女性労働協会、女性労働に関する 判例データベース・アーカイブを協会ホームページに公開
一般財団法人 女性労働協会(所在地：東京都港区、会長：岩田 三代、以下「当協会」)は、この度、女性労働判例データベース及び女性労働アーカイブを当協会ホームページ上で公開することとなりました。
女性労働に深くかかわるテーマへの司法の判断や働く女性の課題、女性労働行政の変遷等を知る上での貴重なデータの数々を公開しています。個人、自治体・企業担当者、研究者、専門家、女性労働に関心のある方等どなたでもご利用いただけます。これから社会に出る学生の皆様、若い世代の方々にもぜひご覧いただきたいです。
当協会は、設立以来「女性の地位向上、働く女性の福祉の向上」を目的に掲げています。
当データベース及びアーカイブは、この目的の遂行に大きく貢献することと祈念しています。
■女性労働判例データベース： https://www.jaaww.or.jp/joho/
女性労働に関するテーマや女性労働者が原告・被告のもの、女性が多い業種、職種、雇用形態(パート等)に係る判例等を集めたユニークな判例データベースです。約1,700件の判例を有し、フリーワードや裁判の判決日から検索できます。「退職・定年制(男女間格差)」や「妊娠・出産・育児休業・介護休業等」「セクシュアル・ハラスメント」等、13の事件分類に分かれています。
■女性労働アーカイブ： https://www.jaaww.or.jp/history/
女性労働行政の変遷及び、働く女性の地位向上のあゆみを伝える貴重な情報・資料を女性労働アーカイブとして公開・提供しています。
「行政資料デジタルアーカイブ」では、旧労働省婦人少年局～厚生労働省雇用環境・均等局が発行した行政資料3,000点以上を画像データで公開しています。戦後間もない1947(昭和22)年から近年の資料まで、女性を取り巻く環境や、働く女性の課題、国の取組の変遷等を知る貴重な証拠となっています。
当アーカイブでは、明治以降の女性たちの働く状況、取り巻く社会の変遷等を映像とギャラリーでもご覧になれます。
当データベース・アーカイブの運営について
これらのデータは厚生労働省事業「女性就業支援バックアップナビ」に掲載されていましたが、当該サイトが令和5年3月をもって閉鎖されるにあたり、女性労働に関する貴重な情報を保存・公開し、公共の利益に供する観点から当協会が運営するものです。
・職場における男女の機会均等、女性活躍の推進、男女問わず働きやすい職場づくりの実現に役立てること
・先人たちのあゆみを次の世代に伝え、未来に活かすこと
をミッションに運営しています。
賛助会員募集について
当協会では、「女性労働判例データベース」、「女性労働アーカイブ」の維持管理を含め、協会の事業にご賛同いただける賛助会員を募集しています。ぜひ皆様のご賛同をお願いいたします。
詳しくは女性労働協会HPをご確認ください。
女性労働協会HP「賛助会員募集」：https://www.jaaww.or.jp/about/member/
