近畿大学工学部生が東広島市の行政課題に挑む 自転車マナーの周知や市内企業就職率の低迷対策などについて提案

近畿大学工学部(広島県東広島市)化学生命工学科の学生が、令和7年(2025年)8月5日(火)、東広島市市民文化センター・アザレアホールにおいて、東広島市の行政課題に対する解決策の発表会を開催します。留学生など外国の方に自転車マナーを周知する方法、市内企業就職率の低迷対策、大学生に向けた選挙意識啓発の取り組みなどについて、学生ならではの自由な発想で解決策を考え、東広島市役所職員や地元企業の関係者に向けて提案します。
【本件のポイント】
●東広島市の行政課題に対し、学生独自の視点とアイデアで解決策を提案する発表会を開催
●授業科目「近大ゼミ」の一環として実施し、東広島市役所の協力のもと、学生が行政課題について学ぶ
●産官学連携による地域活性化に向けた、より実践的な議論の場を創出
【本件の内容】
近畿大学工学部化学生命工学科の授業科目「近大ゼミ」では、東広島市役所の協力のもと、学生が地域の行政課題の解決策の提案に挑んでいます。学生は、東広島市が実際に抱える10の課題について説明を受けた後、1チーム7~8名ずつ12チームに分かれ、チームごとに1つの課題を選び、約3カ月間ディスカッションを重ねてきました。発表会当日は、東広島市役所職員や近畿大学教職員に加え、地元企業の関係者にもお越しいただき、各チーム8分間で課題解決に向けた発表を行います。全チームの発表終了後、企業賞6チーム、会場賞1チームが表彰されます。地元企業14社が参加予定で、その内6社より企業賞の提供があり、各社で受賞チームを選定していただきます。会場賞については、企業賞を設けていない8社の投票で決定します。
この発表会を通じて、産官学連携による地域活性化に向けた実践的な議論の場を創出します。また、学生が、若者世代の地域参画、交通安全対策、ごみ問題など身近な社会課題に向き合うことで、学生ならではの自由な発想で解決策を考え、視野を広げる機会とします。
【開催概要】
日時 :令和7年(2025年)8月5日(火)13:00~16:00
場所 :東広島市市民文化センター・アザレアホール
(広島県東広島市西条西本町28-6、JR山陽本線「西条駅」から徒歩約7分)
参加者:近畿大学工学部の学生・教職員、東広島市役所職員
アオイ化学工業株式会社、アトム株式会社、柿原工業株式会社、株式会社ウィズソル、
株式会社オンド、株式会社サタケ、株式会社ダイクレ、株式会社HIVEC、
ダイキョーニシカワ株式会社、中外テクノス株式会社、
中国高圧コンクリート工業株式会社、中国塗料株式会社、
トーヨーエイテック株式会社、西川ゴム工業株式会社
主催 :近畿大学工学部化学生命工学科
後援 :東広島市
【プログラム】
13:00 開会の挨拶
13:05 学生発表(全12チーム)
課題テーマ(1)「触れる地球儀」を利用した東広島市の自然環境理解(3チーム)
課題テーマ(2)野良犬・野良猫対策(1チーム)
課題テーマ(3)留学生など外国の方に自転車マナーを周知する方法(1チーム)
課題テーマ(4)効果的な交通安全啓発(1チーム)
課題テーマ(5)横断歩道がない道路での歩行者と車の事故を防ぐ対策(1チーム)
課題テーマ(6)信号機に代わる交通安全施設または交通事故防止対策(1チーム)
課題テーマ(7)市内企業就職率の低迷対策(1チーム)
課題テーマ(8)プラスチックごみの排出抑制(1チーム)
課題テーマ(9)大学生に向けた選挙意識啓発の取り組み(1チーム)
課題テーマ(10)住民自治協議会への大学生の参画(1チーム)
15:50 表彰式、閉会の挨拶
【関連リンク】
工学部
https://www.kindai.ac.jp/engineering/