褒美のドッグフードもあらかじめふやかしておいたものを与えてください。またご褒美におやつを用意するのは生後3ヵ月以降で初めは子犬用のボーロやクッキーなど、柔らかいおやつを用意しておきましょう。
しつけの順番その③まてのしつけ
まてのしつけは後々、愛犬の命を守ったり他人を傷つけないようにするために必ず必要となります。まてのしつけ方法は様々ですが、おすわりをした後に「まて」と声をかけて、待つことが出来たらご褒美を与えましょう。
待つ時間を3秒、5秒、10秒と徐々に増やしていき、完璧に「まて」ができる様にしつけをしましょう!
しつけの順番その④無駄吠え・甘噛みのしつけ
無駄吠えがある場合、無駄吠えを減らすしつけを行う必要があります。人間が話をするのと同じ感覚のように犬も吠えるので、全く吠えないようにしつける事はできませんが、吠えてはいけない場面で吠えてしまわないようにしつける事はできます。
例えばインターホンが鳴ると吠えてしまったり、通行人に向かって吠えてしまったり、吠えてはいけない場面で吠えないようにしつけをするのはいろいろな事を吸収して覚える子犬時代の時に行っておくことをおすすめします。
甘噛みの癖がある場合も同じく、子犬時代のうちに治しておくことをおすすめします。
しつけの順番その⑤その他しつけ
①~④で紹介したしつけに関しては、犬を飼う上で必要最低限のしつけとなるため、必ずしつけを行っていただきたいのですが、そのほかの「お手」「おかわり」「ふせ」のしつけを教えるタイミングはいつでも構いません。ただし成犬になってから教えると、覚えるのに時間がかかる事があるので出来れば子犬の間に教えておくことをおすすめします!
まとめ
しつけの順番についていかがでしたか?飼い主さんによってしつけの順番は異なり、どれが正解という事はありませんが、必要最低限のしつけはしておかないと問題行動に繋がりますので、特に上記で紹介した①~④のしつけはきちんとしておきましょう!