SDGsに着目した「プラネタリー・ヘルス・ダイエット」 学生が考案したメニューが18日から学食に登場

昭和女子大学(学長 金尾朗:東京都世田谷区)で食健康科学部の学生たちが、SDGsの観点で注目される食事法「プラネタリー・ヘルス・ダイエット」に則して、学食メニュー「サラダボウルランチ」を開発しました。「輝け☆健康『美』プロジェクト」活動の一環で、食事法の認知度向上を目指して、7月18日から学食で提供します。
 
 プラネタリー・ヘルス・ダイエットとは、世界16か国の研究者グループが2019年、地球にやさしい食生活として提案した「食と食糧のシステム」です。動物性食品や砂糖の摂取量を減らし、野菜や果物、きのこ類を摂ることを推奨しています。本プロジェクトの学生は、昨年12月に都内で開催された「国際栄養会議2022」(https://icn22.org/)で、この考えに基づいて、大豆など植物由来の原材料をベースとした食事について英語で発表を行いました。

 この経験を踏まえ、サラダボウルランチは、照り焼きにしたがんもどき、人参しりしり、キャベツのマスタードサラダ、カレー風味のブロッコリーなど味付けの異なる野菜を、玄米ご飯に乗せて盛り付けました。それぞれで食べても、混ぜて食べてもおいしく、トマトソースで煮込んだ夏野菜のカポナータやトロピカルフルーツを乗せた冷たい豆乳ゼリーとともに提供します。
 学生たちは実際の調理工程が学生食堂で可能か、委託会社とミーティングや試食を重ね、肉や魚に頼らずに、栄養バランスの優れた満足感のあるメニューを完成させました。

プラネタリー・ヘルス・ダイエットメニュー ~サラダボウルランチ~

【内 容】照り焼きがんもどきのサラダボウル、 カポナータ、トロピカル豆乳ゼリー
【エネルギー】671kcal
【金 額】450円(税込み)
【提供場所】学生食堂「ソフィア」
【提供期間】7月18日(火)~31日(月)
【提 供 数 】30食/日 ※売り切れ次第、終了

「輝け☆健康『美』プロジェクト」

 2011年に発足し、食健康科学部健康デザイン学科・管理栄養学科・食安全マネジメント学科の学生が参加しています。内面から輝く健康美を作り上げることを目指し、大学で学んだ知識を活かして、女子学生が1日に摂らなくてはならない栄養素量の1/3を昼食で摂ることができるよう考えられた「H&B(ヘルス&ビューティー)ランチ」のメニューを学生食堂に提案しています。


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