経営学部生が砂糖卸店、和菓子店と和菓子を共同開発 奈良県のフードフェスティバル「シェフェスタ」に出店
近畿大学経営学部（大阪府東大阪市）キャリア・マネジメント学科准教授 松本誠一ゼミは、老舗砂糖卸店の株式会社砂糖傳（さとうでん）増尾商店（ますおしょうてん）（奈良県奈良市、以下 増尾商店）を通し、和菓子店の株式会社吉方庵（きっぽうあん）（奈良県桜井市、以下 吉方庵）と奈良県の魅力を発信するための和菓子の開発を行っています。
令和5年（2023年）10月7日（土）～15日（日）に行われる奈良県のフードフェスティバル「シェフェスタ」において、10月13日（金）・14日（土）の2日間、共同開発した和菓子「大和茶あんばたーさんど」と、吉方庵のオリジナル商品を販売します。
【本件のポイント】
●経営学部生が、奈良県の特産品を生かした和菓子を和菓子店吉方庵と共同開発
●奈良県のフードフェスティバル「シェフェスタ」で開発した「大和茶あんばたーさんど」などを販売
●学生は商品企画から売り場のポップ制作、価格設定までを手掛け、実学で商品開発を学ぶ
【本件の内容】
近畿大学経営学部の松本ゼミは、「若者の〇〇離れを食い止める」を研究テーマとして、さまざまな企業や自治体と産官学連携の取り組みを行っています。令和3年（2021年）からは、「若者の和菓子離れを食い止める」というテーマで、増尾商店と共同で奈良県の土産品の開発に取り組み、「大学生が選ぶ和菓子の詰め合わせセット」を企画して、令和4年（2022年）10月に大阪阿部野橋駅で催事販売を行いました。その他にも、奈良県の魅力をSNSなどで発信し、地域活性化の取り組みを行っています。
今回は、奈良県桜井市の和菓子店吉方庵と若者目線を生かした和菓子の開発を行い、奈良のフードフェスティバル「シェフェスタ」に「和スタンド」という店を出店します。共同開発した「大和茶あんばたーさんど」のほか、吉方庵のオリジナル商品「ブリュレ芋羊かん」と「KUZU MOCHI SODA」を販売します。「大和茶あんばたーさんど」は若者に人気のある「あんバターサンド」をベースとし、奈良県の特産品である「大和茶」と米粉を用いたグルテンフリーの生地が特徴です。学生は、商品企画から包材の提案、ポスター・ポップの作成や価格設定まで行いました。
松本ゼミでは、今後も若者の和菓子離れという課題解決をめざし、地域と連携した商品開発に取り組み、地域創生に貢献します。
【イベント概要】
イベント名 ：奈良のフードフェスティバル「シェフェスタ」
日時 ：令和5年（2023年）10月7日（土）～15日（日）10：00～17：00
※「和スタンド」の出店は10月13日（金）・14日（土）
場所 ：奈良公園登大路園地（のぼりおおじえんち）
（奈良県奈良市登大路町、
近鉄奈良線「近鉄奈良駅」から徒歩約5分）
対象 ：一般の方（参加無料、事前予約不要）
価格 ：「大和茶あんばたーさんど」390円（税込）
「ブリュレ芋羊かん」420円（税込）
「KUZU MOCHI SODA」660円（税込）
ホームページ：http://nara-foodfestival.jp/
お問合せ ：増尾商店 TEL（0742）26-3108
吉方庵 TEL（0744）43-2306
【学生のコメント】
経営学部商学科4年 野間鈴菜さん（お土産プロジェクト商品開発班リーダー）
「奈良県の魅力を伝えられるような和菓子を作りたい」という想いから、地域活性化と若者の和菓子離れを食い止めることを目的とし、奈良県の特徴や特産品を生かした和菓子の商品開発を提案しました。私たちが提案した商品をきっかけに、和菓子の良さを感じたり、奈良県のことを少しでも知ったりしていただきたいと考えています。
【株式会社砂糖傳増尾商店】
所在地 ：奈良県奈良市元興寺町10（本店）
代表者 ：代表取締役社長 増尾朗
事業内容 ：砂糖・粉卸売
創業 ：安政元年（1854年）
ホームページ：https://www.satouden.com/
【株式会社吉方庵】
所在地 ：奈良県桜井市三輪642-5（本社）
代表者 ：代表取締役 鍵谷安利
事業内容 ：菓子製造・販売
創業 ：昭和39年（1964年）
ホームページ：https://kippouan.com/
【関連リンク】
経営学部 キャリア・マネジメント学科 准教授 松本誠一（マツモトセイイチ）
https://www.kindai.ac.jp/meikan/1219-matsumoto-seiichi.html
経営学部
https://www.kindai.ac.jp/business/
