オープンから2週間過ぎても行列の飛騨牛骨高山ラーメン祭大須店
競合店の多い激戦区で衰えない人気
大須のふれあい広場前にグランドオープンした飛騨高山の人気ラーメン店、飛騨牛骨高山ラーメン祭の大須店。
オープン直後は大行列が途切れる事が無く、営業時間終了の大幅前に材料が全て切れてしまい店仕舞いしていた。
そこでBOX席の1つを撤去し、6枚扉の大きな冷蔵庫を入れて材料の在庫を大幅に増やし、対応する事にした。
それでも厨房内の材料が全て1日で無くなってしまうくらいの回転を見せている。
オーナーとFC本部にそれぞれインタビューしてみた
【オーナーへのインタビュー】
インタビュアー(以下、イ):オープンおめでとうございます!毎日凄い行列ですね!
オーナー(以下、オ):ありがとうございます。正直、予想以上の反響で追いつかずにオーナーの我々も店に立って手伝っています。
イ:オープンにこぎ着けるまで不安や苦労もあったのではないでしょうか?
オ:これまで様々な事業をチェーン展開して成功させているインペリアルグループが進めるFCなので不安は全くありませんでした。実際、物件調査から不動産交渉まで全て本部が行ってくれて大幅に良い条件を引き出してくれました。
以前は別の飲食FCに加盟して失敗した経験があるのですが、その際にはオープン時にあれが無い、これが無いと自分達で全部準備もしなくてはならず大変でしたが、今回は細かな物まで全てリストにして見積もりを出してくれていたので予算把握もしやすく、オープンまではとてもラクをさせて貰いました。
しかしオープン後には本部の予測を超える大反響で、バイトスタッフの集まりが悪かったのでオペレーションが簡単だとは言え大変ですね。単純に人手が足りません。近隣に御迷惑が掛からないよう、行列を整理したりするのにも人が必要ですから。
イ:予想外の嬉しい悲鳴という状況なのですね。最後に今後の展望をお願いします。
オ:1日11時間営業で20回転以上安定して売り上げる大ヒットぶりでオープンからその熱は冷めそうにありません。人員体制もすぐ整うでしょう。
オープンから2週間で既にハマって週5ペースで来てくれている常連さんも居るくらいです。やっぱり美味いんですよね。それに尽きます。
この調子なら同じ大須の対角線あたりにもう1店舗出しても良いし、最短で名古屋市内に展開していこうと考えています。
これだけのヒットなので全国からFC加盟希望者は我々以外にも殺到するのではないかと考えていますが、出来るだけ早くドミナント的に愛知県内にフランチャイジーとして展開したいと考えています。
今回、うちが成功した事で良いFCモデルとなれた事を誇りに思っています。更に上を目指して頑張ります。
【FC本部へのインタビュー】
インタビュアー(以下、イ):大須店の成功、おめでとうございます!やはり初FC店はドキドキでしたか?
本部マネージャ(以下、本):成功は確信していましたが、ここまでだとは思いませんでした。生産が追い付かず、慌てて近くの伏見にちょうど撤退を考えていたラーメン屋さんの噂を聞いて交渉し、その日のうちに店を閉めて譲って貰ってセントラルキッチンにしました(笑)そうでもしないと追い付かないですね。ゆくゆくはその場所は伏見店にする予定です。
イ:生産が追い付かない状況で今後の展開に不安はありませんか?
本:既に生産を工場に移し材料のPB化の準備を図っており、ボトルやケースなどを現場で使いやすい物の導入が可能となり不安はありません。
大須店が成功してくれた事で既に成功している高山本店と合わせてボリュームが安定確保出来たので大規模な生産が一気に可能となり、コストも下げられてとても有難いです。一時的に移行するまでの今は大変ですが、その後はFCさんも、本店の現場も、本部も全てが楽になると思います。
イ:地方の人気ラーメン店が都会に出てくると大苦戦しているようだが何故、飛騨牛骨高山ラーメン祭は成功しているのか?
本:地方で旅行気分で食べるから美味しいと思える味と、競争の激しい都会の数多くあるライバル達と比較されて勝ち抜ける味は全然違いますね。
正直、うちのラーメンは所謂オーセンティックな高山ラーメンとは全然違います。昭和30年から変わらぬ味の高山ラーメンは高山で食べるからこそ美味しいと思えるのです。
うちは全てが真逆。先端調理器具で酸化しないよう瞬時にチルドされたスープを注文ごとに一杯ずつ温めてフレッシュで安定した味にして、材料も味が濁らないよう決まった時間抽出してしっかり管理する。その上で高山名産の飛騨牛の旨味を表現しています。
飛騨牛の骨のスープが濃厚で無化調でも満足する味を作り出せるから作りました。トラディショナルな製法と全然違います。新たな高山の味を提案しているのです。
なので古くからの高山ラーメンの味を求める人に「こんなの高山ラーメンじゃない」と言われれば「そうですね」としか言いません(笑)
逆に歴史ある味を求めるなら現地で古くからやっているお店に行かれた方が良いでしょうね。
イ:なるほど(笑)私は美味しさは歴史と共に進化すると考えているので新しい高山ラーメンの方が好きですね。今後の展望をお聞かせ下さい!
本:先程申し上げた通り、大繁盛している大須FC店のバックアップ体制が安定したらセントラルキッチンを別の場所に移して名古屋伏見店を直営店としてオープンさせる予定です。(場所は元・伏見タンメン跡地)
近隣にはグループ店舗のロンネフェルト・ティ・サロン・名古屋など、多くのグループ店舗や会社もあるので人員的なサポートも受けられやすいですし、オフィス街なのでラーメンは人気が出て受け入れられる事でしょう。
既に大須店の成功を知ってFC加盟希望者から申し込みが入っていますが、物件調査に時間が掛かるので伏見店のオープン、セントラルキッチンの本格稼働が落ち着いた頃に次のFC店舗の開発着手となる予定なので丁度良いペースだと考えています。
焦らずにひと月に1店舗ずつに絞って確実に店舗を育てていこうと考えています。
イ:既に東京や海外からもお客さんとして訪問して味に感動してFC店をやりたいと手が挙がっているとか。遠方の人は是非、通販でもその味を参考に知る事が出来るので取り寄せて美味しさを確認してみて貰いたい。
飛騨牛骨高山ラーメン祭本部へのお問い合わせ
飛騨牛骨高山ラーメン祭本店
楽天ショップ:https://item.rakuten.co.jp/55taiwan/30000201/
公式LINE: https://lin.ee/LFGzBZS
運営会社:株式会社SSY
取材お問い合わせ:052-228-9442
https://www.ssy.asia
愛知県名古屋市中区栄1-18-10
店舗名: 飛騨牛骨高山ラーメン祭大須店
公式LINE: https://lin.ee/wOb5jXj
オープン日: 2024年3月12日
詳細URL: https://www.instagram.com/takayamaramenmatsuri.osu/