熊本県内最大級のアートイベントが11月23日より開催! 市民とアーティストが一体となりアートの里づくりで地域活性化
熊本県菊池市民で構成する菊池アートフェスティバル実行委員会(松永 幸雄実行委員長)は、菊池市をアートの里として全国に売り出したいとの思いから、旧龍門小学校をメイン会場に2017年11月23日(木・祝)~26日(日)に「菊池アートフェスティバルvol.2」を開催します。若手アーティストを支援する団体「熊本アートオーガニゼーション(KAO)」も一緒にフェスティバルの運営を行います。
展示には東京や海外で活躍しているアーティストも参加。市内の中学・高校生の作品も出展予定です。地域住民や市民団体、地域おこし協力隊も運営実行委員として携わり、「アートの里づくり」による地域活性化を目指します。
2016年は計4日で全国から延べ約1万人が来場しました。このフェスティバルを通じて過疎に悩む龍門地区を活性化するだけでなく、熊本地震の被災者の皆さんをアートの力で元気づけたいと考えています。
「菊池アートフェスティバルvol.2」概要
期間:2017年11月23日(木・祝)~26日(日) 各日とも午前10時~午後5時
11月19日(日)から先行展示を行います。
場所:旧龍門小学校(熊本県菊池市龍門356)、
竜門ダム芝生広場・ロンロン館(熊本県菊池市龍門916)
主な内容
(1)アート
彫刻、日本画、インスタレーション、ブラックシアター、空中映像、障がい者の方々のアートなど。新進気鋭のアーティストなど約100人が出展するほか、市内の中学・高校生も参加予定。
(2)ステージ
23日(木・祝)と25日(土)の2日間、延べ14組のアーティストがパフォーマンス。26日(日)は、居合演武やアーティストのトークショーなどを開催。
(3)マルシェ
4日間で延べ200店舗が出店予定。
(4)ワークショップ
シルクスクリーンでプリントバッグ作り、段ボールのロボット作りなど家族で楽しめるメニューを用意。
▼2016年の写真
熊本アートオーガニゼーション(KAO)
熊本県下で制作活動をしている若いアーティストたちの作品、技術などの情報交換、地域企業、地域の商業デザインクリエーター、クラフト作家たちとの交流を広め、アートの社会活用、アーティストたちの交流と生産性の両立をさせながら地域の活性化とアーティスト、クリエーターの支援を行う団体です。
龍門地区について
熊本県菊池市の山間部に位置する龍門地区は、高齢化や空き家、耕作放棄地など過疎化に関する問題が発生しています。菊池市は龍門を地域再興のモデル地区とし、2013年3月限りで閉校となった龍門小学校を活用。地域おこし協力隊が同小学校を拠点としているほか、様々なイベントの会場として使用しています。菊池市及び地域おこし協力隊としてはこの龍門地区を地域活性化の情報発信基地、およびアンテナスペースと位置づけています。
▼山々に囲まれた竜門ダム
菊池地域おこし協力隊について
菊池市は2014年度から協力隊の募集を始め、現在は全国から集まった男女10人が活動しています。それぞれ移住定住促進・観光振興・文化振興・健康推進などさまざまな分野で活躍し、よそ者目線で地域おこしに取り組んでいます。