【ダイキン】「WBCSD:持続可能な開発のための世界経済人会議」に加盟
ダイキングループは、気候変動や自然破壊、不平等の拡大といったサステナビリティの課題に対して、議論・調査・提言活動を行う、「WBCSD:持続可能な開発のための世界経済人会議(World Business Council for Sustainable Development)」に加盟しました。
WBCSDは、持続可能な開発をめざし1995年に設立された、スイス・ジュネーブに本部を置く国際経済団体です。各国の政府やNGO、国際機関と協力しながら、会員企業が議論・調査を行うためのプラットフォームを提供し、経済界としての提言をとりまとめ発信する活動などを行っています。現在、世界各地の幅広いセクターから200を超えるグローバル企業が加盟しており、加盟企業の売上高は合計で8.5兆ドル、従業員数は1,900万人を超えます。
当社は、世界で唯一空調機器と冷媒の両方を製造する企業として、環境技術を活かした製品・サービスを世界中に提供してきました。主力事業である空調は、暑い地域の室内環境に変革をもたらし、社会を支えるインフラの一つとして定着しています。熱中症の予防や空気質の改善を通じて人々の健康に寄与し、労働効率の向上による経済発展にも貢献してきました。半面、世界の空調需要は2050年に現在の3倍に拡大するとの予測もあり、電力需要の増大が大きな課題です。
コロナ禍で重要性を増した安全・安心で健康・快適な空気環境を提供しながら、将来にわたって温暖化影響を限りなく低減することが当社の社会的使命です。事業の成長と環境・社会課題の解決をいかに両立していくか、自ら問い続け答えを出していく企業でありたいと考えています。WBCSDへの加盟を通じて、セクターや地域を超えた多くの企業とともに、気候変動問題をはじめとする社会課題の解決に取り組むことで、サステナビリティへの貢献を加速していきます。