相鉄グループ運営の「ファミリーマート相鉄さがみ野駅店」に飲料補充 AIロボットを導入 【相鉄ステーションリテール】

店舗作業分析システムも併せて導入し、店舗の省力化・効率化へ

2022-12-15 16:00

相鉄グループの相鉄ステーションリテール㈱(本社・横浜市西区、社長・佐藤 充)では、2022年12月17日(土)から、Telexistence㈱(テレイグジスタンス 以下、TX)が提供する飲料補充 AIロボット「TX SCARA(ティーエックス スカラ)」(以下、同ロボット)を、同社が運営する「ファミリーマート相鉄さがみ野駅店」に導入します。同ロボットをファミリーマートの鉄道駅店舗で導入するのは、全国で初めてとなります。

飲料補充 AIロボット「TX SCARA」①

同ロボットは、店舗スタッフの作業負荷が大きい飲料補充業務を行うもので、在庫棚から陳列棚に24時間自動で補充します。ロボットに搭載された複数のカメラで、陳列棚の中から少なくなっている飲料を検知。TXが開発した独自のAIシステムが、過去の時間帯別の売れ行きデータなどを踏まえ、最適な順番を判断して飲料を補充します。

飲料補充 AIロボット「TX SCARA」②

また、同ロボットと併せ、TX提供の店舗作業分析システム「TX Work Analytics(ティーエックス ワーク アナリティクス)」(以下、同システム)も導入します。同システムを導入することにより、店舗スタッフがどの場所で、どの程度の時間をかけて作業をしているかなど、業務の可視化や分析が可能となります。
今回の導入により、作業の効率化や適切な人員配置の再構築を行うことで、労働環境の改善や店舗の質の向上などにつなげ、相鉄グループ長期ビジョン“Vision2030”や中期経営計画の重点戦略「デジタル技術活用」による人時生産性の向上を目指します。

飲料補充 AIロボット導入の概要

  1. 稼働開始日

2022年12月17日(土)

  1. 設置店舗

「ファミリーマート相鉄さがみ野駅店」(24時間営業)
(海老名市東柏ケ谷2-30-31)

ファミリーマート相鉄さがみ野駅店

  1. 内容

・Telexistence㈱(テレイグジスタンス 以下、TX)提供の飲料補充 AIロボット「TX SCARA(ティーエックス スカラ)」を1台導入。
・ロボットに搭載された複数のカメラで、陳列棚の中から少なくなっている飲料を検知。TX独自のAIシステムが、過去の時間帯別の売れ行きデータなどを踏まえ、最適な順番を判断して飲料を補充。
・AIロボットは、高い精度で飲料を自動的に補充することが可能。
・最大で1日あたり1,000本の補充が可能。
・想定していない環境変化が原因でAIによる陳列が失敗した場合、遠隔操作モードへ移行。インターネットを通じて、オペレーターが遠隔操作を行うことで、迅速な復旧が可能。
・飲料補充 AIロボットの導入に併せて、TX提供の店舗作業分析システム「TX Work Analytics(ティーエックス ワーク アナリティクス)」も導入。店舗スタッフがどの場所で、どの程度の時間をかけて作業しているかなど、今まで把握が難しかったデータを分析することで、業務効率化を促進することが可能。

  1. 見込まれる効果

飲料補充 AIロボットを24時間稼働することで、店舗スタッフは売り場を離れることなく、接客業務など、より付加価値の高い業務に取り組むことが可能となります。また、店舗作業分析システムを通じ、作業の効率化や適切な人員配置の再構築を行うことで、労働環境の改善や店舗の質の向上が期待されます。

相鉄ステーションリテール㈱の概要

  1. 会社名

相鉄ステーションリテール㈱

  1. 所在地

横浜市西区北幸二丁目9番14号

  1. 資本金

1,000万円

  1. 社長

佐藤 充

  1. 設立

1999年5月

  1. 事業内容

物品販売店等の経営、不動産の賃貸・管理業


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