大新東株式会社、島根県雲南市の地域交通を支えるコミュニティバスを新規受託運行

～2024年10月より受託運行開始。路線バスの空白地帯をサポート～

2024-10-08 09:00

　総合サービス企業　シダックスグループで、全国の民間企業の役員車、および自治体の公用車、貸切バス等の車両運行を行う大新東株式会社（以下、大新東）は、2024年10月1日（火）より、島根県雲南市の公共交通車両（交通空白地有償運送）であるコミュニティバス「大東松江乃木線（おおひがしまつえのぎせん）」の受託運行を新たに開始しました。

10月1日（火）にJR出雲大東駅前ロータリーで行われた、出発式の様子。（写真中央）雲南市石飛厚志市長、（写真右）大新東株式会社　取締役一般車両事業本部長加倉井啓雄、（写真左）大新東株式会社中四国支店長藤森勝久

　当コミュニティバス「大東松江乃木線」は、民間バス会社の市内路線バスの一部路線廃止により、雲南市が町民の移動手段の確保として開設。廃止ルートの区間を生かしながら、経由地に新たに松江市立病院等も停留所に含む系統も加え、JR木次線出雲大東駅（島根県雲南市）とJR山陰本線乃木駅（島根県松江市）までを往復する計7便の路線です。

　雲南市は島根県東部に位置する人口約35,000人（※2024年8月現在）の町で、大新東は、1999年4月から順次、雲南市大東、加茂地区を走行するコミュニティバス8台（8路線）を、および2016年から順次、スクールバス6台の運行業務を受託してきた実績がございます。また、今回この「大東松江乃木線」が加わることで、雲南市のコミュニティバス受託運行は、予備車両を含め計18台（14路線）となります。

　大新東は、2024年9月現在、役員車や送迎バス、旅客運送バス等約4,000台、コミュニティバスは、当運行受託を含め計20自治体（計116台）を担い、車両の運行のみならず保守管理まで一括して担う「安心・安全」の車両運行サ－ビス事業に努めています。「事業を通じて社会課題解決を行う」を掲げるシダックスグループの一員として、未来の子供たちのために、そして雲南市・松江市が抱える地域の公共交通の課題に、車両運行サービスでお手伝いしていきます。