小児病棟で、メリークリスマス！ 農学部×医学部奈良病院「食事満足度向上プログラム」の一環
近畿大学農学部(奈良県奈良市)食品栄養学科の学生らと、近畿大学医学部奈良病院（奈良県生駒市）のスタッフが協同し、平成28年(2016年)12月22日（木）に小児病棟入院患者とそのご家族を対象に、「クリスマスイベント」を開催します。
【本件のポイント】
●農学部食品栄養学科学生と、医学部奈良病院による連携企画
●小児病棟の子どもたちやそのご家族に、楽しいひとときを提供
●学生は子どもたちと直接触れ合うことで、食事満足度向上プログラム事業の取り組みに対するモチベーションを高める
【本件の概要】
農学部食品栄養学科の学生（臨床栄養学研究室卒論生2人、2年生6人）が、医学部奈良病院小児病棟の看護師や栄養部の管理栄養士らと共に、小児病棟に入院する0歳～6歳の約15人の子どもたちとそのご家族を対象にした「クリスマスイベント」を開催します。本イベントは、今年度から開始した農学部食品栄養学科と医学部奈良病院栄養部による連携企画「食事満足度向上プログラム」の一環によるもので、今年8月の「夏祭り」、10月の「ハロウィン」に続き3回目の開催です。
学生は本イベントの企画から関わり、当日は小児病棟内の看板作成や飾り付けの他、ミニクリスマスツリーを子どもたちと一緒に製作します。また、奈良病院栄養部職員と製作した手作りおやつ（クリスマス仕様の手作りクッキー）を、子どもたちに提供します。
■日時：平成28年（2016年）12月22日（木） 13：00～15：00
■会場：近畿大学医学部奈良病院 ３D病棟プレイルーム
（奈良県生駒市乙田町1248‐1、近鉄生駒線「東山駅」から徒歩約10分）
■対象：小児病棟入院患者およびそのご家族（入場無料）
【食事満足度向上プログラムについて】
近畿大学農学部食品栄養学科と近畿大学医学部奈良病院栄養部は、「食事満足度向上プログラム」として主に下記4点について病院食の満足度向上に向けた連携企画を実施しています。
1．食事に関する嗜好調査実施
従来は、栄養部で年2～4回実施していた嗜好調査を学生と共同で実施。調査結果で得られた問題点を学生が分析する。
2．病棟内デイルーム掲載献立表の変更、季節献立のアピールメッセージ作成
予定献立をもとに、季節感やアピールポイントを栄養部から連絡を受け、学生がイラスト入りで入院患者の献立表を作成。
3．近大産農産物の提供及びアピールメッセージ作成
近畿大学農学部や附属農場などで栽培された安全・安心な農産物を病院食献立に取り入れ、そのメッセージカードを献立に添えて情報を提供する。
4．医学部奈良病院栄養部職員と連携し、小児病棟入院患者とその家族を対象としたイベントを定期的に開催（8月：夏祭り、10月：ハロウィン）。
