東京都・福生市、職員採用コンテンツを制作 「挑戦」をコンセプトにしたポスターを手掛け、 仕事現場を紹介した採用動画を公開
福生市は、次代の行政を担う人材確保のため、毎年、職員採用ポスターのデザインに力を入れています。今年は、「挑戦」をコンセプトに、福生市の挑戦的な風土を伝えようと、若手職員がデザインしました。さらに、受験生側と採用側とのミスマッチを避けるために、ポスターだけでは分からない、職員の仕事現場を紹介した採用動画を8月14日(火)正午から公開しました。
若手職員が手がける採用ポスター
国内各地で深刻化する少子化によって、自治体間競争は定住人口の確保のみならず、職員採用の場においても競争が激化しています。
売り手市場となっている今日の就職活動の現場では、企業や自治体が、様々な広報手段を用いて優秀な就活生の獲得に奮闘しています。
福生市では、いち早く平成27年より、優秀な民間企業志望者を取り込もうと、従来の公務員試験対策を不要とする「脱・公務員試験」に取り組んできました。この取り組みに付随して、福生市の採用ポスターは、毎年若手職員が企画・編集・撮影を手掛けています。
メッセージ性を重視したデザイン
今回の採用ポスターでは、福生市が持つ挑戦的な気風を受験生に伝えるために、今年度入庁した職員がモデルを担当し、庁舎で撮影しました。
躍動感を表現し、目を引くデザインに仕上げたことで、大学構内などで自治体ポスターが並ぶ中での差別化を意識しました。また、福生市が望む職員像を表すメッセージを掲載することで、訴求力のあるポスターに仕上げています。
さらに、福生市では公務員試験(教養試験)を廃止し、民間企業などが利用する基礎能力検査(SPI3)を導入していることを周知するために、紙面下部に、QRコードを配置しました。スマートフォンからQRコードを読み込むと、福生市の試験概要が分かる約30秒の動画を視聴することができます。
福生市で働くイメージを沸かせる仕掛け
受験生に福生市の職員として働くイメージを持ってもらうことで、市側と受験生側のミスマッチを無くすために、採用紹介動画と市ホームページ内に職員紹介ページを制作しました。
〈職員採用動画「あなたの熱意が輝くまち。」〉
動画は事務系職員4人の仕事現場を撮影したインタビュー形式となっており、新卒入庁者や中途入庁者、さらには入庁12年目の係長職員や子育てと両立しながら働いている職員など、さまざまな経歴を持つ職員を紹介しています。
インタビュー内容は、福生市の挑戦的な風土や、子育てとの両立など実際のライフスタイルを受験生にイメージしてもらうために、仕事のやりがいや、現在の業務で挑戦していること、子育てに対する職場の理解などを紹介しています。
本動画は4分40秒の構成となっており、予算ゼロ円のもと、若手職員が企画・撮影・制作を担当し、職員のみならず、市内保育園や商店・市民などにも撮影協力をいただいています。
また、本映像は8月14日(火)正午から公開を開始しており、市ホームページから視聴できます。完成した作品は、今後の採用説明会等の場でも放映していく予定です。
▼職員採用動画の映像例
シーン(1)
シーン(2)
【福生市ホームページ】 http://www.city.fussa.tokyo.jp/
【職員採用動画】 https://www.youtube.com/watch?v=8JKjMDAjv_E
福生市職員採用募集
【申込書受付期間】平成30年8月16日(木)~18日(土)
【受付場所】 もくせい会館2階203会議室(福生市本町18)
【募集職種】 一般事務