サイバーテック、マニュアル作成支援システム「PMX」新バージョンをリリース!

描画機能の追加とともに、HTMLマニュアル関連の機能を強化!

ITで企業のDX対応をサポートする株式会社サイバーテック(代表取締役社長:橋元 賢次 本社:東京都渋谷区、以下サイバーテック)は、DX推進にも寄与するマニュアル作成支援システム「PMX」のバージョンアップを行い、Version6.3の提供を開始致します(提供予定日:2024年6月1日)。

国産のマニュアル用CMS製品としてサイバーテックが提供する、マニュアル作成支援システム「PMX」は2022年2月にメジャーバージョンアップを行い、Version6.0をリリースした後、2022年7月1日にVersion6.1、2023年6月30日にVersion6.2をリリースいたしました。
今回のバージョンアップでは、マニュアルで求められる図表やフローチャートなどを描画できる機能が実装された事に加え、HTMLマニュアルに関する様々な機能が強化されました。単に閲覧をしてもらうためにマニュアルを公開するだけではなく、マニュアルに対するアクセス状況を把握することが可能となります。本機能により、閲覧ユーザーがどの部分に関心があるかを把握することにより、良く見られている箇所とそうではない箇所を把握する事で次回改訂時の参考にすることが可能であるだけではなく、ユーザーがどの箇所に関心があるかを把握することで、新商品開発に必要となる情報を取得することが出来ます。

サイバーテックは「日本企業による、日本企業のための、日本企業のマニュアル作成支援システム」として、クラウドでも手軽に活用頂ける「PMX」をより多くの皆様にご利用いただけるよう、さらに機能強化を継続的に行い、より皆様のDX推進に活用いただける製品にいたします。

今回の「PMX」Version6.3 へのバージョンアップに関する概要とポイント

描画ツールによる、フローチャートや挿絵の作成機能

PMXには画像描画機能がありませんでしたが、今回のバージョンアップにより、Webブラウザから扱える画像描画機能を実装いたしました。本機能を用いた描画済みの画像はSVG形式によるベクター形式の素材データとして保存されますが、外部から取り込んだ画像の修正などもPMX内の本機能で行うことが可能となります。さらに、図表内の引き出し線で記述したテキストデータ部分なども翻訳対象とすることが可能となるため、従来から有している「素材の多言語素材」オプションを活用いただくことで、多言語の図表やフローチャートを言語ごとに自動的に差し変える、といった運用が効果的に実現できます。

GA4によるHTMLマニュアルへのアクセス状況把握機能

Webページへのアクセス状況解析で多用されているGA4(Google アナリティクス 4)のタグをHTMLマニュアルに埋め込む機能を実装いたしました。この機能により、PMXで出力したHTMLマニュアルをWebサーバー、あるいはPMXとのシームレス連携が可能なマニュアル公開ポータルシステム「DocuPortal」内に設置するだけで、設定したタグと連動したGA4にて、HTMLマニュアルへのページ単位のアクセス状況を把握することが可能となります。

PMXの状況をさらに把握できるように、ユーザー側で確認可能となるパラメーターを増加

PMXでは、コンテンツの再利用性を高めながら多品種のマニュアルを作成することが可能であり、同時にマニュアルの多言語化・構造化が実現できますが、それだけに素材やコンテンツ数は飛躍的に増加することになります。今回のバージョンアップにより、PMXで運用・管理されているトピック数や使用ディスク容量がすぐに把握できるようになるため、現在の利用状況がすぐに把握可能となります。また、言語ごとに変わるトピック内のコンテンツの長さに関しても、視認性を高めました。

HTMLマニュアル出力時のメタ タグ情報出力を強化

PMXでは、トピック・マップ・素材などのコンテンツにさまざまな属性情報を設定することが出来ますが、今回のバージョンアップでは、HTMLマニュアルを出力する際に、属性情報をメタ情報として付与する機能を強化いたしました。本機能により、HTMLマニュアルとしてだけではなく、外部公開用のFAQなどに静的HTMLコンテンツとして活用した場合において、オーガニック検索による対象コンテンツの上位表示が期待できます。

外部ポータルシステムとの連携機能

PDFやHTMLのマニュアルデータを出力する際に、PMXで管理する様々な属性情報をCSV形式で同時に出力することが可能となります。本機能により、サイバーテックが別途提供するマニュアル公開ポータルシステム「DocuPortal」以外のドキュメントポータル公開システムや、Web CMS、独自開発されたWebシステム側でCSVデータを活用することにより、様々なWebサイトでマニュアルデータの属性検索が可能となります。

マニュアル作成支援システム「PMX」とは?

DTPソフトやMS Wordなどのデスクトップツールを使った属人的な制作フローではなく、チーム・ドキュメンテーションを実現する、画期的な国産のマニュアル作成支援システムです。マニュアルを構造化することでコンテンツの標準化と共通化を実現し、クオリティを向上させます。変化に強いXMLデータベースでコンテンツを一元管理することにより、PDF組版とHTML形式によるWebマニュアル出力をワンソースで出力可能です。赤入れや手戻りが無くなり、制作業務のカイゼンによる効率化と配信スピード向上・翻訳コストの削減や、改訂時のヌケモレ防止による品質向上を実現いたします。AI翻訳機能やコンピュータ支援翻訳(CAT)ツールとの連携により、マニュアルの多言語化を効果的に行う事が可能です。

分業化

役割を分担して属人化からも脱却、テレワークにも最適!

