【ハロウィンイベント】学生ベンチャーと介護事業所が高齢者宅にまで笑顔を届けに、トリックオアトリート
株式会社whicker(所在地:京都市左京区吉田本町36 番地 1京都大学国際科学イノベーション棟西館 104 ベンチャーインキュベーションセンター内、代表:山本智一)は、世代間交流の一環として高齢者と学生の交流を促進するイベント「ハロウィンは!団地でみんなで楽しくお料理!」を2024年10月26日(土)に山科団地で開催します。
背景
株式会社whickerのサービス『まごとも』は、2024年10月26日(土)、京都府左京区岩倉にて、訪問介護事業所と協力して、シニア世代と若者が一緒に料理を作って味わい、さらに、自宅で介護を受ける高齢者にも訪問(トリックオアトリート)して、料理をプレゼントする「ハロウィンイベント」を開催します。このイベントでは、訪問介護のヘルパーや学生たちがシニアと共に、京都発祥の料理である「肉じゃが」とハロウィンのカボチャ料理を作り、シニアと若者が一緒に料理を体験し、食事を通じて心温まる交流を行います。
イベントの2つの特徴
料理を通じて世代間の交流:京都発祥の肉じゃが作りを通じて、共に楽しみ、世代間交流にて絆を深めます。
ハロウィン形式の部屋訪問:介護状態で、料理が難しいシニアの所へも仮装した若者が、料理を渡しに訪問して、楽しい会話をすることができます。
日程
8:50 集合(京都府左京区岩倉)
9:00 イベント開始(自己紹介と調理説明)
9:30 調理開始
11:00 料理の小分けと届け先の割り振り
11:30 料理のお届け
15:00 イベント終了、片付け・解散
株式会社whickerについて
株式会社whickerは、京都大学や京都橘大学とも世代間交流の共同研究を行う京都大学発ベンチャーであり、孫世代の若者とシニアとの外出やスマホ支援など、会話を楽しむサービス「まごとも」を提供する、ビジネスケアラーや2025年問題に向けた支援に取り組む学生スタートアップです。
まごとものビジョン
「親の介護」と「仕事の両立」は、多くの家族世代が直面する深刻な課題です。経済産業省の推計によると、2030年には約318万人がこの問題を抱え、仕事と介護を両立するビジネスケアラーによる経済損失額は約9兆円に達するとされています。
また、2025年には団塊世代が全員後期高齢者になり、高齢者の増加に伴う医療・介護費負担の増加や介護事業所の倒産、介護士の高齢化といった課題が一層深刻化します。
こうした社会問題に対処するため、弊社は『まごとも』という新しい世代間交流サービスを提供しています。『まごとも』では、介護福祉士の監修を受けた若者がシニアを訪問し、外出やデジタルサポートなど、介護保険では対応できない幅広いニーズに応えます。
特に注目すべき点は、シニアと若者の交流がもたらす精神的な活力です。『まごとも』を利用し始めたシニアが、精神的に前向きになり、自主的に歩行訓練を行うようになり、数週間で補助器なしでの歩行が可能になった事例もあります。
こうした交流は、シニアの元気を引き出すだけでなく、ビジネスケアラーとして働く家族の介護負担を大幅に軽減する効果があります。
さらに、サービスの透明性を重視し、ご家族には終了後に笑顔の写真付きレポートを提供しています。実際に利用されたご家族からは「親の日常にハリが出て嬉しい」「親がポジティブになった」という嬉しい声が多く寄せられています。
また、京都大学および京都橘大学との共同研究により、世代間交流の価値を学術的に探求しており、今後もこの取り組みを通じて高齢化社会の課題解決に貢献してまいります。
本件に関するお問い合わせ
株式会社whicker(ウィッカー)
本社所在地:〒606-8501京都府 京都市左京区吉田本町36 番地 1
京都大学国際科学イノベーション棟西館 104 ベンチャーインキュベーションセンター内
代表取締役:山本 智一
設立年月日:令和4年2月8日
事業概要:高齢者に対する家事代行を含む訪問介護型生活支援事業
サービスHP:https://whicker.info/
各種SNS:https://lit.link/magotomo