【2300万年前からの贈り物】Oxtoneの素材とは
Oxtone(オクストン)は天然石から作られた「置いて伝えるコミュニケーションツール」です。実はオクストンは素材に特殊な天然石を使用しています。今回はその「石」について紹介します。
2300万年前から現在へ
Oxtoneは独特の模様がある石を使用しています。こちらの石は新潟県糸魚川市で産出される「流紋岩」※と呼ばれる鉱物です。
新潟県糸魚川市は良質なヒスイの採石地として有名です。この地域で起きた2,300万年前の火山活動により、流紋岩が形成されました。
できた流紋岩は、姫川渓谷から海へ流れつく過程で角が取れ、自然な楕円の丸いかたちになっていきます。
オクストンはこの自然なかたちを加工することなく、そのまま商品に採用しています。
※オクストンは流紋岩と流紋岩質凝灰岩の両方を使用しています。
流紋岩の特徴
その独特の模様
流紋岩の特徴として第一に挙げられるのは、独特な模様がある点です。マグマが流れながら冷え固まる事でこの模様ができます。このことが「流紋岩」という名前の由来でもあります。
糸魚川市で採れる流紋岩は、トラの縞柄のような模様から「虎石」と呼ばれて親しまれてきました。表面の茶色とクリーム色の波紋状の模様は、含有される鉄分が風雨や海水の影響で酸化してできたものです。
キラキラした結晶を含む
また、ガラス質の結晶が含まれていることも特徴の一つです。流紋岩の表面には石英結晶の粒が見えることもあり、光の反射する角度によってキラキラと光ります。この結晶は川から海への旅路の中で取れてしまうこともあり、その場合は穴となってその痕跡が残ります。
濡れると見た目が変化する
その他に流紋岩は水に濡れると色が変わるという性質もあります。手で握っていると、じわっと色が変化していきます。表面の手触りもしっとりとした触感に変わります。
流紋岩採石地近くの「えちご押上ひすい海岸駅」では、その色が変わる様子が駅舎に展示されています。
そしてあなたのもとへ
オクストンの素材に使われている流紋岩は、2,300万年前の火山の噴火により生まれました。そして、川から海へ長い時間をかけてたどり着きます。その旅路の中で自然と丸くなり、独特の模様が形成されます。
この流紋岩が私たちのもとにたどり着くまでに、実に長い年月を要しています。角が取れて丸くなったフォルムや、表面のしっとりとした手触り、また特徴的な模様にはその歴史が刻まれています。
オクストンは素材の歴史が刻んだ特性をそのまま活かし、コミュニケーションツールとして実用化させた商品です。実物に触れて、その歴史を感じてみてください。
オクストンはインターネットで商品を購入することが可能です。この機会にぜひ一度オクストンのWebショップをご覧ください。
SNS情報
Instagram :https://www.instagram.com/oxtone__list/
販売サイト :https://www.oxtone.jp
販売に関するお問い合わせ先
会社名 : 株式会社ウィルコ
所在地 : 〒225-0002 神奈川県横浜市青葉区美しが丘5-14-6
Webサイト : https://wilco.jp/
TEL : 045-532-3836
MAIL : ishikoro@oxtone.jp