Wordライクなエディタで担当箇所をライティングすることで、分担作業とコンテンツの再利用率が向上し、属人的な制作フローから脱却できます。
Webブラウザで操作できるため、テレワークとの親和性が高く、ハイスペックPCも不要です。

多言語化

コンテンツの部品化と機械翻訳でリーズナブルに多言語展開!

多言語マニュアルの作成~改訂管理は非常に煩雑ですが、「PMX」ではコンテンツの部品化と再利用により、改訂運用の品質向上を実現します。
さらに、AI翻訳やCATの活用により、スピーディかつ低コストでマニュアルの多言語化が行えます。

組版と電子化

ワンソースからPDF組版と電子マニュアルを一括出力!

「PMX」では、コンテンツを一元管理しているため、HTML形式による電子マニュアルや自動組版によるPDFをワンソースで出力できます。
また、動画の活用によりサッと理解することが求められるオペレーションマニュアルなども作成できます。

マニュアル作成支援システム「PMX」が向いているドキュメント

◎製造業様
マニュアル全般(操作マニュアル・取扱説明書・サービスマニュアル)・規格票・技術標準文書・作業指示書

◎ソフトウェア
ユーザーズガイド・リファレンスマニュアル・オンラインヘルプ・FAQ・運用保守マニュアル

◎金融・サービス業様
業務マニュアル・事務規程集・契約書・報告書・オペレーションマニュアル・約款・規約

◎教育・出版業様
デジタル教材・プリント・副教材・問題集・学習参考書・定期刊行物・加除式書籍

マニュアル作成支援システム「PMX」システム概要図

マニュアル作成支援システム「PMX」は、基本機能に加え、コンピュータ支援翻訳(CAT)ツールや、ドキュメント公開ポータルシステムなどの、様々な外部ツールとの連携が可能となります。国内シェアNo.1のXMLデータベース「NeoCore」を内蔵することで、コンテンツの一元化と高速検索を可能としました。

マニュアル作成支援システム「PMX」基本機能一覧

・多言語コンテンツ管理(トピック、マップ、素材、属性、バージョン)
・コンピュータ翻訳支援(CAT)ツールとのシームレス連携
・素材データ管理(画像、動画、Excelファイル)
・トピック作成編集エディタ
・マップ構成編集(新規作成・改訂)
・Microsoft Word / FrameMakerデータの取り込み
・Adobe InDesign連携
・Webマニュアル(HTMLアーカイブ)/ PDF / MS Word / XML による出力
・ワークフロー機能
・AI(人工知能)による、校正支援(ゆらぎ検出)・AI翻訳
・セキュリティ/ユーザー管理/グループ管理/アクセス管理

マニュアル作成支援システム「PMX」紹介ページ

マニュアル作成支援システム「PMX」をご案内するWebサイトは以下となります。

サイバーテックは、DXの推進がますます進む今後の情報化社会において、企業内ドキュメントの革新的な生産性向上・再利用促進を目指しています。様々なユーザーの皆様からの声を反映させた内容を盛り込んだ形で機能強化を行い、今回リリースした次世代マニュアル作成支援システム「PMX」Version6.3において、マニュアルからDX対応を目指す企業をより強力にサポートいたします。


<株式会社サイバーテックについて>
株式会社サイバーテックは「ITによる社会貢献」を目指すために1998年に創業し、社会に価値を提供するための自社製品を開発・提供することに挑戦してまいりました。2001年にXMLというテクノロジーに出会ったことで、メタ情報の可能性を感じ、XMLデータベース事業のM&Aから現在のドキュメントDX事業やWeb事業へと発展し、現在はAI技術も積極的に取り入れています。

商号:株式会社サイバーテック(CyberTech Corporation)
代表者:代表取締役社長 橋元 賢次
設立:平成10年(1998年)9月8日
本社所在地:〒150-0044 東京都渋谷区円山町20-1 新大宗道玄坂上ビル7階
資本金:5,000万円
URL:https://www.cybertech.co.jp/

事業内容:

  1. ドキュメントDX事業~AI翻訳とCMSで「マニュアルからDX」
    テクニカルドキュメントの部品化による再利用率の向上・AI翻訳による多言語化・PDFとHTMLのワンソース出力を実現する「PMX」を中心に、企業のDX化を推進いたします。
    URL: https://www.cybertech.co.jp/xml/

  2. CMS・Web運用事業~利用目的に沿ったWeb活用のススメ
    費用対効果の高いCMS導入~基盤運用をはじめ、SEO対策や生成AIによるコンテンツマーケティング支援~HTMLコーディングまで、幅広いサービスをご提供いたします。
    URL: https://www.cybertech.co.jp/websol/

  3. オフショア事業~アノテーションやラボ型開発をリーズナブルに
    フィリピン セブ島の自社オフショア拠点内で、正社員によるAI向け学習データ作成を中心に、データ加工やラボ型開発、英語サポートを、高品質かつリーズナブルに実施いたします。
    URL: https://www.cybertech.co.jp/ito/

<本件に関するお問い合わせ先>
株式会社サイバーテック 管理部 広報担当:薮田
〒150-0044 東京都渋谷区円山町20-1 新大宗道玄坂上ビル7階
TEL:03-5457-1770 FAX:03-5457-1772
URL:https://www.cybertech.co.jp/ メール:info@cybertech.co.jp

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