マクニカ、自動運転車両のソフトウェア開発を大幅に効率化する機能認証取得済の aiMotive社製シミュレーションツールaiSimを提供開始

株式会社マクニカ（本社：神奈川県横浜市、代表取締役社長：原 一将、以下マクニカ）は、ハンガリーのaiMotive（エーアイモーティブ、本社：Hungary Budapest、CEO：László Kishonti、以下aiMotive）と戦略的パートナーシップを締結し、国内外の自動車開発メーカーやTier1向けに、自動運転車両のソフトウェア開発を大幅に効率化する、最も厳しい機能安全ISO26262 ASIL D取得済みのシミュレーションツールaiSim（エーアイシム）の提供開始することを本日、発表いたします。また、シミュレータ、データセットなどのツールチェーンもあわせて提供することで、お客様の開発工程の大幅な改善を提供します。

昨今、高度化が著しいADAS/ADのソフトウェア開発において、シミュレーションは非常に重要となっています。従来の公道試験や物理テストは、各種の天候条件やテストシナリオ数などにおいて制限が多く、検証作業に膨大な時間を要します。aiMotiveが提供するシミュレーションツールaiSimは、最新のレンダリング技術や忠実度の高いセンサーシミュレーション、3D環境のための豊富なアセットを用意し、テストの繰り返し性、テストシナリオ数の拡大、技術の安全評価などにより高走行距離テストや過酷な運転シナリオでのADシステムを検証するための優れたテスト環境を提供します。これにより検証作業に要する時間とコストの大幅な削減を実現できます。

■aiSimの特徴

また、aiSimは、Matlab/Simulink、matlab/road runner、Unreal Engine5など様々なツールとの連携・統合をサポートしており、お客様の環境でaiSimの優れたシミュレーションを実行することができます。さらにOpenDrive、Open Scenario、OSI、ROSといった業界標準のフォーマットはインタフェースにも対応しているため、既存のアセットを利活用することも可能です。

マクニカでは、国内外の自動車開発メーカー、Tier1、センサーメーカーを対象に、同社のシミュレーションaiSim並びにツールチェーンを提案・提供することにより、お客様のソフトウェア開発の高効率化と競争力強化、開発期間の短縮、コストの削減に貢献していきます。

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aiMotive は、レベルにとらわれない自動運転ソリューションに取り組んでいる自動車テクノロジー企業です。開発コストと期間の大幅な削減を達成しながら、社内の専門知識とaiMotiveのモジュラー機能を組み合わせて、お客様が生産自動運転機能を迅速に開発および導入できるようにツールと組み込みソリューションの統合ポートフォリオを提供しています。aiMotiveの製品ポートフォリオは、量産プログラムで検証されています。
aiMotiveについて：https://aimotive.com/

マクニカは、半導体、サイバーセキュリティをコアとして、最新のテクノロジーをトータルに取り扱う、サービス・ソリューションカンパニーです。世界23か国/地域81拠点で事業を展開、50年以上の歴史の中で培った技術力とグローバルネットワークを活かし、AIやIoT、自動運転など最先端技術の発掘・提案・実装を手掛けています。
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