「ビル再生100の物語」オーナー必勝!プチリノベ事例紹介

ビル再生100の物語 第67話

テナワンでは、これまで多くのビルの空室対策や賃貸運営を行ってきました。

それぞれの問題を解決してきたビル再生の事例を「100の物語」としてこれから公開していきます。

「ダメビルのトリセツ」を最初から読みたい方はコチラ

前回までに、「ダメビル治療3つの処方箋」として最低限の清潔感や応対・接客のポイント、それに内見客の印象を上げるプチリノベについてお話ししました。

今回からは、このプチリノベを具体的にどうやっていけばいいのか?をご説明します。
「プチリノベ」とは、お金をかけすぎずにポイントだけをおさえた改装のことです。

プチリノベとは

リフォームではなく、プチ(小さい)リノベーションと言っているのは、単にこれまでの内装をやりかえるのではなく、はっきりと商品力を上げられるようにデザインや演出を考えた改装をコストを抑えて行う点で、リフォームとは違うからです。

何度も申し上げますが、印象をよくすることとテナントに気に入ってもらうことが大事です。ビシっと新築そっくりさんとか、雑誌に出ちゃうようなオシャレリノベーションとか、もちろんお金かけてできればそれに越したことないです。

でもお金かかりますよね。

ご紹介する事例は、どれも大してお金かかっていません。

どれもできるだけかけないで、テナントを決める最低限を目指したものばかりです。

テナントを決めるためですから、「余裕がない」とか、「テナントが決まったらやるよ」というのは順番が完全に逆です。むしろ、テナントが決まって余裕が出てきたら新築そっくりさんレベルを検討いただければと思います。

事例のご紹介の前に、このプチリノベのコツを少し。

一つ目は「カラーデザイン」。
次に「照明をうまく使う」。
それと「水回りの印象をあげる」。
最後に「一点豪華を作る」です。

まず「カラーコーディネート」です。建物の中にはよく見ると実にいろいろな色が使われています。

壁、天井、床、扉、巾木、ブラインド、それぞれバラバラだとなんかダサい印象です。

これらの色をちゃんとデザインして、全体の色を3色以内に統一することがポイントです。写真の事例は、部屋の分電盤の色を壁の色に統一しただけですが、これだけでもずいぶんとすっきりして見えます。

さらに部屋の余計な色を白に統一して、一部分だけアクセントカラーを採用した例です。

これは写真映えしますので募集資料で目を引きます。

ちょっと高等テクニックですが、デザイナーにちゃんと計画してもらえば色だけですので大してお金はかかりません。


始めて読まれる方に

中小築古ビルのオーナーを対象に空室対策を実戦的に解説した空室対策技術集を無料配布してします。

これまで、東京都心の中小型ビルが検討客を集められない4つの原因へ対応する考え方として、リーシングマネジメントという考え方が大切だとご説明しました。

リーシングマネジメントの基本的な考え方は、

「打点(空室を埋めること)は、打席数(認知度を上げること)×打率(決まりやすい条件やウリ)に比例する。」

です。

弊社での空室対策の事例やオーナーさんの声など、テナワンのHPにて詳しくご覧いただけます!


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