超音波厚さ計のフラグシップ「CMX DL+」を 新機能“GAIN SLOPE”等搭載し、Version IIにモデルチェンジ
超音波検査機器の販売を行うダコタ・ジャパン株式会社(本社:さいたま市、代表取締役:深澤 義知)は、新製品の超音波厚さ計『CMX DL+』Version IIの販売を2月21日に開始します。
▽『CMX DL+』Version II
https://www.dakotajapan.com/thickness-gauge/cmxdlp-v2.html
◆超音波厚さ計『CMX DL+』Version IIの概要
『CMX DL+』は、0.001mm分解能と10mの測定範囲を実現した超音波厚さ計のフラグシップモデルです。
A/Bスコープ表示、独立3ゲート、自動温度補正、スキャンモード(高速サンプリング&最小値・最大値ホールド機能)など様々な機能を搭載しています。また、感度低下を伝播時間をもとに補正する、新機能のGAIN SLOPE(TDG)を搭載し、厚物やFRP・ゴム等の高減衰材も今まで以上に正確な測定が可能になりました。
パルス・エコーモード(厚さ測定、腐食・減肉検査)、エコー・エコーモード(塗膜上からの母材厚さ測定)に加え、膜厚測定モードを搭載しており、肉厚と膜厚を同時に測定することも可能です。また、4GBのデータロガーを内蔵しており、測定データは付属のソフトウェアで簡単にPCに転送・表示することができます。
有機ELディスプレイ(OLED)搭載のカラーモデルと、直射日光でも見やすく電池の持ちに優れたモノクロモデルの2タイプをラインナップしています。
◆用途
・鉄・鋼・鋳鉄・アルミニウム・ステンレスなどの金属や、ガラス、プラスチック、セラミック等の厚さ、腐食・減肉検査
・塗膜上からの母材(素地)の厚さ測定
・膜厚の測定
◆特徴
・Aスコープ(RF、半波整流)とBスコープ表示機能を搭載
・ニ振動子探触子だけでなく一振動子探触子にも対応
・0.001mmの高分解能モード
・高減衰材や厚物の測定用に新規に開発した『GAIN SLOPE』機能
・膜厚測定モードを搭載、膜厚と母材を同時に測定
・IP65の防塵・防滴性能と2年保証
・4GBの大容量データロガー(CMX DL)
◆主な仕様
寸法 :64(W)×165(L)×32(D)mm
重量 :約383g(電池含む)
音速測定範囲:310~18,542m/秒
表示分解能 :0.01mm / 0.001mm
測定モード :パルス・エコー、エコー・エコー、マルチ・エコー、膜厚測定モード
周波数 :1MHz~20MHz
パルス電圧 :100 / 150 / 200V
パルス幅 :スパイク / ノーマル / ワイド
ダンピング :50 / 75 / 100 / 300 / 600 / 1,500Ω
探触子 :一振動子探触子 / 二振動子探触子
IP等級 :IP65(防塵・防滴)
電源 :単3アルカリ電池3本(35時間動作)
測定範囲 :
パルス・エコー・モード :0.63~10,000mm(10m)
パルス・エコー + 膜厚測定モード:母材0.63~10,000mm(10m)、膜厚0.01~2.54mm
パルス・エコー + 温度補正モード:0.63~10,000mm(10m)
エコー・エコー・モード :2.54~100mm
マルチ・エコー・モード :2.54~50mm
膜厚測定モード :0.013~2.54mm
※ 測定範囲は、トランスデューサーおよび材質、形状、表面状態に左右されます。
機能 :
自動零点調整、Vパス補正、アラームモード、差厚測定モード
感度調整、スキャンモード(最小・最大値ホールド)、トランスデューサー自動認識
画面キャプチャ、USB給電、GAIN SLOPE(TDG)、データロガー(4GB)
◆価格(税別)
CMX DL+(モノクロディスプレイ) :548,000円
CMX DL+ Color(有機ELディスプレイ):568,000円
◆お見積・お問い合わせ
https://www.dakotajapan.com/reference.html
◆会社概要
会社名 : ダコタ・ジャパン株式会社
所在地 : <本社>
〒338-0002 埼玉県さいたま市中央区下落合5丁目10番5号
<本製品を管轄している部門>
〒330-0802 埼玉県さいたま市大宮区宮町4丁目150番1号
代表取締役: 深澤 義知
事業内容 : 非破壊検査機器の販売および校正
サイトURL : https://www.dakotajapan.com