小林鷹之氏の初の単著を緊急発刊 『世界をリードする日本へ』9/18発売

小林鷹之氏の初の単著『世界をリードする日本へ』を緊急発刊

株式会社PHP研究所(京都市南区・代表取締役社長 瀬津要)は、2024年9月18日に『世界をリードする日本へ』(小林鷹之 著/税込1,760円)を発売します。本書は、自由民主党総裁選挙に立候補中の著者が、国づくりに懸ける思いを記した初の単著です。他国との信頼構築や経済安全保障政策を通じ、国際社会で活躍できる日本をつくるため、自らのビジョンと戦略を表明しています。

中曽根首相に憧れた少年が自民党総裁選に出馬するまで

著者が最初に政治の世界を意識したのは、小学校6年生の時です。中曽根康弘元首相がロナルド・レーガン米大統領と親密な外交を行なう姿を見て、国のリーダーに対する漠然とした憧れを抱き、文集に「将来は総理大臣になる」と書いたと振り返ります。大学卒業後、大蔵省(現・財務省)に入省した著者が政治家に転身した背景には、米国の日本大使館に赴任中、折衝した米国官僚から放たれた「約束に意味があるのか」との問いがありました。著者が赴任した2007年から3年間、首相交代が相次いだ日本に対し、米国は約束が履行されないことを危惧していたようです。2009年8月の民主党政権誕生時には、鳩山由紀夫元首相の「トラスト・ミー」発言が日米間の信頼悪化に追い打ちをかけました。これを受けて「日本の政治を根本から改革し、世界の大国とも真っ当に渡り合えるものに再生しなければならない」と強く思った著者は、2010年3月に財務省を辞職。2012年12月の衆議院選挙で初当選すると以後も当選を重ね、2021年には大臣にも選ばれます。こうして経験と実績を積んだ著者は、今年8月19日、ついに自民党総裁選の出馬を表明しました。

出馬表明前に練り上げていたビジョンをまとめて緊急発刊

本書のまえがきで「国政を志した時から1ミリたりとも変わらない」と著者が語るのは、「世界をリードする日本をつくりたい」との思いです。総裁選出馬を表明した会場でもビジョンとして掲げられ、書名のヒントにもなっています。著者は総裁選以前から本書執筆を進め、ビジョンを明確にし、いち早く総裁選に名乗りをあげました。本書はいわば、政治家としての進路と著者の覚悟を示す「決意表明」です。本書に記されたビジョンや国家戦略は、著者が初当選から12年間にわたって研鑽を重ね、初代担当大臣として政策を立案・実現させてきた「経済安全保障」の知見に基づいており、著者だからこそ描けた国家構想となっています。

【本書で初めて明かされた国家構想】
▼外交戦略…特定国への依存度を下げながら、経済成長や国益の確保、地域や国際社会の秩序を維持するために、南半球の新興国や途上国(グローバルサウス諸国)との連携を強化する
▼宇宙産業…他国に先駆けて制定した国内法「宇宙資源法」などを基に、先進国の無秩序な開発や国際情勢の不安定化を防ぎつつ、宇宙産業での日本の競争力向上と新規市場開拓を行なう
▼憲法改正…緊急時に政府が国民の生命・財産を守るために必要な政令を一時的かつ暫定的に制定して対応できる規定や、自衛隊違憲論に終止符を打つための改正案を作成する

40代で大臣に抜擢された著者は、「これからの日本の舵取りは、今後も当事者であり続ける私たちの世代こそが主体的に担っていかなければならない」と考えています。その同志である同僚議員に「コバホーク」の愛称で親しまれている著者が発揮するリーダーシップや思考法は、人と心を動かすヒントと熱量に溢れています。

著者近影

【著者プロフィール】
小林鷹之(こばやし たかゆき)
衆議院議員。1974年、千葉県生まれ。99年、東京大学法学部卒業、大蔵省(現・財務省)入省。2003年、ハーバード大学ケネディ行政大学院修了(公共政策学修士)。10年、財務省退職。12年、衆議院議員総選挙に初当選(現在4期)。16年、防衛大臣政務官。21年、初代経済安全保障担当大臣、内閣府特命担当大臣(科学技術政策・宇宙政策)に就任。24年8月、自民党総裁選に出馬を表明。

【書誌情報】
タイトル:世界をリードする日本へ
著:小林鷹之
発売日:2024年9月18日
ISBN:978-4-569-85814-2
判型・製本:四六判並製
ページ数:232ページ
定価:1,760円(税込)
発行:株式会社PHP研究所
https://www.php.co.jp/books/detail.php?isbn=978-4-569-85814-2

『世界をリードする日本へ』小林鷹之 著(PHP研究所)

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