名工建設、顧客サービスのさらなる向上のため、全社規模の営業支援システムを刷新

  • 日本オラクル株式会社(本社:東京都千代田区紀尾井町、社長執行役員 最高経営責任者:遠藤 隆雄、以下 日本オラクル)は本日、名工建設株式会社(本社:愛知県名古屋市中村区、以下 名工建設)が、蓄積したノウハウを最大限に活かし営業力を強化することを目的に、オラクルのCRMアプリケーション「Siebel CRM 8」へのアップグレードを完了し、本社と全支店が利用する営業支援システムを刷新したことを発表します。

  • 名工建設は、新幹線・在来線の敷設や保守工事を担う軌道事業、マンションや工場、鉄道施設などの建築事業、公共事業である社会インフラ整備などの土木事業を主要事業としています。同社では、建設事業よりもさらに高い安全性と品質を求められる鉄道や社会インフラ事業の実績を多く残していますが、国内の建設投資が激減する一方、建設事業者数の供給過剰による業界内の競争激化により、過去の経験を全社規模で活かした安全性と透明性の高いサービス提供への対応が求められていました。

  • 刷新した営業支援システムの主な特長
    1.「Siebel CRM 8」の営業支援(SFA:Sale Force Automation)機能を活用
    2.過去30年分の案件情報の管理と可視化
    3.日々の営業活動や顧客訪問情報の蓄積と分析
    4.営業情報(技術資料、設計図面、契約書、見積書、有資格者などの登録情報)の一元管理
    5.経理、施工、機材などの他基幹システムへ営業情報を展開
    6.本社と全支店の営業担当者全員が活用
    これにより、迅速かつ精密に案件情報を可視化することによりプロセス重視の営業支援システムを実現しました。

  • 名工建設は、2007年7月の1ヶ月、オラクルの運用支援サービス「Oracle Advanced Customer Services (Oracle ACS)」のサービスである「Siebel Upgrade Assessment」(※1)と「Siebel Upgrade Trial」(※2)を活用しプロジェクトのリスク軽減を行い、工数を事前に把握しました。同社では、本年5月、東洋ビジネスエンジニアリング株式会社の協力によるバージョンアップ・プロジェクトを経て、営業支援システムの安定稼動に成功しました。

※1 既存システムのヒアリング調査や設計情報などの分析から、アップグレードの必要性とリスクを検証
※2オラクル内の環境にて、お客様のテスト環境もしくは開発環境のデータベース・イメージを利用して開発環境レベルのアップグレード作業を試行し、作業手順や工数を算出

関連情報
●「Siebel CRM」について
「Siebel CRM」は、マーケティング、営業、サービス、および従業員のパフォーマンスに対し、業務支援と業務に連動したインサイト(洞察)を提供するため、より優れた成果を実現することができます。また最新版である「Siebel 8.0」は、先進のオーダー管理機能、組込み済みの分析機能を強化しています。「Siebel CRM」の特徴は、幅広い業種別ソリューションを提供している点で、通信、金融、ハイテク、自動車、ライフサイエンスをはじめとした23業種に対応しています。

●「Oracle Advanced Customer Services」について
「Oracle Advanced Customer Services(Oracle ACS)」は、より高い技術レベルのサポートを求める、ミッション・クリティカルのシステムを運用する顧客のための、通常の製品サポートよりも手厚く、高いレベルのサービスです。顧客が求めるソリューションの実現のために、各顧客固有の条件にあわせ最も適したサービスを提供できように、Oracle ACSには複数のサービス・メニューが用意されています。

●関連リンク
「Siebel Customer Relationship Management」アプリケーション
http://www.oracle.com/lang/jp/applications/crm/siebel/index.html

「Oracle Advanced Customer Services」
http://www.oracle.com/lang/jp/support/advanced-customer-services/index.html

ビデオメッセージ
http://jp.youtube.com/watch?v=0e0EsX462U8

●名工建設株式会社について
 名工建設は創業以来60 年以上にわたり、日本の大動脈である鉄道線路の敷設・保守工事に特化した企業として業界の牽引役を担ってまいりました。現在では、鉄道部門に係る建設工事および軌道工事をはじめ、官公庁事業分野の土木建設工事や民間事業分野の超高層ビルなどのオフィスビル・マンション、工場等の建設工事など、総合建設業として幅広い分野に展開しております。
 21 世紀は日々進化する技術と自然環境の調和が図られる時代でもあります。当社は新しい工法や素材、エネルギーの有効利用などに積極的に取り組み、「SKILLS(スキルズ)」を合い言葉にすぐれた施工技術の開発に取り組んでおります。「工」と書いてたくみと読む。日本の誇る「工の技」と精神を現代に継承する企業でありたいと考えています。

●東洋ビジネスエンジニアリング株式会社について ( http://www.to-be.co.jp/
 東洋ビジネスエンジニアリング(B-EN-G)はIT企画、BPR実施のビジネスコンサルティング、IT導入コンサルティングから、システム構築サービス、運用サービスにわたり、ERPを中心に豊富な実績を有するビジネスエンジニアリング企業です。またERPをベースとしたSCM、CRM導入支援ならびに中国を初めとしたグローバル展開支援での実績を積み重ねています。
1999年4月、東洋エンジニアリング株式会社のIT事業部から分社・独立し、情報サービス事業を開始致しました。国際的総合エンジニアリング会社から引き継いだグローバルな調達・物流の現場ノウハウ、多数のITシステム導入プロジェクト、稼働後のシステム活用支援の経験から培った業務改革ノウハウ、システム導入・活用ノウハウを、「B-EN-Gプラクティス」として集大成し、コンサルティング、プロジェクトマネジメント、アウトソーシングを通じてお客様にご提供しています。

●日本オラクルについて
日本オラクル株式会社は、オラクル・コーポレーションの日本法人として1985年に設立されました。国内を拠点とした情報システム構築のためのソフトウェア製品、ソリューション、コンサルティング、サポートサービス、教育の事業を展開しています。1999年2月5日に店頭市場へ株式公開、2000年4月 28日に東証一部上場。従業員数2,135名(2008年 5月末現在)。

■本件に関するお問い合わせ先:
日本オラクル株式会社 広報部 小林
TEL: 03-6238-8693 FAX: 03-5213-6990 E-mail: Mamoru.Kobayashi@oracle.com
プレスルーム http://www.oracle.co.jp/press
YouTube日本オラクル広報チャネル http://jp.youtube.com/user/oraclejapanpr

Oracleは、米国オラクル・コーポレーション及びその子会社、関連会社の米国及びその他の国における登録商標です。その他のブランドまたは製品は、それぞれを保有する各社の商標または登録商標です。

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