100年後も雪国であるために。エコロッジジャパンをリリースしました。
自然環境の保全や地域社会・文化に貢献する宿泊施設
2022-04-01 09:00
欧州で新しいタイプのエコロッジが増加中
エコロッジと聞いて、どんな宿をイメージするでしょうか。アジアやアフリカなどの大自然のなかにある宿を思い浮かべるかもしれません。しかし近年、欧州を中心に「地域環境の保護」「地域社会への貢献」「本物の自然や文化との交流」に取り組む新しいタイプのエコロッジが注目されてきています。
「100年後も雪国であるため」にという理念をカタチに
「100年後も雪国であるために」という理念にもとづいて長年活動してきた雪国観光圏では、約40のエコロッジ要件を定めて、雪国のエコロッジを世界に発信する取り組みがをはじめました。観光分野でもサステナビリティへの関心が高まる今、自然環境の保全や地域社会・文化に貢献する宿泊施設を紹介しているエコロッジジャパンのウェブサイトをぜひご覧ください。
エコロッジ要件を策定し達成度を数値化
私たちは「100年後も雪国であるために」という理念にもとづいて、「雪と水を守る」「雪国らしい食や地域産業を維持する」という点を重視し約40のエコロッジ要件を定めました。それぞれの要件ごとに宿泊施設の達成度を数値化することで、ソーシャルインパクトを可視化するとともに、さらなる改善に取り組んでいきます。
環境を守るためになにができるか?
環境保全の観点で26項目の要件を策定し、森林・里山の保全、水資源の保全、温泉・温泉文化の保全、廃棄物、エネルギー、建築(環境への配慮)、アクティビティに関する取り組みの達成度を数値化しています。
地域を守るためになにができるか?
地域貢献の観点で13項目の要件を策定し、食、建築(地域への貢献)、地場産業、災害時の対応、雇用、文化の保護・活用、教育に関する取り組みの達成度を数値化しています。