【名城大学】「高校生ロボットSIリーグ」の参加生徒が理工学部のロボット関連研究室を見学

学校法人 名城大学

大原賢一教授(メカトロニクス工学科)が「SIリーグ」の審査員を務める縁で開催

関山研究室のデモ実験

愛知県が主催する「高校生ロボットシステムインテグレーション競技会(略称・高校生ロボットSIリーグ)」に出場する愛西工科高校と名古屋たちばな高校の生徒計12人が8月2日、天白キャンパスを訪れ、理工学部のメカトロニクス工学科と電気電子工学科、機械工学科、交通機械工学科のロボット関連研究室を見学し、自動運転やVR、AIの技術などを活用した最先端の研究の一端に触れました。

4学科の7研究室で教員や学生が最先端の研究を紹介 デモ実験やVR体験も

「高校生ロボットSIリーグ」は、愛知県がロボット人材の創出を目指して2022年度から開催している競技会です。参加チームのメンバーは12月の競技会に向けて、各種講習会に参加して、モノづくり現場へのロボット導入の際にシステム設計や設置などを行う「ロボットシステムインテグレーション」を学ぶとともに、「ロボットSIer企業」の指導や助言を受けながら約8カ月間かけてモノづくりの自動化を行う競技課題に取り組みます。

メカトロニクス工学科の大原賢一教授がSIリーグの審査員を務めている縁で、昨年から参加生徒の見学会を開催。この日は、初めに大原教授が「大学で行われている研究に触れて楽しんでください」とあいさつ。理工学部の児玉哲司学部長は「研究実験棟は新しくてとてもおしゃれな建物で、ぜひ見学してください」、愛知県産業振興課の丸山裕佑さんは「進路やキャリアを考える貴重な機会にしてもらえれば」と呼び掛けました。

続いて生徒たちは2グループに分かれ、メカトロニクス工学科の大原、目黒、芦澤、関山の各研究室と電気電子工学科の田崎研究室、交通機械工学科の宮田研究室、機械工学科の池本研究室を訪問。それぞれ約20分間にわたって、教員や学生から研究内容や各種ロボットのメカニズムなどの説明を受けたり、ドローンの自律飛行やロボットアームがペットボトルをつかむデモ実験などを見学したりしました。

大原教授「あらためて本学のロボット関連研究のレベルの高さを感じました」

生徒たちはどの研究室でも興味深そうに説明に聞き入り、「とても面白いです」などと感想を話していました。また、ヘッドマウントディスプレイをつけてVRでジェットコースターを体験した生徒は「すごく目が回った」「体感が良くて楽しかった」と振り返っていました。生徒たちの見学に同行した大原教授は「あらためて本学のロボット関連の研究のレベルの高さを感じました。高校生をはじめ広く内外にアピールしていくことができれば」と話していました。

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