都内中小企業とデザイナーが共に学び成長する 「デザイン経営スクール」第2期を開講、受講生を募集開始 ~7月21日(水)キックオフプレセミナーを開催~
公益財団法人東京都中小企業振興公社は、中小企業の経営者とデザイナーを対象に、「デザイン経営」を体系的に学ぶための「デザイン経営スクール」第2期の開講が決定。受講生の募集を令和3年8月27(金)まで行っております。
「デザイン経営」とは、経営にデザイン技術を活かして未来を描くこと、企業の信頼と認知を高めて顧客と強い関係を築き経営を強くするブランディング、新しいことにチャレンジするイノベーティブな活動を指します。
本スクールでは、中小企業経営者がデザイナーと一緒に学び、互いの考え方を共有することで、デザイン発想で事業の骨格を考えていくためのデザインの知識等、様々なノウハウを獲得し、デザインを基軸にしてリーダーシップを持ってビジネスの中核に立てる人材の育成を目指します。
※昨年度スクールを修了した第1期生は、それぞれデザイン経営の実践にむけた一歩を踏み出しています。
第1期修了生の声
●「経営」と「デザイン」が近いとプロジェクトにも経営層の思考がダイレクトに反映されるので、スピーディで、密度の濃いものが生まれやすく、またその過程で会社の目指す方向がよりはっきりしてくると感じました。(印刷関連業)
●本スクールを通じて未来の経営力を学ぶことができました。事業化に向け、開発スケジュールや方針の策定、作業環境の構築等、具体的な作業を進めています。(製造業)
●日程や課題のボリュームが予想以上にハードでしたが、とても実践的で今後の仕事に生かせる知識や考え方が身につきました。(デザイナー)
スクールの特徴
●中小企業者とデザイナーが一緒に受講し、ブランディング・イノベーション・マーケティングの各課題に取り組み、プレゼンテーションを行います。
●全10回の講義とワークを通して、「デザイン経営」を体験できるようプログラムされています。課題のための自主活動(事業所訪問・個別ミーティング等)も推奨しています。
●本スクールの最終ゴールは、企業の強みを生かし、デザイナーのアイデアを盛り込んだ「新しい事業構想」の策定です。
実施概要
- 開講時期
令和3年9月17日(金)~令和3年12月17日(金)まで全10日間
平日週1回 13時~17時(予定)
- 実施方法
公社本社(秋葉原庁舎)及び東京都立産業技術研究センター本部での実施を予定
- 受講定員・対象者
(1)中小企業者10社:本事業における取り組みに意欲的に参加できる経営者層、事業継承者や次世代を担う予定の中核人材等
(2)デザイナー10社:「東京デザインデータベース※」登録デザイナーであり、次世代を担うリーダーとして責任を持った判断が可能である方
※「東京デザインデータベース」とは、公社運営による約800名のデザイナー・クリエイターが登録されているデータベースです
( https://www.designer-db.tokyo.jp )
- 受講料
1社につき50,000円(税込)(企業は2名まで、デザイナーは1名のみ受講可能)
- 募集締切
令和3年8月27日(金)
スクールが体験できるプレセミナー開催決定!
「デザイン経営スクール」の開講に先駆けて、キックオフプレセミナーを開催いたします。
本セミナーでは、公社「デザイン経営スクール」の講師を務める株式会社kenma・今井 裕平氏と、今井氏との協働により新しいビジネスを立ち上げた株式会社コスモテック・高見澤 友伸氏に、中小企業が取り組むべきデザイン活用と経営の在り方、デザイナーとのパートナーシップについてお話いただきます。
詳細URL: https://www.tokyo-kosha.or.jp/topics/2105/0002.html
開催概要
デザインを経営の「武器」にする!中小企業の競争力を高めるビジネスデザインとは
日時 :令和3年7月21日(水)14:00~16:00(オンラインで開催)
講師 :今井 裕平氏(株式会社kenma 代表取締役/ビジネスデザイナー)
高見澤 友伸氏(株式会社コスモテック 代表取締役)
参加費:無料
人数 :100名(先着順・要事前申し込み)
形式 :Webセミナーによる開催となります