ゼロからの自作ホームページ制作!気になる作業とかかる費用は?

2020-12-28 19:30

初めてのホームページ制作、目的やターゲットを考え構造が出来上がったところで、いよいよ作業へと進んでいきます。「ところで制作作業っていったいどんな事をするの?」また「自分でホームページ制作をすると費用はどのくらいかかるの?」と心配されていませんか?今から気になる2つを徹底解説していきます。是非あなたのホームページ制作の参考にして見て下さいね。

ホームページ制作作業ですることは?

ホームページ制作作業はプランニング(計画や企画を立案)した内容を実際にネット上で見られる形にすることです。大きくわけると3つ。一般的には下記の順番で作業を行っていきます。

1.デザイン

2.コーディング

3.ネット上の公開

それでは1つずつ順番にご紹介していきますね。

=デザイン作業=

ホームページデザインの作業を成功させるためには、ワイヤーフレームをしっかり考えることです。ワイヤーフレームとは1ページ単位での構成図のことで「どこに」「なにを」表示するかを示した配置図です。わかりやすく言うと「デザインの設計図」または「下書き」のようなものです。

ワイヤーフレームはホームページの設計図となるため、念入りに考えることがデザインを成功させる近道と言えます。さらに訪問したユーザーにとって「見やすいか」「動きやすいか」「わかりやすいか」を考えながら次の3つの作業を行っていきます。

・画像を選ぶ

・テキスト(文章や原稿)を作成する

・色やフォントを選ぶ

では1つずつ要点をご紹介していきますね。

画像を選ぶ
ホームページの画像は訪問するユーザーに、何について書かれているホームページなのかを瞬時に伝えることができます。できるだけ高画質でインパクトのある画像を使用することをおすすめします。

自分で撮影するのが難しい場合は無料フリー画像を活用することもできます。ただフリー画像の場合はありふれたものになる可能性が高く、それがイヤな場合は有料画像もあるので検索してみて下さいね。

ひとつ気をつけて欲しいことは画像を使用するときは著作権に充分注意して下さい。安易に使用して後で著作権侵害と言われてしまっては大変です。

テキストを作成する
テキストとはホームページに掲載する文章のことです。文章は訪問してくれたユーザーの知りたい情報を簡単にわかりやすく伝えることがポイントです。

特にキャッチコピーについては、あなたのホームページに訪問してくれたユーザーの心を一瞬で捕えることができるかが掛かってきます。頑張って魅力的な文章作りを目指してみて下さいね。

色やフォントを選ぶ
ホームページの全体の色は統一感を持たせることが基本です。これはすべて同じホームページであるとユーザーにわかるように印象づけるためです。

またターゲットにあった背景の配色や使用するフォント(文字のデザイン)をしっかりと考えホームページのデザインを詰めていきましょう。では次に自作ホームページ制作で一番の難関作業についてご紹介していきますね。

=コーディング作業=

コーディングとはプログラミング言語HTML・CSSを記述してプログラムを組立て、ホームページのデザインをWEB上で閲覧できる形式データーへと変換する作業のことを言います。

プログラミング言語とはコンピューターに指示をだすため使用される言語のことで、このプログラミング言語で記述されたものを「ソースコード」と呼び指示書のような役割をします。自作ホームページはこのHTML・CSSを理解するまでの知識と技術にかかる時間と費用が最大のデメリットと言われています。

しかし現在はHTMLやCSSを支援するソフトやサービスがたくさん存在します。HTML・CSSなどの記述を自分でしなくてもホームページを作成することができるので安心して下さい。もちろんHTML・CSSを勉強することはホームページを運営していく上でとても役立ちます。余裕のある方は是非挑戦してみて下さいね。

=ネット上の公開=

デザインとコーディングが完了したらいよいよあなたの作成したホームページをネット上に公開する作業をします。公開することで世界中の人たちがあなたのホームページをWEB上で閲覧することが可能となります。ホームページをWEB上に公開するために必要なことは下記の3つです。

・サーバーをレンタル

・ドメインを取得

・ファイルのアップロード

では1つずつ説明していきますね。

サーバーをレンタル
ホームページを公開するためにはまずサーバーをレンタルします。サーバーとは簡単に言うと制作したホームページを置く場所のことです。建築で考えると土地のような役割をし、レンタルサーバーを借りるスタイルが一般的です。

ドメインを取得
ホームページの置く場所(サーバー)が決まったら次は住所が必要となります。WEB上の住所それがドメインです。ドメインは無料レンタルドメインもありますが、独自ドメインを取得することをおすすめします。無料の場合は運営会社のドメインを借りるため、広告の掲載や制限がつく他運営が終了してしまうとあなたのホームページも閉鎖になります。独自ドメインを取得することで世界に一つだけのあなたのURLを持つことができます。

ファイルのアップロード
サーバーをレンタルし独自ドメインの取得が終わったら、パソコンに保存してある作成したホームページのファイルを、FTPソフトを使用してレンタルサーバーに転送しWEB上に公開します。これをファイルのアップロードと言います。

FTPソフトとは手元にあるパソコンからファイルをアップロードしたり、サーバーに置いてあるファイルを手元のパソコンにダウンロードするソフトです。このようにFTPソフトを使用して作成したファイルすべてをアップロードしたら自分のホームページのアドレスを入力し、きちんとWEB上に公開できているか確認をしてみましょう。ここまでがホームページ制作作業です。次に作業にかかる費用についてご紹介していきますね。

自作だと制作費はどれくらいかかる?

ホームページを自分で制作するときにかかる費用は基本レンタルサーバー代と独自ドメイン代です。ただし作成方法によって料金も変わるので基本的にかかる費用をわかりやすく表にしてみますね。

こう見て行く自分でホームページを制作すると方法によって費用はかなり抑えることができそうですね。ただ本当に自分が目指しているホームページを作成するためには、ある程度の時間と費用はかかると言うことも覚えておきましょう。

自作ホームページは運用費も削減できる?

ホームページは完成してからがスタートです。目的を達成するために更新や修正を行いながらホームページを運用して行くことになります。

自分でホームページ制作をした場合は、この運用するためにかかる費用も削減することができます。さらに更新も自分の好きな時にできるのが自作ホームページのメリットです。

ただホームページ制作の方法によってはHTMLやCSSの知識がなければ初心者では難しい場合もあります。またホームページの更新や修正に追われて肝心のビジネスが後回しになる可能性があるのも事実です。

こう考えていくと自分でホームページ制作を行う場合はまったく知識やスキルがなくても作成することは可能ですが、目的達成を目指し運用していくためにはある程度の勉強は必要と言えそうです。

自分でホームページ制作をするのは簡単なことではない

どんなことでも目的は簡単に達成できるものではなく、それはホームページ制作にも同じことが言えます。ホームページを自分で制作すると決めWEBの知識を持つことは、あなたがホームページを制作するだけではなく運用していく上でも大変役立つものだし素晴らしいことです。

ただ「自作って大変」「時間と労力を考えたらどうなんだろう」と迷いがでたら無理をせずに自作か依頼かをもう一度考えてみることも大切です。せっかく目的を持ってホームページを作成しようと思ったのですから、制作がストレスになっては辛いですよね。じっくりと考えてたくさんのユーザーが訪問してくれるステキなホームページを制作して下さいね。

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