【OUTSENSEとカシオ計算機が共同開発】折り工学を活用したG-SHOCK新モデル「GBA-950」を発売
折り紙の特性を工学的に応用する「折り工学」を展開するOUTSENSEは、カシオ計算機と耐衝撃ウオッチG-SHOCKの新型スポーツモデル「GBA-950」を共同開発しました。同モデルはカシオ計算機より5月30日に発売されました。

G-SHOCK「GBA-950」の特徴
今回、OUTSENSEの折り工学技術と、カシオ計算機が培ってきた樹脂の耐摩耗性・強度・柔軟性を引き出す成形技術を組み合わせることで、装着性と強度を両立したバンドを共同開発しました。
「GBA-950」は、OUTSENSEの折り工学技術を活用し、バンドの根元に綿密に解析された山折り・谷折りの角度をつけることで、装着時にバンドを引くと両サイドが左右に開くように変形し、バンド付け根部の波形状の裏側部分でケースを手首に密着させる構造を実現しています。

また、カーボンファイバー強化樹脂製のケースと、ベゼル・バンドを一体成形した外装パーツで保護する構造を採用し、バンドが湾曲しやすい構造により、腕へのフィット感を高めています。
▼商品詳細
https://www.casio.com/jp/watches/gshock/product.GBA-950-1A/
「折り工学」に基づいた設計技術
伝統的な折りの知見と先端のエンジニアリングを融合し、従来困難だった形状・構造を、機能性・量産性・美観の全てを両立した形で実現する設計技術を提供しています。
■ 設計技術の特長
1.任意の形状や動きを平面から再現可能
幾何学的・有機的な形状をオリジナルの折り目(罫線)設計で再現
面外変形による折り畳み構造の実現
2.多機能性の付与
折り構造による衝撃吸収、高剛性、放熱性、吸音性、透光性などを実現
メタマテリアル的設計で、従来にない機能を付加可能
3.設計から量産に適した構造提案
平面加工に適した素材と形状設計
型レスで安価な生産も可能
折りの角度や罫線の深さまで解析し設計に反映

今後も折り工学を活用した製品開発を通じて、伝統的な美意識と先端技術の融合による新たな価値創造を目指してまいります。
サービス・製品に関するお客様からのお問い合わせ先
株式会社OUTSENSE
担当:営業部
Tel:03-6715-1672
サービス詳細 HP : https://outsense.jp/
各種お問合せ : https://outsense.jp/contact/
SORIORI HP : https://soriori.jp/
会社概要
[ 商号 ] : 株式会社OUTSENSE
[ 代表者 ] : 代表取締役 髙橋鷹山
[ 所在地 ] : 〒 143-0013 東京都大田区大森南4-6-15-406
[ 設立 ] : 2018年 8月
[ 事業内容 ] :
【ODM】サービス、【R&D】サービス、【SORIORI】サービスの、3つのサービスを推進しています。
・【ODM】サービス:
「折り工学」のノウハウを活かして製造するオリジナル製品のODMサービス
・【R&D】サービス:
製品課題の解決を「折り工学」を用いた設計にて行う設計受託サービス、研究開発サービス
・【SORIORI】サービス:
SORIORI TENJIを始めとした、イベントや展示会等での活用いただける、立体形状のモニュメントやディスプレイを安く早く提供できる製造サービス