【ダイキン】2022年度 十河社長 兼 CEO 新入社員への訓辞『常に挑み続ける人、チャレンジャーであってほしい』

ダイキン工業株式会社は、2022年4月1日に大阪市中央区にあるホテルニューオータニ大阪で入社式を行いました。十河政則 代表取締役社長 兼 CEOは、当社のめざす方向や新入社員に期待することについて以下のように話しました。

【十河社長訓辞(要旨)】

現在、経営を取り巻く環境はかつてないほど大きく変化しています。過去の常識が通用しない、模範解答の無い時代に突入しています。当社にとって重要な環境の変化をいくつか申し上げたうえで、新入社員の皆さんへメッセージをお伝えします。
 1点目は、カーボンニュートラルです。個人の生活や事業活動における消費電力の削減、温室効果ガス削減にむけた冷媒規制の強化などの動きは、空調事業と冷媒事業を併せ持つ唯一のメーカーとして省エネ・環境技術を磨き上げてきた我々にとって絶好のチャンスです。環境の先進技術を活かし、社会課題の解決に大きく貢献していこうとしています。
 2点目は、「モノからコト」「モノの所有から利用」といった顧客の価値観の変化です。デジタル化を推進し、新たな顧客価値に応えるソリューション事業を当社の今後の事業拡大につなげていきます。
 3点目は、空気・換気に対する市場ニーズの広がりです。新型コロナ感染症の影響に伴い、工場・オフィス・店舗・住宅などあらゆる建物の空気質に対する安全・安心意識が高まっています。新たな空気価値の探求・創造は空調専業メーカーである我々の使命と考えています。

 変化が激しく、先行きは不透明ですが、過去にないものを創り出すチャンスがある面白い時代だと考えています。いかなる時においても、企業を根幹で支えるのは「人ならではの力」です。今後の成長と発展を担う「原石」ともいえる人材の皆さんに求めたいことは、「常に挑み続ける人、チャレンジャーであってほしい」ということです。

 当社は出る杭を認め、前向きな失敗はとがめない社風です。自分の可能性を信じ、失敗を恐れず思い切って最初の一歩を踏み出してほしい。そのためにまずは謙虚に徹底して基本を学び、自分のものにすることです。そのうえで自分の考えと意志を持って行動してください。そして時代の変化を先取りし、新しい風を吹き込んでほしい。若い新たな発想で挑み続け、会社の成長・発展へ向けた変革を担える人になってほしいと思います。

 ダイキンという会社には皆さんが挑戦できるフィールドがたくさんあります。2024年のダイキン創立100周年を前に、皆さんの新しい力と共にさらなる飛躍・発展をめざし、我々経営陣も挑戦をしていきたいと心から思います。


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