都立22公園で防災普及啓発活動『東日本大震災を知ろう ~結ぶ、学ぶ、守る。防災の大切さを知る~』(3月9-11日)
仙台市消防署職員の手記、インタビュー動画が伝える3.11。備える意識を育もう。
3月9日(土)から11日(月)までの3日間、都立公園「防災公園グループ」21公園・神代植物公園において、防災普及啓発活動を行います。
2011年3月11日に「東日本大震災」が発生してから、早くも13年が経過しました。この壮絶な災害では、最大震度7の地震と、東京23区や東京多摩東部を含む広範囲にわたる震度5強の揺れ、そして最大9メートル以上の津波が沿岸部を襲い、東北から北海道、関東地方にかけて広範な影響をもたらしました。人命、住宅、道路はもちろん、電気、ガス、水道、通信、鉄道などのライフラインや交通機関も大きな被害を受け、その影響は未だに根深く残っています。
このたび東京都公園協会では、震災の痛切な記憶を胸に刻み、各自で備える防災意識を育むため、「結ぶ、学ぶ、守る。防災の大切さを知る」をテーマにした普及啓発活動を展開します。地域の皆様に防災意識を高めていただくため、当協会が指定管理者として管理・運営する都立公園のうち、「防災公園グループ」に属する21公園と神代植物公園、計22公園ではパネル展示やノベルティグッズの配布など、様々な取組を行います。
実施公園
東京都公園協会が指定管理者として管理・運営する、東京都建設局所管の「防災公園」グループ21公園と神代植物公園の計22公園
東白鬚公園、木場公園、砧公園、駒沢オリンピック公園、代々木公園、善福寺川緑地、和田堀公園(※)、汐入公園、城北中央公園、光が丘公園、舎人公園、水元公園、篠崎公園、葛西臨海公園、武蔵野中央公園、府中の森公園、武蔵野の森公園、小金井公園、東村山中央公園、東大和南公園、秋留台公園、神代植物公園
※和田堀公園の展示等は、サービスセンターが無いため善福寺川緑地で実施いたします。
実施期間
令和6年3月9日(土)・10日(日)・11日(月)
※期間中の実施日時は各公園により異なります。各公園の公式HPまたは公式X(旧Twitter)をご確認ください。
内容
※展示、動画放映、ワークショップの会場や時間は、各公園により異なります。詳細は、各公園のサービスセンター窓口にてお問合せください。
(1)パネル・ポスター展示
①「3.11現場の事実×心の真実 結~消防・命のプロが見た東日本大震災」
仙台市の「せんだい3.11メモリアル交流館」からご提供いただいた、仙台市若林消防署職員の手記をパネル展示します。
②「携帯トイレ・簡易トイレを備蓄しよう」
携帯トイレ・簡易トイレの備蓄を推奨する内容のポスターと簡易トイレを展示します。
(2)動画放映「若林消防職員へのインタビュー」
仙台市若林消防署隊員へのインタビューを、各公園に設置してある防災用デジタルサイネージで放映します。
(3)ワークショップ「『防災MYノート』づくり」
発災時にするべきいくつかの行動が記載されています。答えを書いて完成させてください。完成させた方には、ポータブルトイレを差し上げます。(なくなり次第終了)
協力
せんだい3.11メモリアル交流館
その他
・ご来園前に各公園公式HP・公式X(旧Twitter)にて最新情報をご確認ください。
・「防災公園グループ」21公園および神代植物公園は、皆様の安全に配慮しながら、節電して営業しています。 電力を「へらす」「つくる」「ためる」HTT に、ご理解・ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。
問い合わせ先
公益財団法人 東京都公園協会
公園事業部 防災公園担当
電話 03-6380-2133
「防災公園グループ」21公園と神代植物公園について